先日、ランドクルーザープラド 2.8 TX Lパッケージ ディーゼルターボの新車を試乗しました。

Question

現在、H11年式のハイラックスサーフのＳＳＲ－Ｘ プレミアムに乗っています。
正直プラドは、20年前のハイラックスサーフより加速が悪いし走りません。
なぜ、プラド=204ps トルク51kg もあって、サーフの145ps 35.0kgのほうが早く走る（加速が力強い）のですか?
どうも納得できないのですが、どなたか説明してください。
よろしくお願いいたします。

Answer 1

重いのがまず一つと元々1kzは低速トルクを重視したセッティングなので、そのように感じるのかと。トルクと馬力があってもトルク域とギヤ比で走りは変わりますから。
現行はその辺りをフラットにしてどの速度域でもそれなりに走るようなセッティングなので、出だしのかったるさはそこからきています。
0-100で競えばプラドの方が速いと思いますよ。1kzは0-60のトルク感は良かったですが、その上はスカスカでしたから。

Answer 2

あの頃のプラドやサーフのエンジンは1KZ-TEだと思いますが、あのエンジンの加速は低速からパワフルでした。
後期のプラドやサーフに搭載された1KD-FTVはコモンレールになり、馬力、トルク共に上回っていましたが、出足は1KZ-TEの方がパワフルに感じました。
私の予想なんですが、この時代から排ガス規制が更に厳しくなり、ターボが効くまで特に黒煙が出やすいので出力を押さえているのではないかと思います。
これは燃費や排ガスに厳しい規制をクリアした1GD-FTVにも関係するのではないかと思います。
技術的にもそういったことが可能になったのかもしれません。

速度が上がってくるとプラドの方が速いとおもいますよ。

Answer 3

ディーゼルエンジンに加速の二文字は存在しません。（笑）
数値的理由は他さんが回答済みですね。

マニュアルシフト車が存在すれば理解できるのですが、3速発進できる低速域からのフラットトルクのエンジンとに加速を期待するのはちょっと、ちがうかもです。

あの車体クラスで お〜〜〜と思う加速を体験したいなら、是非、200の試乗をお勧めします。

Answer 4

開発コンセプトが違います。
プラドは雪上路や波状路での走破性、耐久性を重視した車輛です。
テレビ番組などで見ていると思いますが海外ではランクルやプラドは走行していますがサーフでジャングルや未舗装路を走行している事はまず目にしないはずです。

一方、サーフはある程度の未舗装路と市街地などの舗装路でも使える様にセッティングされた車輛です。
街中を走る機会が多いけど、たまに未舗装路や雪上地を走る人には向いている車輛です。

この為、プラドではトルクを優先した設定になっています。
プラドでは堤防の土手を上がれますがサーフでは上がれません。

例えば大型観光バスがスタックしているとします。
サーフでは4駆モードで牽引して救出出来ない場面でプラドであれば救出できる可能性が高いです。

この様にトルク重視型に設定されている為にパワーがあってもサーフより速いとはなりません。

同じ理由でその204ps トルク51kg のプラドでも
145ps 35.0kgのサーフでも５５０ｃｃ６４馬力のあるとワークスに早さでは勝てません。

メーカーは需要に追うしてその車種に合わせたセッティングをしています。
同じ４駆なのに遅い？と言うのは比較する土俵が違います。

同じエンジンを搭載したハイエースとプラドがあります。
同じエンジンなのにボディー強度や諸事情からハイエースの方がパワーがかなり低く設定されています。


それでもハイエースの方がはるかに速いです。
https://www.flexnet.co.jp/hiace/hiace-articles/post-18944

答えとして
その車輛に応じた需要
使用方法による違いがある為にその様にセッティングされているからです。

速さだけを求めるとレーシングマシンの様に８０００回転以下は使えない車両になります。

逆に土手を上るような車両では速く走れません。
このセッティングの振り方の違いです。

Answer 5

そらそうでしょう、プラドの方が３００ｋｇ重いんですから。