■最安グレードがそもそも「高い」!?
ホンダの軽スーパーハイトワゴン「N-BOX」は、国内トップの販売台数を誇る大人気モデルです。
なかでも最高額グレードは230万円を超える価格だといいますが、一体どのような仕様なのでしょうか。
【画像】超カッコいい! 230万円超えの「N-BOX」を画像で見る(30枚以上)
N-BOXは、2011年12月に初代がデビューし、以降2度のフルモデルチェンジが実施されています。
現行モデルは、2023年10月に発売された3代目です。
3世代にわたって大人気を博し、軽自動車販売台数No.1を初代から現在まで記録し続けています。
なかでも2017年度から2024年度上半期は、2020年度を除き、登録車も含めた全新車販売台数総合連続1位を記録(2020年度は総合2位)するなど、日本を代表するモデルとなりました。
現行モデルは、ベースのN-BOXに加え、「N-BOX JOY(ジョイ)」「N-BOX Custom(カスタム)」の3モデル体制のラインナップで販売されています。
パワートレインは、最高出力58PS・最大トルク65N・mを発生する660cc自然吸気エンジンと、64PS・104N・mを発生する同ターボエンジンが用意され、トランスミッションは全車CVT。駆動方式は2WD(FF/前輪駆動)・4WDを設定しています。
最もベーシックなN-BOXのエントリーモデル(自然吸気・2WD)の車両価格は168万9600円ですが、国内の軽スーパーハイトワゴンのベーシックグレードのなかでは最も高いプライスとなっています。
ホンダ以外で、主な軽スーパーハイトワゴンのエントリーモデルを高い順に列記すると、日産「ルークス」163万7900円、三菱「eKスペース」158万0700円、スズキ「スペーシア」153万100円、ダイハツ「タント」148万5000円と続き、N-BOXの車両価格が高い水準にあることがわかります。
現行型のN-BOXは、装備を簡素にしたビジネスユーザー向け仕様などは用意しておらず、こうした基本的な装備の違いが価格差となって表れているようです。
■標準的なオプションと諸費用をあわせると300万円の大台に!
一方でN-BOXは、最上級グレードも高価格な設定となっています。
N-BOXカスタム「ターボ コーディネート スタイル(2トーン)」(4WD)の価格は238万2600円。
登録車のトヨタ「アクア」や日産「ノート」といったハイブリッドコンパクトカーに届いてしまう価格帯です。
N-BOXカスタムは上質さを強く打ち出したモデルで、フルLEDヘッドライトやエアロパーツをはじめ、内外装の加飾など、高級感あふれる仕様になっています。
なかでも“コーディネート スタイル”は、フルプライムスムースシートや、ダーククロームメッキ加飾のフロントグリル、リアライセンスガーニッシュ、ブラックアルミホイールなどで、シックな内外装コーディネートとなるものです。
ちなみにボディカラーに人気の有償色「プラチナホワイト・パール×クリスタルブラック・パール」を選択し、「マルチビューカメラシステム」を追加すると、259万7400円になります。
実際に購入した場合の支払額はどうなるのでしょう。ホンダ公式サイト上で簡易見積もりをしてみました。
販売店オプションとして、フロアカーペットマット(プレミアム)やドアバイザー、ライセンスプレートフレームなどをセットにした「新車パッケージ」、インターナビ対応の9インチ「ホンダコネクトナビ」「前後2カメラドライブレコーダー」「ETC2.0車載器」を選択すると46万6950円。
諸費用14万2200円とあわせ、合計306万4350円という支払い総額になりました。
※ ※ ※
N-BOXジョイをのぞいた販売構成比は、N-BOXよりもN-BOXカスタムが上回っているようです。
カスタムの最安モデルでも約187万円で、諸費用を含めた乗り出し価格は200万円超えとなることから、多くの人がN-BOXに結構な金額を出していると言えます。
リセールバリューも高く、引き続き新車販売1位の記録を更新し続けそうな気配です。
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みんなのコメント
それくらい出すならコンパクトカーを買った方が良い。
300万もしないし、何より事故時に軽のぺかぺかな車体では悲惨な事になりかねない。