スタッドレスタイヤについて質問します。 プレミオ(FF)で、冬の渋滞し凍結した坂道で、発進のときタイヤがスリップし危うく後ろの車にぶつけそうになりました。ローギヤで何とか脱出したのですが…。

Question

スタッドレスが寿命に近かったせいもあるのかとは思いますが、例えば今度出るVRX3に変えればこのようなスリップは防げますか？

それともやはり四駆でないと無理でしょうか。

Answer 1

性能が高いと言われるスタッドレスでも、
所詮はスタッド（鋲）がレス（無い）タイヤ。
スタッド（有り）タイヤには遠く及ばない。
ましてや「金属亀甲チェーン」にも遠く及びません。

それを知らずに「スタッドレス履いた４駆だから大丈夫」と思って雪道で暴走する人が事故を起こす。

たぶん、あなたは、
発進時に強くアクセルを踏み過ぎたのでしょう。
あるいは、その時、ハンドルをほんの少しでも切っていませんでしたか？

雪道での発進は、（ATだと思いますのでATで言うと）
①ブレーキを踏んで停止する時に、ハンドルを真っ直ぐにする。
発進の前に、止まる段階でハンドルを真っ直ぐにしておく。

②ハンドルが真っ直ぐであることを確認。（少しでも前輪が曲がっていると、発進できる時でもできなくなる）

③ギアは２に入れる。（タイヤに伝わるトルクをできる限り抑える）

④ブレーキを踏む足を左足に踏みかえ、奥まで踏む。

⑤右足でアクセルを軽く踏む（1200rpm程度）

⑥アクセルは一定にしたまま、
ブレーキをゆっくり離して行く。（とにかく、ホイールスピンさせないようにゆっくり離すのがポイントです）
タイヤがホイールスピンせずに回りだしても、ブレーキを一気に離さない。
回りだして速度が出てきても、ゆっくり離して行く。
ブレーキを完全に離したら、アクセルもゆっくり踏んで行く。

ブレーキを離して行く途中で、ホイールスピンしてしまったら、ホイールスピンしない所までブレーキを踏む。
あるいは、アクセルをさらに緩める。（ある程度トルクのあるエンジンで、平地なら、アクセルは踏まずに左足ブレーキをゆっくり離すだけでもいい）

⑦坂道なら、積極的にサイドブレーキも併用する。
・・・とにかく、とにもかくにも、
ホイールスピンさせないようにすること。

※スタッドレスは、夏タイヤより20～30kPa空気圧を下げて履くと、より一層ッグリップします。
できるなら、インチダウンして、タイヤを厚くするとより一層グリップします。

Answer 2

カチカチのアイスバーン、又はブラックアイスバーンで勾配がキツいと、スタッドレスを履いた四駆もデフロックをしないと滑って登れないこともあるから、条件が悪いとチェーンの装着も必要になります。