トヨタ オーリスハイブリッド のみんなの質問

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トヨタファンの方ごご回答よろしくお願いします。

現行オーリスHV(シルバー)所有しています
現状は どノーマルですが16インチのアルミホイールを履いています このノーマル状態から脱却の為カスタマイズしたいんですが ホイールは17インチにするか18インチにするかまぢ悩みます
モデリスタのホイールを履かせたいんですが、オーリスのアクセサリーカタログでは18インチタイプしか有らず付けれるタイヤは扁平率40ってどうもなぁ思います
下の写真のプリウスのオプション品のモデリスタホイール17インチをオーリスに履かせたら似合うか? 疑問でもあります 17インチであれば扁平率が45になり俺としてベストなんです
ウチは高齢者を乗せるので乗り心地も考慮において扁平率45なら俺も許せる範囲なんですね
職場の先輩は18インチにしな!とゴリ押しするしで
プリウスの17インチにするならモデリスタのエアロキットを付ける予定です

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ベストアンサーに選ばれた回答

いくつか留意点ありますので、ひとつずつお伝えいたします。

■ ボルトパターン

オーリスとプリウスのホイールはボルトパターン等が異なりますので、互換性がなく物理的に装着ができません。

<オーリス>
PCD114.3×5H
センターハブ径60mm

<プリウス>
PCD100×5Hす
センターハブ径54mm

PCDというのは各ボルトを結ぶ円の直径のことです。センターハブ径とは、車体のハブの中心にある円形の出っ張りの直径のことで、オーリスのほうが大きいです。オーリスのホイールを交換するには、PCD114.3×5Hのホイールから選ぶことになります。オーリス120T-RSのホイールならば、17×7.0J+50でPCD114.3×5Hなのですが、こちらではダメですかね?

■ ツラ出し設定

ノーマル車高で純正16×6.5J+45の場合、前20mm/後25mmのツラ出しで車検対応の範囲です(注:個体差あり)。これを基準にしてホイールスペックを検証します。前輪の約20mmのツラ出しで見ていきます。

純正1:6.5J+45(±0mm/基準値)
純正2:7.0J+50(+1.35mm)
純正3:7.5J+42(+15.7mm)
候補1:7.5J+40(+17.7mm)
候補2:8.0J+45(+19.05mm)

純正2は120T-RSのスペックです。純正16インチに対し1.35mmのツラ出しですから、ほとんどツラは変わりません。純正3は「MODELLISTA WingDancerV」18×7.5J+42で、15.7mmのツラ出しになっています。候補1は17.7mmのツラ出しです。本当は7.5J+38にすれば19.7mmと約20mmのツラ出しができますが、そうしない理由はインセットをあまり小さくできないからです。インセットはリム幅の中心位置からハブ取付面までの距離のことで、例えば7.5J+50というのは、リム幅の中心から50mm外側にハブ取付面があるということです。7.5J+50から7.5J+40に履き替えた場合、ホイール全体が10mm外側に移動します。ツラ出しは10mmですね。

純正のインセット50mmを基準に考えて、10mm縮小のインセット40mm程度までがサスペンション性能の許容範囲と思います。というのは、純正ホイールのインセットを基準にサスペンションが設計されているからです。特にフロントは大幅にインセットを小さくしてしまうと、スクラブ半径が狂い、サスペンション剛性が下がってしまいます。ワダチにハンドルが取られやすくなったり、ブレーキ性能に影響を及ぼしたりします。なので、特にフロントは純正ホイールよりも5~10mmのインセット縮小に留めておきます。さらにツラ出しするにはインセットをあまり変えずにリム幅の拡大で対応します。モデリスタが7.5J+42となっているのもその方程式によります。それでも少しゆとりがあるので、さらに攻めた仕様が、候補2の8.0J+45(+19.05mm)ということです。17インチであれば8インチのリム幅に対してタイヤサイズは225/45R17でベストマッチです。なお、ツラの出具合は車両によって個体差があるので、ツライチ設定は一台一台実測するのが基本です。

前後輪ともに同じホイールサイズですと、リアのツラが若干引っ込んでいるので、リアのツラをフロントに揃えるのであれば、リアのみ5mm厚の挟込スペーサーを使用します。5mmまでであれば、ナットとセンターハブの噛みしろが確保されます。これより分厚いスペーサーになると危険度が増すのでお勧めしません。勿論、スペーサーなど使わいに越したことないのですが、前後同じスペックのホイールであれば前後輪のローテーションが可能となり、タイヤの寿命を延ばせます。

■ インチアップとローダウン

インチアップをすると目の錯覚でタイヤとフェンダーの隙間がやたらと目立つようになります。なので、皆さんそれが嫌になりローダウンをしたくなります。ローダウンすると車輪のネガティブキャンバー(車両を前後から見てハの字)が強くなり、車輪がフェンダー奥に少し引っ込んでしまいます。ノーマル車高でツライチに揃えてもローダウンすると引っ込んでしまい、ローダウン状態でツライチスペックのホイールを履かせると、ノーマル車高ではハミ出て整備も受けられなくなります。オーリスの場合は4輪共にそうなります。もしも車高を落とすのであれば、最初にローダウン、後にホイールが適切な順序です。さらにエアロをつけるとなると、大径ホイールをツライチにして、ローダウンしていないと見栄えが成立しません。
一方で、17インチとなると微妙な線で、ローダウンしなくてもあまりフェンダーとタイヤの隙間は目立ちません。但し、エアロをつけるならばツライチ+ローダウンとした方が見た目は決まります。ローダウンしないのであれば、17インチの場合はエアロなしの方が見栄えがよいかもしれません。

■ インチアップの利点と欠点

<メリット>

インチアップは元々はブレーキ性能強化のためにブレーキローターを大型化する目的で競技車両に採用されました。リム外径が大型化する代わりにタイヤを薄くしましたが、そうするとタイヤ剛性が弱くなるので、サイドウォールをガチガチに固めたのですね。それが結果的にタイヤがよれにくくなり、ステアリング応答性能の向上や、グリップの安定性向上に貢献しました。その実績からスポーツ車両を中心に偏平タイヤの採用が進み、現在のようにドレスアップの定番となりました。今では見栄えを良くするのが最大の目的となっています。

<デメリット>

副作用として、乗り心地の悪化、ロードノイズの増加、ブレーキ性能の悪化、燃費の悪化、ホイール損傷リスクの増大などが挙げられます。

乗り心地悪化の原因は、サイドウォールを固めているために、路面の凹凸をダイレクトに拾うようになっていることと、ホイールもタイヤも重たくなるためバネ下荷重の増加によりサスペンションの追従性が悪化するからです。ロードノイズ増加もタイヤ剛性を高めた結果によります。

ブレーキ性能の悪化は、インチアップ前よりもタイヤの外周付近に重量物が付加されるため、車輪の回転方向の慣性重量が増すためです。ブレーキを強化すれば問題ないですが、それはさらなるバネ下重量の増加となります。加速にも影響はしますがあまり体感できません。

燃費の悪化は、車輪重量層のほかに、インチアップによりタイヤ幅を太くする必要があるため、その空気抵抗が増すことも影響します。

なぜ、インチアップの際にタイヤを太くするのかというと、ひとつはインチアップによりタイヤ内の空気容量が減って耐荷重能力が落ちてしまうため、タイヤ幅を拡大して空気容量を増やします。もうひとつは、インチアップするとタイヤ剛性が高まるために前後方向の接地面積が減ります。それを補うために横方向のタイヤ幅を増やします。それゆえ、インチアップするとタイヤの幅が太くなり、それに合わせてリム幅も太くなるセッティングになっているわけです。

最後のデメリットは、ホイール損傷リスクの増大です。これはあまり指摘する人がいませんが、わたしはインチアップの最大のリスクと思います。40や35といった偏平率の低いタイヤは、縁石やキャッツアイで簡単にホイールにガリ傷がつきます。タワーパーキングでも餌食になりやすいです。ガリ傷を付けるのはボディを擦って傷つけるのと同じですので、非常に運転に気を使うようになります。わたしはそれでもインチアップを選んでいますが、ガリ傷に気を使うのが嫌な場合は、あまり大きなホイールを選ばないほうがよいと思います。オーリスの225/45R17でもガリ傷はつきますが、225/40R18インチよりかなり扱いやすいと思います。

■ デメリットの処方箋

わたしはインチアップ推奨派ではあるものの、やはり沢山のデメリットをご確認いただけたと思います。しかし、デメリットを軽減する方法がありますので、ご存じのことも多いとは思いますが念のために書き添えておきます。

<軽量ホイール>
鍛造ホイールで軽量なものが出ています。これにより、バネ下の重量増の軽減または増加せずに済ませられます。但し、インチアップ前よりもタイヤ外周付近の重量は増しますので、その影響は避けられません。鍛造は高いですが、昔と異なり、最近はデザインのよいものが沢山出てきています。

<コンフォートタイヤ>
乗り心地と静粛性に特化したタイヤが出ていますが、これは劇的に静かで乗り心地が良くなります。

<低燃費タイヤ>
転がり抵抗を低減させて燃費を向上させます。しかし、静粛性や乗り心地は犠牲になる傾向があります。

<リムプロテクター>
偏平タイヤにはリムプロテクター、リムプロテクトバー、リムガードという名称で、ホイールのフランジ(外周部分)がキズつかないようにガードする出っ張りがついています。しかし、このリムプロテクターはメーカーや銘柄によって深さがバラバラです。同じタイヤサイズで「タイヤ総幅」の大きいものは、リムプロテクターが大きめのケースが高いです。一概にいえませんが、ミシュランやブリヂストンやダンロップはリムプロテクターが深めのケースが多いですね。ヨコハマは浅めのパターンが多いように思います。また、鍛造ホイールはフランジが薄く、フランジがタイヤよりハミ出るリスクが減ります。


ショップに相談して、鍛造18インチ+コンフォートタイヤでリムプロテクター大きめのものを選べば、見た目と乗り心地と使い勝手の3拍子が揃います。しかし散財になりますかね。
長くなり失礼いたしました。何かご不明な点がございましたら、追加でご質問ください。

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質問者からのお礼コメント

2017.2.22 21:31

色々とご教授及び調べて頂きありがとうございました
ホイールインチアップのプランが煮詰まりました

その他の回答 (4件)

  • ホイールがでかければでかいほど、ドキュンの仲間内から一目置かれますし、ショップの売り上げが増えて喜ばれます。

  • 17インチでも乗り心地は悪くなるので高齢者を乗せる前提なら16インチのままの方がよろしいかと。

  • 17インチでもちょっと厳しいのが本音。
    突き上げがすごい。
    タイヤにもよりますが、ボディの強化を同時にしたらよろしいと思います。
    ストラットタワーバーやアンダーバーなど。

    BMWや、VWなどと比べ、やっぱりトヨタ車はボディー剛性が劣ります。
    タイヤより、土台になるシャーシをやるべき。
    タイヤの接地が追従しないですよ。

    タイヤの銘柄もしっかり決めてほしいです。
    よく、韓国製や台湾製など履いている人がいますが。
    タイヤの質をよく選んで下さい。
    タイヤの重量も重要です。

    同じ予算ならば、18インチより、17インチの方が、トータルバランスがいいかもね。
    ちなみに、私ならば、17・18インチどちらもパスですね。
    凸凹道で、超アンバランスですよ。
    サスペンションで吸収しないし。

    シャーシのバランス悪しです。

    中身で勝負して下さい。
    私ならば、そうします。

  • なかなか素敵なホイールですね、扁平は45までですね、乗り心地もまあまあだし、後々交換になれば40はバカみたいに高いからね17がよろしいかと思いますね

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