ランドクルーザープラド RZJ120Wですが、エンジンが単発になっています。 エンジンチェックランプは点灯していません。ダイアグも正常です。

Question

ダイレクトイグニッションのエンジンで、どの気筒が死んでいるのかを点検するために
各IGコイルのカプラーを抜いてみたのですが、どの気筒でもエンジンが止まってしまい、失火気筒の判別ができません。
これまでの経験では、コイルのカプラーを抜いて失火点検を行って、コイルを入れ替えて失火気筒が移るならコイルの不具合と判断していました。

どのように点検したらいいのでしょうか？

補足

症状からすると明らかに単発で１気筒死んでいる感じです。 HCも高く出ていますので、点火系の失火と推測して点検しています。

Answer 1

この頃のトヨタ車の点火システムでは、カプラーを抜いてのパワーバランステストができません。

イグナイター内蔵型のイグニッションコイルを使っていて、ECUから点火指示信号のIGｔをイグナイターに出して点火します。イグナイターが作動すると点火確認信号のＩＧｆをEＣＵにフィードバックしています。
ＩＧｆが３回フィードバックされないと、生ガスによる触媒加熱防止のために燃料噴射を停止し、エンジンチェックランプを点灯させます。フェイルセーフ機能です。

パワーバランステストでの失火点検のためカプラーを抜くと、ＩＧｆはＥＣＵにフィードバックしないため、燃料噴射が停止しますのでエンジンはストップしてしまい、テストができないのです。
ですので、プラグコード時代と同様にイグニッションコイルを浮かせてパワーバランステストを行ってください。

この時に、エアークリーナー～スロットルボディー間のダクトを外します。
エアフロ以降のダクトを外しますので、エンジンがかからなくなります。
ですので、エアフロのカプラーも外してください。
エアフロのカプラーを外し、２回クランキングすることでバックアップモードに入り、点火時期及び燃料噴射固定でエンジンがかかります。
その状態で、IGコイルを浮かせてバランステストを行ってください。
失火気筒がわかれば、コイルを入れ替えて・・・の手順で行けると思います。

ダイアグが出ないところを見ると、
IGコイルの、イグナイター側ではなくコイル側の不具合だと思います。

質問者からのお礼コメント

おかげさまで解決できそうです。
ありがとうございました。

Answer 2

どのカプラーを抜いてもエンストするなら失火じゃないですね

とりあえずエンジンの基本を調べます
エンジンの基本は、良い圧縮、良い火花、良い混合気です
圧縮はコンプレッションテスターが有れば良いですが無くてもプラグホールにウエスを突っ込んでクランキングしてウエスの吹っ飛び方で判断できます

火花はプラグを付けてコイルも付けてヘッドの上でクランキングしながら火花の強さを見ます

混合気はインテークマニホールドについているバキュームホースをどれか取ってパーツクリーナーとかガソリンをスポイト様なものでインマニに直接入れます、エアクリ外してスロットルを指で開いてその中にパーツクリーナー吹いても良い

こんな事でエンジンは掛かります
二人で作業になりますが、一人がクランキングしてもう一人がパーツクリーナをを吹けば数秒のアイドリングはします

まずこれで圧縮なのか火花なのかガスなのかを切り分けてみて下さい

Answer 3

エンジン圧縮測ってみましょう。

Answer 4

各気筒の圧縮を計ってみましょう
そこで問題無ければ点火系、燃料系、エアフロを点検する