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【速報】エスクァイアと同時オーダー終了発覚! 新型ノア来年1月登場&「統合」もヴォクシーの名は存続へ

掲載 更新 42
【速報】エスクァイアと同時オーダー終了発覚! 新型ノア来年1月登場&「統合」もヴォクシーの名は存続へ

 トヨタのミドルサイズミニバン「ノア」、「ヴォクシー」の上級版として登場したエスクァイアが、2021年12月をもって生産終了することが発表された。新車のオーダーはすでに9月23日をもって終了しており、注文残の生産・納車を残すのみだ。

 そこで気になるのが、2022年1月にフルモデルチェンジを迎える新型ノア/ヴォクシーの行方だ。兄弟車のまま残るのか、それともどちらか一つに絞られるのだろうか。販売店への取材で分かった最新情報をお伝えする。

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文/佐々木亘、写真/TOYOTA

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■ノア/ヴォクシーも現行型はオーダー終了! 注目の新型は?

2014年に登場した現行型ノア。ヴォクシーとともに9月23日にオーダー終了となっていることが判明した

 エスクァイアのオーダー終了と同日、現行型のノア・ヴォクシーの注文も締め切られた。フルモデルチェンジ予定の2か月以上前に、オーダーストップをかけるのは異例の対応だ。ここには9月・10月の、トヨタ工場稼働停止が大きく影響している。

 モデルチェンジまでに現行型の生産をすべて終え、新型の生産体制を整えなければ、新型車の発表はできない。現行型の生産が終わらなかった場合には、新型の発表を数週間遅らせる可能性もあるだろう。販売店では、突如通達されたオーダーストップに今後の不安を感じていた。

 さて、昨年からスタートしたトヨタ全チャネル車種併売化以降、兄弟車と言われるクルマは軒並み片方が姿を消してきた。残るはアルファードヴェルファイアとノア・ヴォクシーだ。

 ただ、アルファード・ヴェルファイアに関しては、実質的にアルファードがヴェルファイアを吸収する形で決着した。

 では、最後の兄弟車となるノア・ヴォクシーの行方はどうなるのか。前例からするとノアがヴォクシーを吸収する形が自然だが、統合に関しては様々な葛藤が見え隠れする。

■ヴォクシーが存続する公算は高い

ヴォクシーは、2020年4月の一部改良で3ナンバーのエアロボディおよび特別仕様車にグレードを絞り、5ナンバー車を廃止。しかし、トヨタミニバン3兄弟のなかで、ダントツで売れていた

 筆者はヴォクシーの存在は残り続けると考えている。そのひとつの理由が、販売台数の差だ。

 2021年7月の新車販売台数は、ノアが1971台(前年同月比48.5%)に対し、ヴォクシーは6371台(前年同月比119.8%)である。2021年累計販売台数では、ノアが2万3596台でヴォクシーは4万7462台と、ダブルスコア状態だ。

 アルファード・ヴェルファイアの例でいくと、人気のなくなったヴェルファイアがアルファードに吸収されている。もともとアルファードのほうがクルマとしての歴史も古く、メーカーとしても残したいクルマだった。競争にも勝ち、順当に整理がついた結果だろう。

 ヴォクシーの人気が圧倒的な状況では、ノアがヴォクシーに吸収される格好となるのが自然だ。しかし、クルマの歴史はノアのほうが長く、派生車として生まれたヴォクシーを残すという選択は、メーカーとしても避けたいのが本音だと思う。

 多くの販売店で、ノア・ヴォクシーのフルモデルチェンジに対する聞き取りをおこなったが、ヴォクシーがなくなるという話は出てこなかった。全ての販売店で、「ノア・ヴォクシーに関しては、来年の1月にモデルチェンジをおこなう」というのが回答だ。

■新型でノアへ「統合」ならヴォクシーはどうなる?

ノアの派生車として登場したヴォクシー。新型では「ヴォクシー(VOXY)」というグレード名として名前は残る見込み

 モデルチェンジ時の統合に関しては、トヨタ店・トヨペット店・カローラ店での取材時、先述の回答が返ってきた。しかし、一部のネッツ店で気になる話が出てきたので紹介する。ネッツ店はヴォクシーを専売車種として取り扱ってきた。ヴォクシーに寄せる思いは、他チャネルよりも強い。

 このネッツ店では「ノアとヴォクシーはフルモデルチェンジ時に統合する予定だ」というのだ。しかし「ヴォクシーの名前は残ります」と続ける。いったいどういうことなのか。

 対応してくれた営業スタッフによると、統合の構図は以下のようになる。

 ノア・ヴォクシーは、ノアへ車名を統合する。そのうえで、現行型の「Si」・「G」・「X」というグレードラインナップのなかに、「ヴォクシー(VOXY)」を新設するというのだ。

 新型ではグレードのアルファベットを置き換えるが、「Si」に準ずるグレードが高級志向(エスクァイアの路線)、「G」に準ずるグレードでファミリー志向(ノアの路線)、「X」に準ずる廉価グレードを置き、新たにスポーツグレードのような格好でグレード名「VOXY」が設定される。

 グレード「VOXY」については、現行型ヴォクシーのイメージを最大限継承し、エクステリアからインテリアまで、専用装備を増やす。しかし、あくまでクルマとしては「ノア」が販売されるという形になるということらしい。

 メーカーとしては兄弟車の統合を進めたい。ゆえに「VOXY」グレードをノアの中に投入するこの案は、可能性が低い話ではないだろう。車名はノアに統一でき、現在のヴォクシー人気も汲み取ったうえで、ノアの販売台数に計上できる。自然と統合も完了だ。

 取材時点では、まだ非公式な情報であり、確度は高そうだが断定はできない。確かな裏付けが取れるまで取材を続け、続報をお伝えしたい所存である。

◆  ◆  ◆

 併売化後に残るトヨタの兄弟車問題。トリを飾るノア・ヴォクシーは、ミニバンラインナップでも中核を担うモデルなだけに、取り扱いも慎重になるだろう。少なくとも、現在のノア・ヴォクシーユーザーが、納得できる結果で落ち着いて欲しい。

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みんなのコメント

42件
  • 要するにエスクァイアは生産終了で、ノアとヴォクシーについてはどうなるかわからん、ってことね。
    あとは全てライターの憶測。2行で済む内容の薄さ。さすがベストカーだな。
  • >販売店への取材で分かった最新情報をお伝えする。
    ベストカーさん、てきとうで限りなく嘘に近いような報告ばかりするから、お伝えしてもらわなくて結構です。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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