トヨタ・ヴァンガードの錆発生について

Question

トヨタ・ヴァンガードのマイナーチェンジ前モデルに乗っている方に質問です。

先日最初の車検を通したばかりの年数なのですが、バックドア（トランクのドア）のヒンジ部金具錆を発見しました。
よくよく見ますと、ドア部のヒンジ金具は光沢(SUS?)が有り、バックドア部の金具の方が安っぽい鉄？の金具であることに今更気付きました。
すぐにディーラーに駆け込みますと、下記の様な返答でした。
① 錆は表面のみで内部には進行しないから問題ない
② 実はマイナーチェンジでバックドア部の金具の材質はSUSに変更している
③ 保証対象外なので、マイナーチェンジ後の金具への無償変更はできない。

自分の理解では、車に一旦錆が発生すると全身に回る、と昔から思っていたので、心配しています。
また、メーカーが該当部の材質を自主的に変更したということは、メーカー自身も問題があったと認識していたと考えられ、無償交換の対象ではないか？というのが正直な気持ちです。

マイナーチェンジ前のヴァンガードに乗っている方で、似た様な錆を発見した方はいらっしゃるでしょうか？
また、この後自分はそうするべきか？（メーカーの言う様に放置したままでOKなのか？交渉すべきか？）アドバイス頂きたくお願い申し上げます。

Answer 1

錆はたしかにきになりますねぇ。
ですが、たしかにヒンジ部分の錆は、メーカーさんの言うように、そうそう酷くなって云々とはなりにくいです。なぜなら、擦動部は金属ハダカ同士で擦れる為、同じ錆が内部深くに広がる前に削れるからです。さらに、肉厚がかなりあるので、それだけでは不具合が出るとはちょっと考えにくいと思われます。

とはいうものの、なんかしっくりこないですよねぇ（笑）

ですが、それを処置するとなると、質問者様が調べたSUSヒンジに替えることとなりますが、そうすると、せっかくメーカーラインでシールして錆びにくくしてある取り付けボルトを緩めることになります。
当然その部分の錆が今後出ることのほうが、リスクは高いですよ。（車のボディパネル側ですからね）
さらに悲しいことに、下取りに出す際に減額対象にもなりかねないんですよ。（ヒンジ交換のみの査定なら減額はないのですが、どこかほかの箇所に板金跡があったりすると、あわせ技で事故小となることがあります。）

このようなデメリットを考えるとそのままのほうが良いような気がします。

どうしても気になるようならば、ヒンジ部をしっかり清掃して、フッ素系（オイルスプレーはだめですよ。ボディ側がよごれますから。）スプレーすることでしょう。

おそらく質問者様のような案件があったためにメーカーは素材変更のマイナーを行ったんでしょう。日本のユーザーはクオリティに厳しいですからね。
ちょっと損した気分ですが、機械物はそうしたマイナーでよくなっていくものだとは思います。なので、よく新車を買うならモデル終盤を買えなんていう話がきかれますもんね。

ちなみに、私は平成始めの観音扉のランクル80に乗ってますが、リアのヒンジ確かに錆の水の跡がつきますが、不具合は出たことは18年間一度もありません。耐久性では問題ないと思いますよ。

車種ちがいではありますが、ご参考までに。

質問者からのお礼コメント

素人では分かりづらい観点からのご回答有難うございました。
nobtowtow802000様のお話を読んで少し冷静になれた気がします。
平成14年式のRAV４はしっかりSUSで錆びてないんですよね。ということはトヨタがコストダウンを図る為にスチールに変えたけど、やっぱりヤバイからSUSに戻したってことなんでしょうかね？