イギリス海軍ってやたらショボくないですか? そりゃ、イギリスの軍縮事情はよく知ってます。 自国防衛は空軍任せで、海軍は海外県への介入用ですもんね。 でも、さすがにショボ過ぎる気がします。

Question

だって今なんかヘリ空母1、駆逐艦フリゲート合わせて20足ず。
潜水艦も戦略原潜合わせて10隻ちょっとで、ほぼ型遅れ。

海軍自体は同じくらいの規模で、未だに稼働中の空母を
ちゃんと一隻持ってるフランス海軍より弱いでしょう。
また、空母はなくともヘリ空母4、駆逐艦50近い規模で、
ありえないほどの対潜能力と世界最静の潜水艦22隻で
固める日本などにも大きく劣るばかりか、
これでは中国やインドより下なのではないでしょうか?

それでも未だに英国は米日とならぶ海軍大国だと大半の
国民は思い込んでるでるようですが・・・
イギリスってそんなに経済やばいんですか・・・?

Answer 1

既に大艦隊を繰り出して戦争をする機会がなくなってしまった時代ですから、大型艦艇を退役させて軍縮をするめること自体は決して間違いではないと思いますが、イギリスのそれはたしかにヒドいですね。海軍に限らず陸軍でも戦車４０％、重砲などの火力３５％の削減、ドイツ駐屯１個旅団を解体などがすすんでいるとか。

海軍の場合は装備しているヴァンガード級原子力潜水艦が２０２０年代に入ると次々と耐用年数の限界を迎えるので、その後継艦を２０２８年までに就役させることに力をいれているとか。２００６年に発表された要綱では４隻体制を維持するとのことですが、その一方で保有する核戦力の削減を進め現状保有している２２５発を１６０発まで減らすそうですよ。


イギリスの財政難は今に始まったことではありません。

第二次世界大戦中にイギリスは戦費をまかなう為に英連邦から多額の借金をし、その返済に困った為に植民地を独立させてしまったものですから、これで旧植民地から利益を吸い上げられなくなりました。

さらに、昔のイギリスは非常に福祉に力をいれていたのですがこれが仇になって歳出ばかりが膨らみました。かの有名なサッチャー首相がこの部分にナタを振るいましたが時すでに遅し。また、イギリスは労働組合の力が強く民間企業の利益があまり伸びなかったので法人税による収入が増えませんでした。

ちなみにどれぐらい財政難かというと赤字の金額を言われも実感がわかないでしょうから、身近なところで例をあげるとするなら、道路にできた「くぼみ」の修繕費が出ない、という事例。政府機関の調査によると、タイヤを落とすと乗用車では脱出できなくなるようなくぼみが全国に１６０万ヶ所もあるそうです。１.６ｋｍ走ると１０個はあるという計算とか。全て修繕するには１兆６０００億円ほど必要だというデータがあるのですが、政府が計上できた修繕費は約６００億。今も年間４７０万人がそのくぼみで車に損傷を受けているそうな。

Answer 2

まあとりあえず今の所「大西洋」は平和ですから。
海軍力の拡充は別に焦眉の急ではありませんし、ＮＡＴＯ海軍として合計数でそれなりの数があればいいという考えです。

ついでに言えばフランス海軍の次期空母は計画は有れど設計がまだ形にもなっていないという状態ですが、イギリス海軍の方は遅れ気味とはいえＳＴＯＶＬであるクイーンエリザベス級空母二隻を建造中です。

Answer 3

フォークランド戦争の時よりもかなり縮小したのかね？
あの時は空軍主体のアルゼンチン軍に圧勝したけどね。
まあ、イギリス経済も中国に呑まれはじめていますが、