ヴァンガード(トヨタ)って販売終了してしまったようですが、発売当初から人気無かった(売上が良くなかった)のですか？

Answer 1

ヴァンガードは元々、2代目ハリアーが3代目にフルモデルチェンジする際にレクサスへ移行することから、その穴埋めとして北米で販売されていたRAV4（日本のRAV4に比較するとロングVer）を国内へ投入したモノです。

都会的なデザインのハリアーに対してヴァンガードは泥臭さがあるSUVであったことから、当初は人気が低迷します。が、これはハリアーの代わりであったことからそう見られてしまったためで、こういった無骨なSUVを求める層は少なからず存在します。

そこは「販売のトヨタ」と言われるゆえんで、その後のヴァンガードは月間3000台程度をコンスタントに販売していますから、まるっきり人気の無いモデルでもありません。

一方ハリアーの方は、当初ヴァンガードの販売台数が沈んだことから、販売店とユーザーからハリアーを残して欲しいという強い要望が上がります。これでV6を廃止して直4モデルだけを残す形で存続します。3代目レクサスRXがV6、2代目ハリアーが直4で棲み分けをすることになるわけです。

そのまま2代目トヨタ・ハリアーは2012年の夏で生産が終了、つい最近まで10年という長いモデルライフで販売が継続していました。

今回、2013年末にこのハリアーがフルモデルチェンジしたことで、ヴァンガードは役割が終了したことから入れ替える形で生産が終了したモノです。

ちなみにハリアーはカムリのシャーシから派生しているカムリ・ワゴン（グラシア等）の車高を上げたモデル、これに対して新型ハリアーはオーリスから派生して新型RAV4（北米では既に発売）の兄弟車です。

車格から言えば、カムリであるレクサスRX（旧ハリアー）の方が上級とも言えます。カムリはFFマークIIのポジションにありますから。
夏にはレクサスRXの弟分のNXが登場、こちらが新型ハリアーとの兄弟車です。

Answer 2

トヨタのSUVはデザインがダサいね。ハリアーがギリギリセーフですかね。

＞人気無かった(売上が良くなかった)のですか？

トヨタも流石に気が付いた感じです。