2022年10月
■2022年12月
発売は今秋の予定。
TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は2022年6月1日、「GRカローラ RZ」と「GRカローラ モリゾウエディション」を世界初公開した。「GRカローラ RZ」は、同年4月に公開した新型車「GRカローラ」の日本仕様のグレードだ。「GRカローラ モリゾウエディション」はマスタードライバーのモリゾウこと社長の豊田が自ら試作車のハンドルを握り、こだわりを持って作りこんだ「お客様を魅了する野性味」「気持ちが昂り、ずっと走らせていたくなる走りの味」を追求したグレードで、今回、米国においても同時に発表した。「GRカローラ RZ」は同年秋頃から全国のトヨタ車両販売店を通じて発売を開始し、「GRカローラ モリゾウエディション」は同年冬頃から全国のGR Garageにおいて台数限定で発売を予定。予約抽選は秋頃から受付を開始する予定している。(限定台数および予約抽選方法についてWEBサイトにて後日公開予定)
<走行性能を磨き上げた2シーターモデル、GRカローラ モリゾウエディション>
GRカローラ モリゾウエディションは、モリゾウこと社長の豊田が強くこだわりを持つ「お客様を魅了する野性味」を追求したグレードだ。徹底した軽量化、エンジンのトルクアップ・トランスミッションのギア比最適化による動力性能向上、モノチューブアブソーバー・ハイパフォーマンスタイヤの採用によるコーナリング性能の向上により「気持ちが昂り、ずっと走らせていたくなる」走りの味を実現した。
<GRカローラ モリゾウエディション車両概要>(GRカローラ RZとの比較)
・リヤシートを撤去し乗車定員を2名としたことで約30kgの軽量化を実現した。
・最大トルクを370Nmから400Nmへ向上。中回転域のトルクを高めることで加速性能を向上させた。
・構造用接着剤を3.3m追加で塗布し、ボディ補強ブレースを追加することで、ボディ剛性をさらに強化した。
・ディファレンシャルギアのローギアード化と、1~3速のクロスギアレシオ化により、動力性能の向上と、気持ちのよいギアのつながりを実現した。
・10mm拡幅したハイグリップタイヤを採用することにより、コーナリング時の安定性・ブレーキ性能を向上させました。
・しっかりと体をホールドする専用セミバケットシートを採用。走行性能向上によってドライバーに多くのGがかかる中でも、正確なドライビングをサポートする。
・インテリアでは、ドアトリムオーナメントやインストルメントパネルなどへ鋳物ブラック塗装を施し、ステアリングやコンソールにはウルトラスエード®※5表皮を採用。スポーティな室内空間に上質さを加えた。
・外板色には、マットスティールを専用設定。さらに、GRカローラ モリゾウエディションならではのこだわりの証として、ウィンドシールドガラスにモリゾウサインを施した。
同年12月2日には、「GRカローラ RZ」と「GRカローラ RZ“MORIZO Edition(モリゾウエディション)”」の抽選申込受付を開始した。「GRカローラ RZ」は同年12月19日、「GRカローラ モリゾウエディション」は同年12月18日まで受け付け、発売は23年年初を予定している。