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【2024年版】トヨタ ヤリスクロス VS スバル クロストレックを徹底比較

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【2024年版】トヨタ ヤリスクロス VS スバル クロストレックを徹底比較

中古車購入チェックポイント [2024.04.15 UP]


【2024年版】トヨタ ヤリスクロス VS スバル クロストレックを徹底比較
トヨタのヤリスクロスとスバルのクロストレックは、同ジャンルの中でも高い性能と実用性を誇る人気SUVです。しかし、どちらも魅力的な車のため「どの車種を選べばいいのだろう」と迷う方もいるでしょう。

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この記事では、自分にぴったりの車を選びたい方に向けて、人気SUVのヤリスクロスとクロストレックの性能を燃費や価格など、様々なポイントから比較します。

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トヨタ ヤリスクロスのプロフィール
トヨタのヤリスクロスは、同メーカーのコンパクトカー「ヤリス」から派生したコンパクトSUVです。ヤリスは街乗りメインの車種でしたが、ヤリスクロスは車高・走破性・荷室容量を向上させたことで街乗りとオフロードのどちらも対応できます。

例えば、ガソリン車の4WDモデルは、二輪走行と四輪走行を運転席から切り替えられる「マルチテレインセレクト機能」が標準搭載です。ハイブリッド車の4WDモデルに備え付けられている「トレイルモード」では、駆動力やブレーキの自動制御によって、悪路の走行を支援します。

ヤリスクロスは、コンパクトカーのヤリスよりパワーがある分、ファミリーカーやアウトドア好きな方の要望を高いレベルで叶えてくれるでしょう。


先代モデルとの比較
ヤリスクロスは、2020年発売モデルが初代の新しい車種です。現在(2024年3月時点)までに2回マイナーチェンジが行われており、現在では18種類ものグレードが存在します。

2020年の初期モデルは、現行モデルにはないグレード「X Bパッケージ」を含む計14種構成。当初から高い評価を獲得し、発売からおよそ1年が経過した2021年11月時点のSUV販売台数ランキングで1位を獲得しています。

また、初期モデルの登場から2年経過した2022年に1回目のマイナーチェンジがモデルが発売されました。本モデルでは新たな上位グレード「GR SPORT」と「Z"Adventure"」が追加されています。グレード別のオプション拡充やカラーラインナップの増加など、初期モデルよりバリエーションが広がりました。


スバル クロストレックのプロフィール
スバルのクロストレックは、SUVでありながらも街乗り走行を重視したクロスオーバーSUVです。

SUVといえばオフロード走行が得意なジャンルですが、こちらは悪路も高速道路も快適に走れるバランスのよいタイプ。居住性も高いため、普段使いする1台として高い総合力を誇っています。

グレードは「Touring」と「Limited」をそれぞれ2WDと4WDタイプで用意した4種展開です。すべてのグレードにハイブリッドシステム「e-BOXER」が搭載されており、静音性と走破性に優れています。

シートアレンジが自在なうえ、荷崩れを防ぐカーゴフックやLEDリアゲートランプなど、アウトドアシーンで便利な機能も多数搭載されています。

また、乗車中の腰への負担を抑えるシート構造により、長距離移動でも疲れにくいのも魅力です。悪路の走行や長時間の高速道路運転でも、快適に運転を続けられるでしょう。


先代モデルとの比較
クロストレックは、2010年~2021年まで販売されていた「XV」の後継機にあたります。2022年のフルモデルチェンジを機に、XVの名称からクロストレックに変更されました。

先代にあたるXVは、インプレッサから派生したクロスオーバーSUV。初期モデルのXVは「インプレッサXV」とも呼ばれていました。

XVには、現在のクロストレックに続く水平対向エンジン「ボクサーエンジン」が搭載されており、同ジャンルのSUVの中でも走破性と振動制御に優れています。この水平対向エンジンは、現代メーカーではポルシェとスバルしか作っていません。

高い走破性とは裏腹に、低振動かつストレスの少ない走り心地を持つため、スバルの中でも高い人気を誇っています。


グレードと価格の比較
こちらでは、ヤリスクロスとクロストレックのグレード別に価格を紹介します。両車の希望小売価格は以下の通りです。

ヤリスクロスのグレード
(ハイブリッド車)メーカー希望小売価格HYBRID Z“Adventure”(1.5L・2WD)2,925,000円(税込)HYBRID Z (1.5L・2WD)2,809,000円(税込)HYBRID G (1.5L・2WD)2,524,000円(税込)HYBRID X (1.5L・2WD)2,295,000円(税込)HYBRID GR SPORT(1.5L・2WD)2,954,000円(税込)HYBRID Z“Adventure”(1.5L・E-Four)3,156,000円(税込)HYBRID Z(1.5L・E-Four)3,040,000円(税込)HYBRID G(1.5L・E-Four)2,755,000円(税込)HYBRID X(1.5L・E-Four)2,526,000円(税込)ヤリスクロスのグレード
(ガソリン車)メーカー希望小売価格Z“Adventure”(1.5L 2WD)2,551,000円(税込)Z (1.5L・2WD)2,435,000円(税込)G (1.5L・2WD)2,150,000円(税込)X (1.5L・2WD)1,907,000円(税込)GR SPORT(1.5L・2WD)2,571,000円(税込)Z“Adventure”(1.5L・4WD)2,782,000円(税込)Z(1.5L・4WD)2,666,000円(税込)G (1.5L・4WD)2,381,000円(税込)X (1.5L・4WD)2,138,000円(税込)クロストレックメーカー希望小売価格Touring(FWD)2,662,000円(税込)Limited(FWD)3,069,000円円(税込)Touring(AWD)2,882,000円(税込)Limited(AWD)3,289,000円円(税込)グレードのバリエーションではヤリスクロスのほうが豊富に選択肢があります。また、ヤリスクロスはガソリン車モデルも存在するため、購入のハードルは低いといえるでしょう。


外観とボディサイズの比較
こちらでは、ヤリスクロスとクロストレックのボディサイズを比較します。具体的な寸法は以下の通りです。

ヤリスクロス全長4,180~4,200mm×全幅1,765mm×全高1,580~1,590mmクロストレック全長4,480mm×全幅1,800mm×全高1,550~1,580mm幅と高さにほとんど差はありませんが、クロストレックのほうが300mmほど車体が長めです。また、クロストレックはルーフレールとシャークフィンアンテナ非搭載の場合、全高が1,550mmまで下がります。

どちらも立体駐車場に停める分には問題ない車高ですが、天井の低い機械式立体駐車場だと収納できない可能性があるので注意が必要です。


室内の広さを比較
こちらでは、ヤリスクロスとクロストレックの室内空間を比較します。

ヤリスクロス室内長1,845mm×室内幅1,430mm×室内高1,205mmクロストレック室内長1,930mm×室内幅1,505mm×室内高1,200mm総合的な室内空間の広さはクロストレックのほうが広めです。XV時代から乗車スペースの広さや乗りやすさで高い評価を得ていたため、室内空間の快適さで選ぶならクロストレックのほうが有利でしょう。


燃費性能の比較
ヤリスクロスとクロストレックの各グレードごとの燃費(国土交通量審査値)は下記の通りです。

ヤリスクロスのグレード
(ハイブリッド車)WLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モードGR SPORT(2WD)25.0km/L25.5km/L25.3km/L24.6km/LZAdventure(2WD)27.8km/L29.3km/L29.2km/L26.3km/LZ"Adventure(E-Four)26.0km/L26.5km/L26.9km/L25.2km/LZ(2WD)27.8km/L29.3km/L29.2km/L26.3km/LZ(E-Four)26.0km/L26.5km/L26.9km/L25.2km/LG(2WD)30.2km/L31.8km/L32.5km/L28.4km/LG(E-Four)28.1km/L29.0km/L29.5km/L26.9km/LX(2WD)30.8km/L32.3km/L33.4km/L28.7km/LX(E-Four)28.7km/L29.9km/L30.3km/L27.2km/Lヤリスクロスのグレード
(ガソリン車)WLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モードGR SPORT(2WD)17.6km/L13.9km/L18.5km/L19.2km/LZ"Adventure"(2WD)18.3km/L14.0km/L19.1km/L20.5km/LZ"Adventure"(4WD)17.1km/L13.4km/L17.6km/L18.9km/LZ(2WD)18.3km/L14.0km/L19.1km/L20.5km/LZ(4WD)17.1km/L13.4km/L17.6km/L18.9km/LG(2WD)19.4km/L14.6km/L20.4km/L21.9km/LG(4WD)18.1km/L13.9km/L18.7km/L20.2km/LX(2WD)19.8km/L14.8km/L20.8km/L22.3km/LX(4WD)18.4km/L14.1km/L19.1km/L20.5km/LクロストレックのグレードWLTCモード市街地モード郊外モード高速道路モードTouring(FWD)16.4km/L13.6km/L16.6km/L17.9km/LLimited(FWD)16.4km/L13.6km/L16.6km/L17.9km/LTouring(AWD)15.8km/L12.9km/L16.0km/L17.3km/LLimited(AWD)15.8km/L12.9km/L16.0km/L17.3km/L燃費性能はハイブリッド車で比較してもヤリスクロスのほうが高性能です。


動力性能の比較
こちらでは、ヤリスクロスとクロストレックの動力性能を見ていきましょう。両車種のスペックは下記の通りです。

ヤリスクロスのグレードエンジン種類総排気量最大出力ハイブリッド車(全グレード)直列3気筒1.490L67kW(91PS)/5,500r.p.mガソリン車(全グレード)直列3気筒1.490L88kW(120PS)/6,600r.p.mクロストレックのグレードエンジン種類総排気量最大出力ハイブリッド車(全グレード)水平対向4気筒2.0L DOHC 16バルブ デュアルAVCS 直噴1.995L107kW(145PS)/6,000r.p.m馬力が高い分、坂道や悪路の走行ではクロストレックのほうがスムーズでしょう。


タイヤサイズの比較
こちらでは、ヤリスクロスとクロストレックのタイヤサイズを比較します。

ヤリスクロスのグレードタイヤサイズX
HYBRID X
G
HYBRID G205/65R16GR SPORT
HYBRID GR SPORT
Z
HYBRID Z
Z"Adventure"
HYBRID Z"Adventure"215/50R18クロストレックのグレードタイヤサイズTouring225/60R17Limited225/55R18タイヤサイズはどちらも最大18インチと大きな差はありません。また、最小回転半径はヤリスクロスが5.3m、クロストレックは5.4mです。タイヤや小回り性能の面では同じレベルでしょう。


安全装備の比較
こちらでは、ヤリスクロスとクロストレックの安全装備を比べてみましょう。

ヤリスクロスの安全装備は、トヨタが搭載した安全運転支援パッケージ「Toyota Safety Sense」が、全グレードで標準装備されています。主な機能は以下の通りです。

・プリクラッシュセーフティ
・レーントレーシングアシスト、レーンディパーチャーアラート
・レーダークルーズコントロール
・オートマチックハイビーム
・ロードサインアシスト
・ドライバー異常時対応システム
・プロアクティブドライビングアシスト(ハイブリッド車のみ)
・発進遅れ告知機能

対してスバルのクロストレックには、運転上の危険を検知して自動制御する「アイサイト」が標準装備。主な機能は以下の通りです。

・プリクラッシュブレーキ
・プリクラッシュステアリング
・後退時ブレーキアシスト
・AT誤発進抑制制御&AT誤後進抑制制御
・後側方警戒支援システム
・エマージェンシーレーンキープアシスト
・車線逸脱抑制
・警報機能

両車とも基本的な安全装備は網羅されているため、大きな差はないでしょう。ただし、上位グレードでのみ標準搭載、またはオプションで搭載される機能も存在します。


ラゲッジスペースの比較
こちらでは、ヤリスクロスとクロストレックのラゲッジスペースを比較します。両車の寸法は以下の通りです。

ヤリスクロス奥行820m×幅1,400mm×高さ732~850mm
荷室容量:約390Lクロストレック奥行814mm×幅1,090mm×高さ708mm
荷室容量:約315L最大容量はヤリスクロスのほうが上です。ただし、クロストレックには荷崩れを防止するカーゴフックが搭載されているため、荷物の安定を重視するならこちらをおすすめします。


おすすめグレードの選び方
ここからは、車選びでお悩みの方に向けて「走り」「価格」「装備」の3つの観点から、ヤリスクロスとクロストレックのおすすめグレードを紹介します。

車を選ぶ際、できるだけ安いものを選びたい、快適な走行性を重視したいなど、人それぞれ異なります。よく使う道路の環境や車を使う用途によって最適なモデルは異なるため、自分に合ったものを選びましょう。


価格重視
コストパフォーマンスを意識するなら、ヤリスクロスはガソリン車の「X(2WD)」を、クロストレックは「Touring(FWD)」がおすすめです。

両車ともエントリーグレードなので、上位グレードより装備や内装面では低ボリュームですが、走行性能に大きな差はありません。デザインやインテリアに大きなこだわりがない場合、上記のグレードでスペックは十分です。


走り重視
走り心地を重視する場合、ヤリスクロスは「HYBRID GR SPORT」を、クロストレックならAWD(4WD)モデルのグレードをおすすめします。

ヤリスクロスのHYBRID GR SPORTは、スポーティな走りに特化した特殊グレード。専用ホイールやエアロ(空気抵抗を下げるパーツ)が搭載されているエントリースポーツモデルです。

クロストレックのAWDモデルは、4輪駆動によるパワフルなオフロード走行が魅力。凸凹やぬかるみのある悪路でもストレスなく走れます。スバルが誇る水平対向エンジンの本領を発揮できるグレードでしょう。


装備重視
装備の充実さで選ぶなら、ヤリスクロスの「HYBRID Z“Adventure”」を、クロストレックなら「Limited」のグレードがおすすめです。どちらも最上位グレードに相当しますが、ボディパーツやインテリアのクオリティが格段にアップします。

ヤリスクロスのHYBRID Z“Adventure”の場合、ライトはフルLED、シートには高級生地で有名なツイードに似た風合いの合成皮革が標準搭載です。また、本グレードのみ専用ルーフレールが搭載されています。

クロストレックのLimitedは、内部装備が大幅にアップグレードしたモデルです。11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイやシートポジションメモリー機能など、先進的なデジタル装備が多数搭載されています。

また、本グレードのみオプションで電動スライド式のサンルーフを追加可能です。アイサイトの機能もフルで搭載されているため、運転環境を重視したい方に向いたグレードでしょう。

※本記事は、2024年3月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。

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みんなのコメント

4件
  • yxfxtxkx
    比較にならないクルマ同士に見えるけど、終始ヤリスの評価が先にあって、そのあとにクロストレックなのでこれも推し記事かな。
    外野から見たら、XVRから磨きをかけた本格的なクロストレックと、なんちゃってSUVのヤリクロを無理やり舞台にあげててビックリです。
    居住性とか走破性って比べ物になるのかな?
  • axa********
    ヤリスクロスは
    前から走って来るとカッコいいね
    スバルも良いけど
    実燃費は泣ける程醜いよ
    それから
    駆動系の経年変化による
    オイル漏れが怖い
    トヨタが売れるわけだ
    それから
    スバルの水平対応は低重心だけど
    ロングストロークには不向きだから
    どうしても燃費が悪くなる。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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