トヨタ iQ のみんなの質問

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【今のガソリン車】


H10年車を愛用しています。
今後電気自動車が主流になると思いますが、

今のガソリン車は何年後くらいまで普通に(今までどおりの税金の額で)乗ることができるのでしょうか?

また最近出たばかりのガソリン車と10年以上前のガソリン車とでは、今後支払う税金に差は生じる可能性はあるのでしょうか?

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

まず、電気自動車が主流になるのはまだ20年くらい先の話です。

というのも、現在のEVは航続距離が電池の性能から100km程度しかありません。また、何年か使っているウチに電池が劣化してきますから、携帯電話と同じように持ちが悪くなってきます。
このため、新車時には160km走れたとしても5年後には半分の80kmくらいしか走れなくなります。これでは、隣の県へ行って帰ってこられません。

まだ、航続距離という部分がネックとなるためEVは現実的では無いのです。充電設備のインフラ整備という問題もありますし、現在の法律では電力会社以外の売電ができないのです。
利権が大きく絡む問題で、アノ電力会社が市場開放に応じる法改正をすんなりするとも思えません。

ただし、あまり高速道路に乗らずに近所の買い物などの移動がメインに使われる軽規格に近いモデルでは、EV化が進むと見られます。
三菱i-MIEVやトヨタiQなどはEV化で、低価格化すれば普及するでしょう。電気製品の低価格化は速いです。

このあたり軽規格の改正を見据えながら、自動車税の税制改革は近い将来にあると思います。

仮に税制が改正されたとしましても、現在の日本の自動車の平均車齢(新車から廃車になるまでの期間)は13年です。
売れに売れてるプリウスが年間で約40万台が売れており、直近の3年間で約100万台です。他を入れても150万台ほどで日本の登録車両の2%あまりです。

まずハブリッドに置き換わるのに10年がかかり、さらにその一部がEVに置き換わるのにそこから10年かかります。
20年という数字は、そういう根拠です。たぶんもっと、それ以上かかるのではないでしょうか。地デジ化を10年で強行したのは、かなり異例です。

今、免許を持っている人がガソリン車か電気自動車かで悩む時代は、運転を引退する頃までにくるかどうか…と微妙なところだと思いますケドね。
いいとこ、ハイブリッドまでかと。

一応、13年超で自動車税は10%割増しですけどね。
13年を超えるのは、全登録車の10%足らずしかありません。そのほとんどがビンテージや旧車と呼ばれ、ほとんど走行しない車達なんですが…

それよりも、政治が安定しないと利害の絡む法改正もありません。10年、20年の先を見たビジョンが無いと改正はできません。今の政治家に、果たしてどれだけそういった人がいるのか?
次の選挙の自分の当落しか見えていないでしょう。

質問者からのお礼コメント

2011.8.12 15:11

詳らかなご回答をありがとうございます。

愛車への愛着が増しました!

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