トヨタ カローラレビン のみんなの質問

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1989年〜1990年あたりのベストモータリングで、黒沢元治さんはドリフトしている土屋圭市さんの走りを見て否定的なアドバイスしてました。

藤原拓海のAE86スプリンタートレノは感性ドリフトとかして中里毅のR32スカイラインGT-Rに勝ったりして疑問に思いました。

AE86カローラレビン、スプリンタートレノはタイムを出す走りする際は黒沢元治、ガンさんのようなグリップ走行、藤原拓海のドリフト走行、あるいはドリキン土屋圭市のタイムを出す速いドリフト、どちらが一番現実の筑波サーキット、間瀬サーキット、富士スピードウェイ等ではタイム出るか教えて下さい

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ベストアンサーに選ばれた回答

>AE86カローラレビン、スプリンタートレノはタイムを出す走りする際は黒沢元治、ガンさんのようなグリップ走行、藤原拓海のドリフト走行、あるいはドリキン土屋圭市のタイムを出す速いドリフト、どちらが一番現実の筑波サーキット、間瀬サーキット、富士スピードウェイ等ではタイム出るか教えて下さい

↑まず最初に間違っていること。

藤原拓海はあくまで漫画、フィクションです。

ある程度リアルな設定はされてますが、主人公が負けたらストーリーが成り立たなくなります。

もうひとつは「AE86で走る場合」と言う考え方です。

どう走るのが速いかは、車種の要素もあるけど路面の状態やタイヤの性能が大きく影響します。

例えばツルツルのアイスバーンがあったとします。

グリップ走行でしっかり減速し、曲がる速度まで落としてステアリング操作をし、車を曲げようとするとかなりの極低速まで落とさなければ車は思った通りに走れません。

このような状況だと勢いとアクセルワークで曲げていけるドリフトの方が速く走れてしまったりします。

土屋圭市はまだレーサーになる前、高橋国光がハコスカでレースに出走している際のドリフト走行に憧れていたと言っています。

土屋圭市自体もフレッシュマンレースでAE86にて無敵の勝利を重ねた際はドリフト走行を要所要所でしています。

これはその当時のタイヤの性能であったり、AE86と言う車種がリヤが極めて出やすくてそうならないように抑えるよりも踏んで行った方が速い場合があると言うことが言えると思います。

ならドリフトの方が速いの?

それは早合点。

AE86のN2+なんて言うレースがありますが、自分は小泉商会とCBYのハチロクの助手席に乗せていただいたことがあります。

ハッキリ言いましてドリフトなんかしません。

それはタイヤの性能が当時とは比較にならないほど進化していたり、車体の造り方のノウハウも進化しているためだと思われます。

そうなるとグリップの方が速くなる。

それとレースにおいてはもうひとつ重要なことがあります。

決まった距離を走り切らなきゃならないレースにおいて、仮にドリフトさせた方が速かったと仮定します。

その走りを続けていれば、一瞬は速くてもタイヤの熱ダレもすぐに来るし、なによりドリフトはタイヤを激しく磨耗させるのでタイヤがもたなくなってしまえばドリフトで多少稼いだタイムとは比較にならないほどのロスを食らうかことになります。

黒沢氏はサーキットレーサーなので、そんなことも含めて土屋氏の走りを「若いな」みたいに感じたのではないでしょうか?

イニシャルDはもしも主人公が実在したとしたら現在の年齢は40代の半ばくらいだと思われます。

そんな人が18歳~19歳の頃の話ですので、当時のAE86の走り屋小僧によくあるチューンや当時のタイヤの性能を考えつつ、ドリフトさせた方がタイムが出た可能性は否定はできません。

が、あれは本当にあくまで主人公が勝たなければ話が始まらないことと、「ドリフトで速い」と言うインパクトを大事にストーリーを組み立てた、あくまでフィクションであることを忘れてはいけません。

フレッシュマンレースでドリフトしながら圧倒的に速かった土屋圭市は後に「ドリキン」と呼ばれて人気爆発し、その後の競技ドリフトの世界にまで大きな影響を与えるほどの人物になり、今でも人気を保っています。

「ドリフトで速い」はそのくらい当時の人にはカッコ良かったんです。

だからイニシャルDもそのようなスタンスで書かれたのだと思います。

あくまで漫画ですので、あまり現実と混ぜて考えない方が宜しいかと思います。

実際にR32とAE86が峠の下りで競争した場合、峠はレギュレーションも無いのでドライバーの腕やチューニング度合いによってはAE86が勝利する可能性はあります。

そんなのは当然のことで、中里が負けたのは運転技術のレベルが主人公には遠く及ばなかったのが敗因です。

そう言うストーリーです。

で、その目論見通りにイニシャルDは大人気になりました。

なのであの漫画のコンセプトは大成功だったと言えるでしょう。

その他の回答 (2件)

  • みちるさんへ

    先ずはこちらをご覧下さいな。
    https://www.youtube.com/watch?v=GqyCgjYHVhg
    (特に大事なのは0:46〜)

    綺麗にドリフトしていると思いませんか? (タイヤグリップを使い切るとこう成る典型例 d(^^)

    原理的な物を挙げて行きますと、
    1.舵角が付いてる状態、つまり「もっと曲がって行って欲しい」と思ってる状態だと、満足に踏み切れないので遅い。
    2.旋回時をイメージすると、車体中央付近に位置する重心点を、前後輪で分担して支える事でコーナーリングして行く。
    3.車は旋回弧を辿って行く時、旋回弧に沿って曲がって行く「公転」の運動と同時に、車体を回す運動、スピン or ヨーモーメントも発生させる必要が有る。
    4.このスピン運動は、重心点より前を、前輪で横に押して貰う事で発生させる。
    5.と言う事は後輪より前輪の方が負担が大きい。
    6.なので、「切って曲がる」のでは無くスピンさせる運動を起こさせて前輪の負担を減らす・舵角が減る状態が、最速の旋回速度に成る。
    7.その為に、コーナー入口でスピンさせる必要が有る。
    8.しかし過速だと、切った程には曲がって行ってくれない・鼻先が内側を向いてくれない。外側へドリフトoutして行くばかりに成る。
    9.横に流すのは制動と等価。
    10.なので、ブレーキング区間の最後で、未だ前荷重に成っている状態から切り込んで、制動と初期の向き変えを重ね合わせる様な走りをする事が最速に成る。

    と言う事です。
    滑って見える量は、諸々の条件次第で変わる。けど、零と言う事は無い。
    スリップ角が付いた状態で最大のグリップを示すのがゴムタイヤなので。
    https://www.youtube.com/watch?v=3TqgvpAmBq4
    https://www.youtube.com/watch?v=tHwD-pNAY1Y
    (最後の新井のトーチャン)

    大昔から
    「入りアンダー 出オーバーを殺すのがドラのお仕事」
    とされている通りで、横に流すならコーナー入口で減速が要る所、が賢いのです。
    出口側では舵角無しで踏み切る。

    そういう走り方をどう呼ぶかは判りませんけどもね。
    (私はそれが真のドリフト走法だと考える)
    2輪でも同じなんです。
    https://www.youtube.com/watch?v=rDJZjdKai24

  • ドリキンが昔に間瀬サーキットで比較していました。

    R32GT-Rだと速い順に、速いドリフト→魅せるドリフト→グリップでした。

    RX-7(FD)だと、速い順に、速いドリフト→グリップ→魅せるドリフトでした。

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