先日10ラウムのインチアップについて詳しく教えてもらいありがとうございます！！非常に分かりやすかったです！ですがもう少し教えてもらいたいことがあります！オフセット？？結局16インチのユーロラインにしようと

Question

思うんですが＋45など＋30などよく分かりません。ラウムに履かせるのにはみ出しタイヤは違反ですしぴったり入る大きさ及びオフセットについて詳しく教えてください！

Answer 1

前回のご質問に対する回答の後半部分の「ツライチ設定」のところで説明している内容の繰り返しになってしまいますが、より噛み砕いて説明したいと思います。

■ ホイールサイズの見方

10系ラウムの純正ホイールは「14×5.5J+45」というサイズです。それぞれ以下のような意味になっています。

｢14｣→リム外径(直径)が14インチ
｢5.5｣→リム幅が5.5インチ
｢J｣→フランジ(ホイール外周)の形状
｢+45｣→インセットが45mm

今回わからないのは、上記の「インセット」のことだと思います。

■ インセットとオフセット

インセットとオフセットは同じなのですが2008年の工業規格改訂により、それまで「オフセット」と呼ばれていたものが、「インセット」「ゼロセット」「アウトセット」と呼び分けられるようになりました。このうち、一般の乗用車のホイールに登場するのは「インセット」のみです。

「ゼロセット=インセット0mm」です。これはリム幅の中心位置にハブ取付面がある状態です。ラウムの純正ホイールの「インセット45mm」というのは、リム幅の中心から45mm外側にハブ取付面があるということです。このインセットを5mm減らして「インセット40mm」にすると、ホイール全体が5mm外側に移動します。丁度、5mmのスペーサーを挟み込んだ状態と同じです。

ラウムは純正の「14×5.5J+45」の状態から約35mmぐらいツラ出しできるといいます。仮に30mmツラ出しするならば、純正ホイールに30mmスペーサーを取り付ければ目的は達成できます。が、しかし、この方法では問題があるのです。

「14×5.5J+45」に30mmスペーサーを組み合わせると「14×5.5J+15」になってしまいます。クルマのサスペンションは、純正ホイールのインセットを基準に設計されています。最近ではインセットの値の大きいホイールの設定が多いのですが、その方がサスペンションの剛性や追従性を高めやすいのです。なのでインセットを大幅に縮小すると悪影響が出ます。特にステアリングのある前輪は顕著で、ワダチにハンドルがとられやすくなったり、最悪の場合はブレーキ性能にも影響が出ます。なのでインセットは減らしても10mm縮小程度までが許容範囲といわれます。ラウムの場合はインセット45mmですから、インセット35mm程度までのホイールを選ぶことになります。

しかし、14×5.5J+45を14×5.5J+35にしたところで、10mmしかツラが出ません。あと20mmツラ出しして30mmツラ出ししたいですよね。そこで、正規の方法として、リム幅を広げてツラ出しをするわけなのです。

■ リム幅

リム幅はインチ表示です。1インチ=25.4mmなので、リム幅が1インチ広がると25.4mmリム幅が広がります。

例えば「5.5J+45」から「6.5J+45」に交換した場合、リム幅は25.4mm広がり、内側にも外側にも12.7mmずつ出っ張ります。

さらにインセットを10mm縮小して「6.5J+35」にした場合「5.5J+45」に比べて内側に2.7mm、外側に22.7mm出っ張ります。ツラ出しは22.7mmということになりますね。

以下、純正「5.5J+45」から30mmツラ出しする場合の例です。カッコ内がツラ出し寸法です。

＜30mmのツラ出し例＞
純正:5.5J+45(基準値±0mm)
例1:7.0J+35(+29.05mm)
例2:7.5J+41(+29.4mm)

こんな感じのスペックを選ぶことになります。ただし、個体差がありますし、車両個別の事情もありますので、できればプロにお願いするとよいと思います。

その他、ご不明な点などあれば、追加でご質問ください。

Answer 2

＋45など＋30などよく分かりません。
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