旧車(クラシックカー)に再塗装についてです。

Question

イベント等で最近知り合う人達で、
この車はオリジナルペイントだとか、未再生原型車だとかコダワリにしてる人多い気がしまして、そういう方達は多少サビてても凹んでても色飛んでたりしても手を加えないのを主義にしてたりしますね。
私も考え方としては純正そのままの状態がベストとは思います。

自分乗ってるとある旧車も一応、オリジナルペイントですが、色褪せ、凹みたくさんありまして、それらを直して同色で塗り直して綺麗になったらいいなぁと思いますが、
そういう方達の意見聞いたりしてるうちに、塗り直しっていうのは旧車の価値を下げる事なのかな？と考えるようになりました。金額としての価値ではなく、車として無垢な状態じゃなくすという意味です。
そんな経緯で再塗装をどうしようかと悩んでます。

もちろん色んな考えがあって答えなどない質問かと思いますが、皆さんの意見を聞けたら嬉しいです。

Answer 1

自家用車9台あります。
ほとんどがスーパーカーやスポーツカーです。
専門誌に掲載されている個体もあります。
ほぼ新車の状態で保管している車もありますし、乗り回している車もあります。
どんなに保管状態が良くても、経年変化は避けられませんし、
塗料やボディ成形の技術も、あまり昔のものだと、劣化が避けられないものもあります。
オリジナルの状態を維持できれば、それに越したことは無いのですが、
それだと、かえって個体の寿命を短くすると判断した場合は、全塗装することにしています。
以下所有車の中からの例です。
1999年式ロータスエリーゼ・・・工場出荷時のまま直射日光にあてず車庫保管、経年変化はゼロではないが、現状で塗装の大きないたみはないため現状維持。
1983年式スプリンタートレノ・・・工場出荷時のままのペイント、車庫保管だが、経年変化、さび等あり、現状で劣化が大きく進まないため、様子見
1977年式ロータスエスプリ・・・工場出荷時のエナメルペイントが大きく劣化、気温が高いとべたべたになってしまうため、ペイントの現状維持は困難と判断し、ウレタン系塗料で全塗装中。モール類、エンブレム等新品に交換、生成りのプラスチック部分は敢えて塗装しない仕上げとする。
1982年式ロータスターボエスプリ・・・工場出荷時の塗装劣化のため、ウレタン系塗料で、全塗装済み。
1975年式ディノGT4・・・工場出荷時のアクリル塗装の経年劣化があるため、全塗装待ち、メッキパーツ再メッキ、再塗装時には、オリジナルのパテ等はなるべく生かすように作業。

車両の年式や特徴、状態によって判断する必要があります。
ボディの材質によっても違いますので。
最終的には、自分がどう思うかで決めるべきですね。
綺麗にしてあるほうが、気持ちよいのは事実ですし。

質問者からのお礼コメント

たくさんの方々に回答頂きましてありがとうございます。1番長く事細かに説明してくださったので、ベストアンサーにいたします。結局自分の中で結論は出ませんでした。
なので塗装はこれからしばらく乗って考えてきます。
綺麗だからこそ旧車は周りにアピール力があるのも事実、
逆にヤレていたとしても経年劣化も味であり、オーラを放つのも事実。
各オーナーさんの価値観に尽きますね。旧車乗りの方々にリスペクト送ります！

Answer 2

62年のポルシェ356持ってますが、綺麗に仕上げるのが旧車の楽しみだと思います。塗装はプロに頼みますが、メッキモールを磨いたり、ゴムモール替えたりするのが楽しいです。新車は日々劣化していきますが旧車は日々綺麗になっていくので愛着が沸きますね。

Answer 3

新車の永久保存車に勝る物は無いですね♪
アメリカのハーラーズ・コレクションに於いては、どの様な古い車でも現在の優れたペイントは使用しません。

当時の塗料の分析をして、同じ材質のペイント剤を作り出し再生ペイントをします・・真似出来ますか？♪。

http://photozou.jp/photo/show/3062269/255680826

Answer 4

旧車の価値 人それぞれだと思いますよ オリジナル状態で所有するも改造車で所有するも 全て持ち主さんの自由で権利です 他人の持ち物を 玄人気取りで値踏みするような輩はスルーが一番！だと思いますよ

Answer 5

価値を考えるならなにもしないほうがいいですよ。修復歴となってしまいますから。

Answer 6

再塗装できれいにすることをお勧めします。
私も全塗装した経験があります。退色や凹みが気になったからです。悩んだ結果、オリジナルの色にしました。

個人的な意見ですが全塗装はオリジナルに限ると考えています。
オリジナルにない色で3桁ナンバーだと不自然極まりない感じがします。

Answer 7

投資対象なのか、自己満足のためにやっているのかによって違います。

Answer 8

仰る様に確かに正解はない世界です。

古いと何でも価値が上がる訳ではなく、それなりに人気のある車種となります。
そして一定の価値が認められる古い車はオールペイントで大幅に価格が下がる事は無いです。オリジナルペイントで綺麗な状態なら更に付加価値が付き価格は上昇します。ですがオリジナルでもかなり傷があり塗装面もお世辞にも綺麗と言えない状態なら、オールペンで綺麗な方が価値が上がる事も少なくありません。

錆や傷を放置どころか、更に自分で汚すようなラットスタイルも確立されているし、リペイントせず無改造の完全オリジナルもある程度綺麗だから認められる。
いくらオリジナルでも汚い塗装や凹みが多数、これに如何程の価値があるのか！？

綺麗にして乗りたいならそれを実行すれば良いのではと思います。
周りは周り。自身は何を目指すのか明確に決める事ですね。

当方の地元にはお世辞にも綺麗とは言えないのですが、完全オリジナルな230の前の型のセドリックが元気に走ってますね。130？ってなるのかな？
もう少しでラットスタイルの仲間入り感が出てて格好良い！

あ、因みに相当古いモデルのオールペンは塗装屋さんに嫌われます。モール破損させたら部品ないですからね。勿論何処に出してもお金はそれなりに取られますよ。

Answer 9

自分的には、50年前の車がきれいなわけはないと思っていますし、再塗装より、錆凹みがあっても磨きこんである方がかっこいいと思います。

それに、全塗装したら、窓枠のゴムなどの劣化が目立ち、それを直せばグリルやバンパー、レンズ類の劣化が目立ち、直そうとすれば莫大な費用が掛かります。旧車のパーツは高いですから・・・

一度、ヤフオクで買った物を手渡しでもらいましたが、そこに来たハコスカGT-Rは錆や塗装のハゲもありましたが、ちゃんと磨いてあり、却ってオーラが出ていました。

Answer 10

不細工な顔が化粧して綺麗に成るのと同じ考えです。

ニキビでボコボコの顔ならば治療するでしょ❗
ボコボコが多いと治療にも限界が有ります。
ニキビが酷く成る前に治療とか予防をしますよね。

クルマも錆びでボコボコの手遅れに成る前に直さないとクルマ自体が終わってしまいますよね。

私はオリジナルペイントに拘るのはナンセンスだと思います。

ペイントもインテリアもエクステリアもリペアして交換したり流用したりしながらオリジナルの雰囲気だけで楽しめば良いと思います。

旧車は趣味の世界で自分が納得している事が正解ですからね。

自分の考えがブレ無い事が大事ですね。

Answer 11

実際、走らす場合は、未再生原型車と云っても、タイヤもオイルも消耗品も新しい物を使いますよねえ。

骨董や、美術品として飾っておくなら別ですが、走らせてれば、多かれ少なかれ旧車としても価値は下がってると思いますねえ。
ただ、クルマとして、楽しむ場合、私なら外観もメンテナンスして楽しみますねえ。