フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) 「ジェントル・カー まず、カタログを見て目に止まったのは1790mmという横幅･･･。もはやコンパクトと言えない部類と思いました。しかし、実際に車を目の」のユーザーレビュー

ジェントル・カー まず、カタログを見て目に止まったのは1790mmという横幅･･･。もはやコンパクトと言えない部類と思いました。しかし、実際に車を目の

2009.4.14

総評

ジェントル・カー
まず、カタログを見て目に止まったのは1790mmという横幅･･･。もはやコンパクトと言えない部類と思いました。しかし、実際に車を目の前に見て、乗ってみてもワイド幅（デカイ）という感覚は全く感じません。おそらく、全長が短い事が影響を与えて（良い意味で）錯覚を与えているのだと思います。この感覚は今現在、自分が乗っているＡクラス（W169)の時と同様の感覚でした。
興味があるけども、カタログだけ見てデカイと思っている方は一度、実車を見た方が良いと思います。
エクステリアは先代をベースと比較して、全体的にやや強面、特にリアのデザインがスッキリしたというのが印象です。特に先代ゴルフのリアデザインがカボチャみたいに「ボテっ」とした部分が、シェイクアップされいる点が個人的に好印象でした。
内装は、更にグレードアップ。先代まで見られたゴルフ特有のカジュアルっぽい内装（国産のレベルに毛が生えた程度）ではありません。ベンツのＡやＢクラスの様に落ち着いて上品（でも気取らない）な雰囲気を演出しています。明らかにワンランク上質なモノへ移行しました。
ドアの開閉はやはりドイツ車。非常に重厚であり「ドムっ！」という開閉音は上品であり、なおかつ病み付きになりそうです（笑）。
走り出すと、発進時にややモタツキはあるものの慣れれば問題なし。重厚なドアが物語る様に非常に強固なボディ剛性。そこからハンドリングやサスからの感触･･･ドイツ車の特徴がよく出ています。しかも非常に静か。ノイズはほぼ皆無です。「眠くなりそう･･･」。
故障の頻度は分かりませんが、同レベルの国産車はこの新ゴルフの登場で「また随分と離されたな」と印象を持ちました。
しかし、個人的には何もここまでしなくても･･･と思う自分もいます。それほどまでに新ゴルフは上質な雰囲気で、なおかつ運動性能よりもシャシーの能力が勝っています。（多分ですが今後、ハイスペックバージョンを見越してシャシーが凄いのでしょうが。）

満足している点

①　非常に強固（過ぎる？）ボディ剛性（今後出るであろうハイスペックバージョンが楽しみ）。
②　①に付随するが、これの恩恵からくる運動性能。非常に上質な車に仕上がっている。
③　驚く程に静か。クラウン以上ではなかろうか？？と思うほど。
④　この大きさにしては非常に褒められる高燃費（但しハイオクだが）
⑤　先代よりも上品な内装。非常に紳士的。でも気取らない空気が絶妙に残っていてバランスが良い。

不満な点

①　ハイスペック過ぎると誰かが書いていたが、それも納得の完成度。
②　慣れれば問題ないが、発進時にもたつく感覚。
③　最近どの車の傾向である、モデルチェンジごとに大きくなる事。
④　燃費は良好だが、税制優遇を受けられない事。
⑤　上品すぎて、運転して「車を操る」感覚が先代よりもスポイルされたこと。動く空間の様な･･･。
⑥　⑤に付随するが、改善の為に全グレードにパドルシフトを標準装備して欲しい。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験