■国産車最高のパワーウェイトレシオを誇るクルマは日本のスーパーカー
エンジン性能といえば最高出力や最大トルクが指標になりますが、同じ出力のエンジンでも搭載されるクルマの重量によっては大きく走りが違ってしまうため、クルマの動力性能を推し量るうえで重要な指標のひとつに、車両重量/最高出力で算出できる「パワーウェイトレシオ」があります。
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1馬力当たり何kgの重量を動かす必要があるかを示す値で、単位は「kg/ps」となります。数値が小さければ小さいほど優れているということで、古くからクルマの動力性能を比較する際に用いられてきました。
そこで、現行の国産車で優れたパワーウェイトレシオを持つクルマTOP5を、ランキング形式で紹介します。
●1位 日産「GT-R NISMO」パワーウェイトレシオ2.9kg/ps
国産車パワーウェイトレシオのランキングで1位に輝くのは日産「GT-R NISMO」です。
世界中のレースに挑戦し、数々の輝かしい成績を残してきた日産ワークスチーム「NISMO」の最先端のレーステクノロジーを投入したGT-R NISMOは、スタンダードモデルでも驚異的な動力性能を誇る「GT-R」をベースに、さらに速く走るためのチューニングを施したスペシャルモデルです。
2014年の販売開始時には「ニュルブルクリンク北コース」にて、当時、世界中の量産市販車のなかで最速のラップタイムを記録しました。
3.8リッターV型6気筒DOHCツインターボエンジンは、専用のクリーンルームで熟練した匠によって1台1台精巧に組み立てられ、スタンダードモデルでも最高出力570馬力、最大トルク65.0kgmと強力です。
GT-R NISMOはさらにレース専用車で使用する高流量/大口径のターボチャージャーを搭載し、点火時期の気筒毎制御や、最適な燃料噴射量を調整するインジェクターを備えて、最高出力600馬力、最大トルク66.5kgmまで高められています。
この大パワーを、6速デュアルクラッチトランスミッションを介し、きめ細かく前後トルク配分を制御する「ATTESA E-TS」によって4輪に伝達され、1740kgと決して軽量ではないボディながら異次元の加速をみせます。
また、外観には「SUPER GT」で得られたノウハウを活かした、GT-R NISMO専用のカーボン製前後バンパーやスポイラーが装着され、高速走行時に強力なダウンフォースを得ることが可能です。
なお、さらに進化したGT-R NISMOの2020年モデルは、2019年7月に受注開始予定で10月の発売となっています。
●2位 ホンダ「NSX」パワーウェイトレシオ3.1kg/ps
2位はホンダ「NSX」です。最高出力507馬力、最大トルク56.1kgmを発揮する、3.5リッターV型6気筒DOHCツインターボエンジンに、3基のモーターを組み合わせた「SPORT HYBRID SH-AWD」を採用し、システム最高出力581馬力、システム最大トルク65.9kgmと、非常に強力です。
常に最適なエンジン回転数で走るために多段化された「9速デュアルクラッチトランスミッション」と、後輪の駆動をアシストするダイレクトドライブモーターは、レスポンスに優れるモーターの特性を活かし、エンジンのターボラグを解消するように出力を発生させることで、リニアかつ力強い加速を実現しています。
前後重量配分と重心の最適化や、軽量化と耐久性確保を目指して、複数の素材を用いたスペースフレームとボディパネルによって、ハイブリッドシステムを搭載しているにも関わらず、車両重量は1800kgに収められています。
NSXの車両本体価格は2370万円とかなり高価ですが、モーターとエンジンによるパワフルで官能的な加速と、限りなくドライバーのイメージに忠実なライントレースを目指した「オン・ザ・レール」感覚のコーナリング性能が手に入ると思えば、決して高いものではありません。
●3位 レクサス「RC-F“Performance package”」 パワーウェイトレシオ3.57kg/ps
3位はレクサス「RC-F“Performance package”」です。5リッターV型8気筒DOHCエンジンは、最高出力481馬力、最大トルク54.6kgmを発揮し、MT車以上の本格的なスポーツドライビングを実現する「8-Speed SPDS(電子制御8速AT)」を介して、車両重量1720kgのボディを物ともせずグイグイと押出します。
また、大排気量自然吸気V型8気筒エンジンならではのレスポンスと快音を楽しみながら、サーキットで鍛えられた足回りによって、ワインディングロードから市街地まで、どの速度域でもRC-Fのパフォーマンスを楽しむことが可能です。
日本の「SUPER GT」や米国の「デイトナ24時間レース」など、モータースポーツで蓄積したノウハウを注いだ外装デザインに、レーシングカーさながらにグラム単位で軽量化が図られたRC-F“Performance package”の車両本体価格は1404万円となっています。
■強力なエンジンを有するレクサスが有利か
●4位 レクサス「GS F」パワーウェイトレシオ3.84kg/ps
4位はレクサス「GS F」です。搭載される5リッターV型8気筒DOHCエンジンは、最高出力477馬力と最大トルク54.0kgmを誇る、まさにスーパーセダンとなっています。
大型セダンながら本格的なスポーツドライビングを楽しむことができる「8-Speed SPDS(電子制御8速AT)」を介して、車両重量1830kgのボディを豪快に加速させます。
どこまでも続くような気持ちの良い加速と迫力あるサウンドを奏でるGS Fは、スポーツカーの走りを誰もが楽しめるように、理想的な車両挙動を実現する「TVD」を採用。コーナリング中の後輪左右の駆動力を適切にコントロールすることで、意のままのコーナリングを楽しむことができます。
5リッターの排気量が生むジェントルな走りから、スポーティな走りまでこなせるGS Fの車両本体価格は1118万5000円です。
●5位 レクサス「LC500」パワーウェイトレシオ4.07kg/ps
パワーウェイトレシオランキング5位は、「RC-F“Performance package”」や「GS F」と同様に、「2UR-GSE型」5リッターV型8気筒DOHCエンジンを搭載したレクサス「LC500」です。
最高出力477馬力、最大トルク55.1kgmを発揮し、発進時を除くほぼ全域でロックアップを作動させる「Direct Shift-10AT(電子制御10速AT)」により、アクセル操作に即応するダイレクト感とスムーズな発進を両立させています。
排気バルブの開閉により流路を切り替えて、排気音の音色と音圧をコントロールするエキゾーストシステムは迫力のサウンドを奏で、トップエンドまで気持ち良く伸び続けるトルク感と、走りとシンクロした高揚感溢れるエキゾーストノートが楽しめます。
ドライバーの意志に鋭い切れ味で応えながらも、優雅に振る舞うドライビングの幅広さと奥深さを併せ持ったラグジュアリークーペであるLC500の車両本体価格は1302万2000円です。
走りだけでなく、エレガントな外観のデザインと、熟練した職人だけが成し得る繊細かつ緻密な技で仕上げた内装なども魅力的です。
※ ※ ※
ほんの数年前まで国産車のパワーウェイトレシオは7kg/ps台が多く、2002年まで販売された3リッターターボエンジンを搭載した先代「スープラ」でさえも5kg/ps台半ばでしたので、最高出力280馬力の自主規制撤廃後に、国産車が大きく進化したといえます。
ちなみに、今回、新型スープラは最上位グレードの3リッターエンジンを搭載した「RZ」でも、ベスト5からわずかに漏れてしまいました。
パワーウェイトレシオが優れているクルマは、その能力が加速性能には現れやすくなりますが、あくまでも1馬力当たりで何キロの重さを動かす必要があるかを数値化したものです。
重量物が前後のどちらかに偏っていることや、重心が高い位置にある場合もあり、タイヤのグリップ性能も関係してきますので、必ずしもクルマ全体の運動性能に直結しているわけではありません。
あくまでも、クルマを選ぶ際のひとつの目安としておくとよいでしょう。
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