ハイブリット車のバッテリー交換は都市伝説？

Question

プリウスなど５年ぐらいでバッテリー交換が必要で費用は３０万円ぐらい掛かると
聞きますが、実際に交換したとは聞いた事がありません。

実は、都市伝説で交換は１０年ぐらい交換しなくても大丈夫ではないでしょうか？
どなたかご存知でしょうか？

Answer 1

都市伝説だと思ってください。

家族が初期のプリウスに乗っていましたが、クレームで対策品のバッテリーに交換（初期型はバッテリー不良を持つものが多い）したら、それから15万km程度トラブルはありませんでした（車検時期が来たので買い換えた）
動力性能の変化は、もとからトロいんでそんなに遅くなった気はしませんでしたが（笑）燃費も走行条件による誤差の範囲で特に変わりませんでした。

とりあえず、米国仕様のプリウスでは16万km保証なので、それくらいがひとつの目安でしょう。日本仕様は５年・１０万ｋm保証ですが、同じ電池のはずです。
電池の交換費用は、初期型で約４０万円（リサイクル品では約１０万円）、現行型で約１３万円です。初期型でクレーム交換した以外は、ほとんど有償交換された実績が無いようです。
しかし、保証はあるとはいえ、「車として問題なく走れる」ことに対しての保証であり、電池の劣化にあわせて全開加速性能は着実に低下していきます。ある雑誌のテストでは現行プリウスの新車時と約７万km時で全開加速性能を比較したら、１割程度性能が落ちていたとか。測定条件や個体差があるので、鵜呑みにするのもどうかと思いますが、ニッケル水素電池ですので、出力密度は低下してくるはずです。でも、普通の車でも７万kmも走れば、坂道で力不足を感じたりすることはありますので、１割程度の経年劣化による性能低下はどんな車にもあるといえます。
現行型でも２０万km程度走ったという話を聞くようになりましたが、それといってトラブルは出ていないようです。ですから、基本的には、車を売却するなり、処分するまで交換は不要と考えていいでしょう。
バッテリー劣化による性能の低下がどうしても気になるなら、（著しい性能低下でなければ保証はされませんが）、新品のバッテリーに交換できます。現行プリウス用で13万円なので、タイミングベルトを交換するくらいの感覚でバッテリー交換が可能です。2Lクラスに比べて倍くらい燃費がいいので、2万～2.5万km走れば、電池の交換費用くらいは稼ぎ出します。
同クラスガソリン車の燃費を13km/L、プリウスの燃費を24km/L、ガソリン価格を115円（現状はまだ安いが、景気がよくなると再高騰する恐れあり）とすると、10万キロで約40万浮きます。バッテリー交換費用も計上するという、プリウスには厳しい計算だと、27万円浮く計算。価格差を考えるとトントンでしょうか。やはり、車本体がもう少し安くならないと本格的な普及は厳しいでしょうね。ちなみに、それに挑戦したのがインサイトです。

質問者からのお礼コメント

詳細にありがとうございます。一安心致しました。

Answer 2

先日、交換しました。
費用は３０万円弱ですね。
５年はもちましたが、１０年はもたなかったです。（８年ぐらいかな？）

交換直前の症状としては、ハイブリッド用の大型バッテリーが、
ちょっと走れば、満充電になり、
ちょっと電気モーターを使えばエンプティーになる。
大型バッテリーがエンプティー状態になる状態が多いので、常に発電モードになり、燃費が１割ほど悪くなる。

また、１２Ｖ小型バッテリーへの充電は、発電機からでは無く、ハイブリッド用の大型バッテリーから充電されるのですが、１２Ｖ小型バッテリーが数日（１週間未満）で上がってしまい、充電しても直ぐに上がってしまいます。
電力が完全に尽きて、オーディオ等が初期設定に戻る。



大型バッテリーを交換してからは、１２Ｖ小型バッテリーが上がる事も無く、元気に動いています。

Answer 3

都市伝説と言うか、最初の頃には「それくらいで交換が必要になるんじゃないの?」って噂が先行しただけのことです。
トヨタとしても、プリウスを出したばかりの頃は、実使用環境での実績が無いわけで、絶対XX年は持つとは良いにくかったでしょうから、強く否定もできなかったということで広まってしまったのでしょう。

で、実際どうかと言うと、１０年以上持つようです。
まあ、点検整備時に内密に交換していればわかりませんが、少なくとも交換費用が発生して多額の修理費を払ったという話は今まで聞いたことがありませんので、そんなに気にすることは無いでしょう。

Answer 4

ニッケル水素電池ですから
ニッカドよりは持つでしょうね