某豆腐屋86アニメで見たレース用にチューニングされた1の4A-GEエンジン。

Question

やはり現実世界でもレース用にチューンされたエンジンは手に入れることは不可能なのでしょうか？
ターボチューンしたレビンとレース用載せ替えトレノが仮に全く同じ出力だった場合自然吸気のスムーズさを活かせるトレノが勝ちますかね？

Answer 1

>やはり現実世界でもレース用にチューンされたエンジンは手に入れることは不可能なのでしょうか？

あの漫画に出てきたグループA用エンジンと言うことなら、不可能に近いですね。

なぜならもうグループA用のパーツなんて製造されてないからです。

でもハチロクのレースは今でも開催されてますよ。

主な参加ショップは、クリスタルボディー横浜、小泉商会、テックアート、テクノプロスピリッツ、他にも色々。

上記のショップでお金を払えば、グループAより速いエンジンも入手可能です。

7AFEのブロックを流用した7AGなんてのもできますね。

金額はかなりのものになりますが。

テックアートの鎌田さんのハチロクはターボで400馬力オーバーだそうです。

>ターボチューンしたレビンとレース用載せ替えトレノが仮に全く同じ出力だった場合自然吸気のスムーズさを活かせるトレノが勝ちますかね？

↑まず大きな勘違い。

ターボを装着すれば必ずこの性能になると言うものではなく、単純に同じ馬力でもそこに至るまでの特性などは使うタービンや他の部品、パイプやインタークーラーの取り回し等で変わってくると言うことです。

レース用エンジンも、レースにはレギュレーションがあるのでレース用は全部同じ性能になると言うものではありません。

なので、「ターボとレース用エンジン」と言う比較自体が曖昧すぎて比較になりません。

例えば200馬力あたりに目標を設定した場合、あの漫画の時代より今の方がタービンも良い物があるのでドッカンにならないようなセッティングもできるでしょうし、メカチューンでも排気量自体を上げることでトルクも出てるエンジンは作成可能です。

ターボチューンだって本気でやれば、ターボ用のエンジン内部パーツまで必要なわけで、単純にノーマルエンジンにターボをポン付けすると言う簡単なものとは根本から変わります。

どこまでやるかで全く変わるのに、単純に「ターボとレース用では」と言う比較はできないんですよ。

まぁ、単純に馬力だけ出したければターボとなりますけどね。

さっき言ったテックアートの鎌田さんのハチロクの400馬力オーバーなどは、メカチューンでは不可能です。

それと、車の速さ(単純に加速ではなく)と言うのはタイヤを含めた足回りの完成度やブレーキの性能なども重要になります。

例えばノーマルのハチロクには、パワーアップしたエンジンを受け止めるだけの性能がありません。

なのでトータルでバランス良くチューンして、尚且つそれが走るコースに合致した方が速いことになります。

いくらでも金をかけて良い前提なら、ターボが勝つ可能性が高いとは思いますが。

あの漫画仕様の車だとします。

あのターボレビンは、フラフラしながら走っていたので、あの時代にはよくいた、軽量化と若干の強化だけしたボディーに強化サスやショック、スタビ程度の車体だと思います。

貧乏ターボと言うくらいだから、純正エンジンの圧縮を落としたか、もしくはスーパーチャージャーの4A-GZのエンジンを流用してポン付けタービン仕様くらいと予想します。

本人もドッカンターボと言ってるので決して乗りやすい仕様ではないでしょうね。

なので、グループAエンジンをキッチリ乗りこなせる者が、トータルバランスの良い仕様に乗ればバランス悪そうなターボより有利である可能性はありますね。

Answer 2

お金を出せばGr.Aよりも高性能なエンジンも手に入ります。

Gr.Aのエンジンは220psで11000回転も回せば1レースでクランクは使い捨てでした。

アメリカのフォーミュラーカーに積まれていたものは、240ps以上で12000回転を乗用しており、使われているパーツもそれに対応したものです。
11000回転程度なら余裕でしょう。
ただし600kg程度のフォーミュラーカーを想定しており、AE86に積んだ場合は7500回転以上回さないと、軽のNA程度の加速しかしません。

ターボの場合、今時のタービンを使い250PS程度でいいのなら、幅広いトルクバンドを得られます。
3500～7500回転が実用トルクバンドとなります。

フロントが40kg程度重くなるというデメリットはありますが、トルクバンドが広いため、余程上手いドライバーじゃない限りターボの方が速いでしょう。