新品中古混在のタイヤの履き替えについて。

Question

新型RAV4、FF駆動の4WD車での話になります。
手持ちに3本の同メーカー同サイズのタイヤがありまして、そのうち1本は新品、残り2本は中古で溝残り80%といったところです。(3本とも2017年製)
同じ新品タイヤ(2020年製？)を1本購入してフロントに新品、リアに中古を装着した場合、外径のずれや製造年の違い等による危険性は一般的に許容範囲でしょうか？

4本新品が当然ベストであるのは承知の上、金銭的な兼ね合いでのこの選択肢となります。
よろしくお願い致します。

Answer 1

特段問題ないとは思いますが、その理由と注意点がありますので説明しておければと思います。 

■ 異なる製造年月の組合せ

新品タイヤを購入しても、製造年月が揃わないこともあります。2020年製と2017年製というのはかなり離れていますが、お手持ちの2017年製のタイヤがよほど劣化していない限りは問題ないだろうと思います。仮に古いタイヤがかなり硬化してグリップが劣る場合は、急ブレーキで片側前輪のみがロックしやすく片側だけABSが働くような状態になります。昔のABSのない時代であれば、それがスピンにつながりますが、現在はABSもVSCも装備されていますから、事無くクルマ側が姿勢を制御してくれると思います。

■ 摩耗度合いの異なるタイヤの組合せ

4WDでは4輪同時交換が基本といわれる最大の理由は、4輪の外径を揃えるためですよね。前後のタイヤ外径が異なると、四駆システムが故障したり、寿命が短くなる恐れがあるからです。そのタイヤ外径が変わる要因は主に以下の5つあります。

A タイヤサイズが異なる
B タイヤの摩耗度合いが異なる
C タイヤの空気圧が異なる
D タイヤ銘柄が異なる
E 同じタイヤを前後で異なるリム幅に組付ける

質問者様の場合は「B」に該当しますので、教科書通りに言えばNGです。しかし、走行していれば、より前輪の摩耗が早く進みますし、タイヤの空気圧にしても完璧な人はいません。例えば、2人乗りと4人乗りでは後輪の外径は変化します。メーカー側でも若干の前後輪の外径の差があることを前提に設計していますので、大きな問題にはならないです。もしも気になるようであれば、後輪の空気圧を前輪より5kPa程度高めにしてみてください。新型RAV4の指定空気圧は前後230kPaなので、例えば前輪が230kPaの場合、後輪を235kPa程度にするということです。  

長くなり失礼いたしました。何かご不明な点があれば、追加でご質問いただけましたら幸いです。

質問者からのお礼コメント

自分の考えていた通りの皆さまのご意見でしたので、安心しました。
絶対に大丈夫ではないですので、安全運転を心掛けます！
皆さまありがとうございました！

Answer 2

問題ないけど、むしろお金がかかるよ

1本新しくしても他のタイヤがすぐに消耗して時期を明けないまま、また古いタイヤを交換と出費が嵩む

あまりお奨め出来ないけど、安いアジアンでも良いから4本換えた方が安上がり

Answer 3

サイズさえ合っているなら問題ありません。
４本別銘柄でも大丈夫です。

Answer 4

乗り方にも依るかと。
何か変だな〜と思いながらも何とか走ったり止まったりできていれば問題は起きないだろうし。
只、速く走ろうとすれば事故の危険度が高まるので避ける事。

Answer 5

基本的には問題ありません。
同じメーカー、同じシリーズ、同じサイズが前提ですから。4WDですが、僅かな外径な違いですからそこまで神経質になる必要もありません。

Answer 6

外径のずれや製造年の違い等による危険性は一般的に許容範囲でしょうか？

なにも問題はありません

Answer 7

タイヤ屋です

特に危険性はありませんので大丈夫です。

ただ、1本購入は同じ銘柄にしてください。新車装着専用品になるかと思いますので高くなりますね。