点火プラグについて

Question

車の点火プラグですが、古くなると具体的にどの様な症状が出るのでしょうか？＿

Answer 1

金属部が摩耗
プラグの火花の広さが広くなり
点火するための火花が弱くなります

そのため、
完全燃焼が出来にくくなり
エンジン内部、いろいろなところにカーボンが着いて
エンジンの調子が悪くなります
アイドリング不調
加速不良
燃費悪化

カーボンが着きやすくなるので
エンジンオイルの汚れが酷くなり
ブローバイガスが多くなり、ＰＣＶバルブなどの装置も
詰まりやすくなりエンジンも不調の度合が酷くなります

youtubeで状態を確認

エンジンの点火（スローモション）
http://www.youtube.com/watch?v=Iz31eCym2iQ&feature=related
右が吸気バルブ（ガソリン）
左が排気バルブ（排気ガス）

デンソープラグ、火花の度合い
http://www.youtube.com/watch?v=W8V0ULlWBrM&feature=related

ノーマル(右) イリジウム(左)
http://www.youtube.com/watch?v=tS4MV2pELyU&feature=related

質問者からのお礼コメント

良くわかりました。もう交換時期かも知れません。

Answer 2

『古くなると』とは？

自然劣化ってこと？
それとも使用しているうちにってこと？

自然劣化はほとんど起こりません。雨ざらしにしていたら錆び付きますがね。

使用していくうちに劣化してくるのは
①電極の損耗
②絶縁能力
ですかね。

①のほうはスパークが飛んでいるうちに金属イオンまで飛ぶ関係でエッジ部分が無くなってきて角が丸くなってきます。
そうなるとスパークは角から飛びやすいものですから、飛びが弱くなる＝着火不良を起こす原因になります。
中心電極のみならず接地側の電極（中心電極と向き合う側）も同様です。

②のほうは、オイルなどが付着してゴミも付いていったりして碍子（ガイシ）部分が汚れる場合や、中心電極周りに燃焼したカスが付着していったような場合に漏電が起こります。こちらもスパークの不良を引き起こします。


スパーク不良は、
燃費悪化のほか、エンジン不調をまねきます。電極が溶けたりすると、二次的にピストンクラウンに穴を開けることもあります。

Answer 3

パワーダウンと燃費悪化です。
さらに具合が悪くなると始動不良やエンスト等が起こりやすくなり、最終的にはエンジンが掛からなくなります。

新車のプラグは10万キロの耐久性が有りますが、5万キロも使えば燃費悪化が数値ではっきり出ますので、新品に交換すると燃費が回復しますね。

Answer 4

エンジンがかかりにくくなったり、アイドリングが安定しません。さらに酷くなると、点火しないために、例えば三気筒エンジンの場合、二気筒だけで走っていたりありますね。
あきらかにパワー不足になりますのでわかりますが。