ハイブリッドカーについて質問です。 以前から会社の最新型プリウスに乗ることがあります。 その時に気になったことがあります。 ①

Question

メーター付近の画面に電気とエンジンの走行割合が表示されていたんですが、
かなり電気での走行割合が高かったです。（80％くらい）
ですが、エアコンを常時つけていてもこれくらい電気走行するということは
ハイブリッドバッテリーからエアコンを稼働させているんでしょうか？

もしそうならメーカーの仕様書のどこをみれば
この車はハイブリッドバッテリーからエアコンを稼働などと記載されていますか？

②
最近の車にはECOモードがある車が多いですが、
同じ加速の場合
A：POWERモードで4割のアクセル
B：ECOモードで7割のアクセル
この場合消費している燃料は同じなんでしょうか？
同じならPOWERモードでふんわりアクセルで運転すれば
事足りるような、、、

Answer 1

１）プリウスは電動エアコン搭載ですので、エンジンOFFでも走行用バッテリーからコンプレッサーを駆動して連暖房できます。
家庭用のエアコンと同じ仕組みですね。
ただ、諸元表とかに書いてあるわけでもないので、どこを見ればわかるとかと言われても難しかったりしますが…
ざっとプリウスのWebカタログ見ましたが電動かどうかは出ていませんしね。（ナノイー搭載とかは書いてありましたが）
HV車の場合は電動のものとそうでないものがあるので、気になる場合には個別に検索して確認するなり、実際に購入を検討する場合は営業マンに聞くなりするしか無いですかね。

２）一概にどうとはいいにくい（状況等々で変わってくる）ですが…
ECOモードとかはドライバーが特に意識しなくても、走行性能よりも燃費重視になるような制御をする、POWERモードはその逆みたいな感じで、自分でうまく操作できるならPOWERモード固定でも…という面はありますよ。
ただ、微妙な制御（例えばエンブレ・回生ブレーキがかからない微妙な加減＝空走状態を作り出すとか）を適切にやるのは結構難しいので、そういうのは車に任せたほうがっていう面はあるでしょうけどね。

Answer 2

プリウスを始めとするハイブリッドカーには皆さんが想像される小型のバッテリーとハイブリッドバッテリーという大きなバッテリーの2種類が搭載されています。

結論から言うとプリウスの場合はエアコン作動はハイブリッドバッテリーからの物になります。
というかプリウスの電装関係は全てハイブリッドバッテリーから補われています。
一般的な乗用車と同じ12Vのバッテリーはエンジン始動時にハイブリッドシステムを立ち上げる為の電力が必要なのでそれが起動でき、正常にエンジンがかかればその後は一切12Vバッテリーの電力は使われません。充電されるだけです。
逆に言うと12Vバッテリーが上がってしまえばハイブリッドシステムが立ち上がらないのでエンジンの始動ができなくなります。
走行もヘッドライトもナビも何もかも全てハイブリッドバッテリーからです。
12Vバッテリーはハイブリッドシステム起動専用になる事からハイブリッド車は他の車のバッテリーが上がった時に救援車になる事ができません。自分の12Vバッテリーが上がった時は救援してもらう側になる事はできます。

パワーとエコでは走行用モーターに使われる電力量が違います。すなわちパワーモードの方が消費電力が高くなりその分ロスした電気を回収しないといけません。発電は当然負荷がかかり燃費も悪くなるのでパワーモードの方が燃費は悪くなります。

同じアクセルの踏み込み量でもエンジンのスロットルバルブが開く量もパワーモードの方が大きくなるので当然燃費は落ちます。