ランドクルーザー70 (前後板バネ)のリフトアップの関係について質問します。 今現在、シャックルとショックのみで2インチほどリフトアップしているみたいなのですが、シャックルがほぼ垂直の状

Question

態です。

乗り心地はそこまで不満は無いのですが、この状態だと乗り心地が良くない(突き上げ)と聞いた事があるのですが、リーフスプリングを2インチアップ用に変えると、シャックルの角度は倒れて、乗り心地も少しマイルドになるのでしょうか？
また、今現在の状態より車高は上がりますか？
御教授お願いします！

Answer 1

＞＞乗り心地はそこまで不満は無いのですが、この状態だと乗り心地が良くない(突き上げ)と聞いた事があるのですが、

先日回答したのでここでも回答しておきます。
乗り心地は大きく変わりません。

理由を説明します。

コイルスプリングとは違い
①リーフスプリングでは衝撃を吸収時に車体が沈みます。
車体が沈むと弓なりに湾曲しているリーフがまっすぐに伸びる方向になりその反力で衝撃を吸収しています。
これは理解して貰えると思います。


弓なりになっていたリーフが衝撃を吸収しまっすぐに伸びると
純正では直立になっているシャックルが30度 45度と言うように角度を持つことでリーフの移動量を逃がしています。

つまり

静止状態のリーフの高さ
から
衝撃を吸収して車体が沈んだ状態
この状態までの移動量
を考慮してシャックルを選択
シャックルの角度を計算しておかないと

以前 アOな質問者さんがいました
シャックルが完全に裏返る
シャックルが真横を向きフレームに接触している！笑
状態になります。

こうなると
衝撃を吸収できませんので乗り心地に何もありません。
はっきり言いますが所有者がアOです。

言われても理解出来ない人は乗ってはいけない！
典型的な事例でした。


静止状態では直立で設定します。
フルボトム時にできるだけフレームに接触しないで逃げる角度が取れる様に設計
シャックルもこれに合わせて長さを決める様に設計できれば理想です。

リーフが限度をこえてシャックルが裏返る様な設計では危険です。
リーフがボトム時にシャックルがフレームに接触するような作りではシャックルが持ちません。

当然 接触しています。
乗り心地が良いと思いますか？


もう一つ

ボトム時にシャックルは逃げるのが役目です。
直立90度で設計であれば
フレーム接触までに90度の移動量が確保できます。
足が良く動くセッティングに出来ます。

シャックルが45度に設定の場合
移動量は半分しかありません。

つまり段差を乗り越えてボトム時には軸足のタイヤ側では直ぐにシャックルが真横に寝る為足が動きません。

車体が沈まないので反対側のタイヤの駆動力は地面に伝わりません。
悪路で走破できない役に立たない足の出来上がりです。



接触しやすい環境を作ってどうするの？笑

という事です。

足回りの構造を理解できるひとは その点を重要視して考えます。

だから
45度に寝かす？
ような真似はしません。

本当にリフトアップの意味を理解しているユーザーであれば足の動きの必要性から車高を上げています。

そんな面白い事を言うのはシッタカ君カッコだけのリフトアップユーザーだけです。



＞＞リーフスプリングを2インチアップ用に変えると、シャックルの角度は倒れて、乗り心地も少しマイルドになるのでしょうか？


なります。

上記説明の通り
衝撃吸収時ボディーは下がります。
リーフが伸びると同時にシャックルは寝る。
つまり
直立であっても45度であっても寝るので乗り心地に大きく変わりはありません。
理論で考えて見て下さい。

ボディーが沈まない程度の低速走行時であれば多少乗り心地に出ると思います。
沈まないので逃げない。

上記でも説明しました。
誤ったセッティングをするとシャックルやリーフが折損します。
気を付けて下さい。

理想は直立よりすこし寝たくらいがベストです。

リーフメーカーのセッティングの良しあしはそこで判断できると思います。



ノーマルの設定では移動量を稼ぐため直立より少し寝てるに近いです。
その分移動量が稼げるのと乗り心地を両立できます。
しなやかに動かす事が可能です。


ノーマルのリーフでシャックルを長くすると
車高が上がりますが同時にシャックルもたちますので付き上げは増えます。

当然です。


なのでリーフとシャックルを同時交換して
純正と同じ角度にシャックル角になるのが理想
となります。


基本です。

当社ではこの辺を考慮します。

質問者からのお礼コメント

どなたも素晴らしい回答だったので迷いましたが、とても詳しく説明してくださったのでベストアンサーにさせていただきます！
また1つ勉強ができました。
ありがとうございました。

Answer 2

シャックルとリーフは相性があるので、セットで交換するか、しっかりとシャックルの長さを測ってそれに合うリーフとショックを選ぶ必要があります。

ほぼ垂直の場合、リーフがへの衝撃が車体へ行きやすいです。
シャックルを若干寝かす取付けが理想です。

垂直だと、リーフの伸び側ストロークが不足する。
寝かせすぎだと、リーフの縮み側ストロークが不足するので、そのバランスが重要ですね。
リーフメーカーの取付けた画像を参考に選定するのもいいかもしれませんね。(本職に相談するのが一番だけどね！）

質問に全く関係ない話だけど、たまにシャックルが裏返ってる車両を売ってるお店があったりしますが、あーいうのってどういう気持ちで売ってるのかな・・・・

Answer 3

シャックルが立つと 動きが悪くなり 突き上げが出ます、

2インチアップリーフに変え ご推薦のシャックルに変えると動きは良くなります、
リーフとシャックルは相性があり セットで変える物です、

ショックで とありますが、
加圧式のショックとリーフスプリングは相性が悪いので 乗り心地は悪くなります、

Answer 4

だいたいその認識で合っているかと思います。できればリーフとシャックルのメーカーは合わせた方がなお良いです。
車高が上がるかはそのレート等によるかと。