ＡＥ９２レビン／トレノは、ＡＥ８６から一転してＦＲ⇒ＦＦに切り替えられたことで、ＦＲの操縦性快感にこだわる８６乗りの人々が、“トヨタはオレたちを裏切った”と愛想を尽かして瞬く間に離れて行ったんですが、

Question

トヨタが主力であるセダンからの流用じゃなくて、新開発の９２専用ＦＲコンポーネンツを開発してれば、少しは違う話になってたんでしょうか。
（自分はＦＦでも上等でしたけど・・・。）
トヨタなら資金に余裕があり過ぎるでしょうから、そこは１００％不可能じゃなかったと思います。

Answer 1

他の方が仰っている内容とほぼ同意です。
型落ちのシャーシで出すのが精いっぱい、トヨタは経済力はありますが、それは生産効率その他徹底した財務管理の上に成り立った結果なのです。

スポーツ走行を求める層が一定いるのは承知の上で、カローラクラスのみでなく、上のセリカクラスさえもFRを排除してFF化したのはそういうことです。
要するに財力があっても、ベストで無い解は取らない。スポーツ走行派のために投資をしても回収できないという判断なのです。
最近のモデルでもスバル、BMWの設計開発におんぶされてなんとか世に出せた、でしょ？

質問者からのお礼コメント

“８６乗り／ＦＲ乗りのためだけに車作ってんじゃない！”

トヨタはそんなメッセージを、無言で送ってるってことなんでしょうね。
ありがとうございました。

Answer 2

それ作っても、シビックには速さで全然敵わないので人気は出なかったよ

AE86人気は後からの漫画の影響だけ

Answer 3

勘違いされてるかも知れませんが、AE92はAE86より遥かに売れました。

つまり、商売と言う観点から見たらAE86より遥かに成功しました。

AE92がFFになるとわかってから、確かにAE86人気は上がりましたが、それでも世間が求めたのはAE92でした。

そこは間違えないでください。

本来ならAE86もAE92も、年式的に今でも乗ってる人なんてほとんどいないような古い車です。

しかし、FRにこだわったAE86乗りは、モデルチェンジして旧型、旧々型、旧々々型になってもAE86に乗りました。

結果、AE92の方が売れたにも関わらず、現存するのはAE86の方が多いくらいの勢いです。

>新開発の９２専用ＦＲコンポーネンツを開発してれば、少しは違う話になってたんでしょうか。

そうですね。

もしそうであったなら、AE92がもっと大切にされていたでしょう。

しかし、AE86の時点でセダンのカローラ/スプリンターはFF化していて、レビン/トレノだけは先代TE71のシャシーをそのまま踏襲し、エンジンだけ4AGにリニューアルし、外観も新しくしたのがAE86。

セダンはFF化したのにレビトレだけ先代シャシーです。

そんなことをしてまで何とか維持したのがレビトレFRです。

カローラ/スプリンターがAE9#型になった時に、AE9#型レビン/トレノがFRを維持できる可能性は限りなくゼロだったでしょうね。

今みたいなFR人気が予測できればわからなかったかも知れませんが、FFのAE92が売り上げでも大きく過去型を超えましたので。

そこは、今の視点で何とでも言えても過去の視点では無理な部分でしょう。