車のfmcの周期が早過ぎると思うのですがどう思いますか？このまま行くとデザインも同じようなものばかりになると思います。私は10年ぐらいでいいと思いますが皆さんはどう思いますか？

Answer 1

1990年代の「FMCは4年ごと・MC（マイナーチェンジ）は2年ごと」というのを知っている世代からしたら、今の「早くて5年、だいたい6年くらい」はちょうどよいと思っています。

欧州車などFMCスパンは10年くらいで長いですが、その代わりほぼ毎年のように小改良が施されますし、見た目はほぼ変わらなくても中身は一新されていてFMCと呼んで良いレベルの改良もされたりしますよ。エンジン形式も変わっていたりね。

また、ここ最近の衝突安全機能や自動ブレーキ機能などの発展は著しく、モデルチェンジ周期を長くするとそういう「最新機能の搭載ができない」こともデメリットになります。これも小改良ならMCで乗せ換えられたりしますが、抜本的な改良や、他車種への拡大などやはりFMC時じゃないとできないことも多いですから。

デザインはねぇ・・・考え方は人それぞれですが、特に最近のマツダなどは「統一感を出す」方向性です。マツダほどじゃないけど、トヨタ・日産・ホンダなど他メーカーも同様。欧州車・特にわかりやすいBMWなど、グリルデザインはどのランク・グレードでも「基本同じ」ですね。これまで日本メーカーはこの点で弱く、ブランドイメージを作りにくかったわけで。
もちろん人によっては「みんな同じ顔は気持ち悪い」だの「なんでヴィッツとオーリスは似てるんですか？社内でパクったんですか？」なんて感想を述べる人もいるんですが、日本国内だけでなく、世界市場も見据えて戦略を立てるには「統一感を出してブランドイメージを構築する」のも必要だから「同じデザイン」にわざわざしている面もあるんですよ。