旧パッソって足回りフニャフニャとの書き込みが多かったですね。新型になって少しはマシになったのでしょうか？

Question

それと、同じ３気筒、１Ｌエンジンなのに少しサイズが大きくなっていますよね。これって車重に比べて更に力不足になったののでは？

いつまでも３気筒１Ｌエンジンにこだわらず、１．３Ｌとかで作れば良いのにとか思います。普通車なのに動力性能で軽四に劣る感じなのでしょうか。これでちゃんと売れるのでしょうか？

Answer 1

もとからパッソはダイハツ製の自動車です。

初代は，「プチトヨタ」なんて言われていましたが，企画だけがトヨタで，製造はダイハツでした。よって，ずっとダイハツ製のエンジンです。ダイハツでは，ブームという名前で販売しています。

足回りがフニャフニャと言われたのは，２代目パッソですね。

その理由は，トヨタ側の商品企画が女性スタッフによって行われ，女性目線での女性仕様のクルマとして開発されたからです。腰に負担が来ない優しい乗り心地が求められました。

ただ，初代モデルのパッソは，レーシーというグレードもあって，男性にもそれなりに人気があったのですが，２代目は完全に女性仕様となったために，男性からの人気は激減してしまったのです。

昨年フルモデルチェンジがあり，３代目の現行車に移行しましたが，ターゲットは，はっきりと軽自動車ユーザーとしており，（キャッチコピーは，「軽じゃないK」）
もともとコーナーで踏ん張る足回りは追求していません。女性が街乗りで使用するのに満足度が高くなる優しい足回りのセッティングになっています。

エンジンが1000ccだけというのも，ダイハツ製であるということや，自動車税との関係もあると思われます。パワー的には軽自動車のターボと同じレベルですが，最近の軽自動車も重くなっているので，そんなに血色無いと思われます。そもそもパッソには，動力性能は求められていませんし，むしろ28.0km/Lという燃費を売りにしていると思われます。1300ccやもう少しパワーを求めるなら，ヴィッツもアクアもありますよってことなのでしょう。

まぁ，トヨタとしては別に売れなくても問題ない車種なのです。むしろヴィッツやアクアが売れなくなると困るので，棲み分けが図れて良いと思っていることでしょう。パッソはあくまで軽自動車と勝負する車なのです。

質問者からのお礼コメント

なるほど、工業製品には割り切り、合理性が必要という事ですね