トヨタ オーリスハイブリッド のみんなの質問

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2気筒エンジンのクルマについて

お久しぶりです。

2012年くらいのダウンサイジングブームにときに各社2気筒エンジンを開発中というニュースを見かけたのですが、調べたところ
現在もフィアットのツインエアとインド向けのディーゼルくらいしか採用例が無い?かと思います。

①実現できない理由はエンジン振動と音がクリア出来なかったからでしょうか?
②2気筒エンジン+1モーター(マイルドHV)のような組み合わせで制振することは出来なかったのでしょうか?

もしご存知であれば教えていただきたいです。

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ベストアンサーに選ばれた回答

回答が遅くなり申し訳ありません。風邪で伏せっておりました。
さて,下記の通りです。

●回答
その通りです。振動・騒音対策がむずかしいからです。
モータ付きは,技術的に可能で,振動・騒音対策が可能ですが,コスト的に成立できません。

●3気筒エンジンに比べて2気筒は?
特に振動が大きいため,対策が必要になります。数年前,トヨタがオーリス用1.2Lエンジンを発売したとき,エンジニアの方に,どうして,4気筒ではなく,3気筒エンジンにしなかったのですかと尋ねると,他とは違うエンジンにしたかったと回答していました。現在は,3気筒エンジンになろうとしています。それくらい,振動対策はむずかしいのです。
いろいろな振動対策(コストアップ)をするくらいなら,2気筒向けの設備投資(コストアップ)を考えると,そのまま3気筒にしておきたいわけです。

●2気筒エンジンにする理由は?
冷却損失を低減でき,比出力が増加します。特に1気筒あたりの排気量が400cc以下のばあい,冷却損失による燃費への影響は大きくなります。逆に1気筒あたり排気量が600ccを超えると,急速燃焼が難しくなり,耐ノック対策のため,やはり最高出力あるいは熱効率が落ちます。
なお1気筒あたり排気量が400ccくらいだと,ストロークは85mm程度になり,6000rpm程度でも,平均ピストン速度は17m/sですから,最高回転数側の制限はあまりありません。つまり3気筒を2気筒にできない理由ではありません。

●燃費需要は?
数年前まで軽自動車では,スズキとダイハツが苛烈な燃費競争をしていました。しかし売れたクルマは,ホンダや三菱(日産)で,あまり燃費を訴求しても売れ行きにつながらないということになりました。
多くのユーザから見ると,ある程度の燃費が確保できれば,あとは販売価格や車室内スペースが決め手になっているからです。特に車室内スペースは重要です。例えば,ある軽自動車のばあい,後席が非常に車両後方側に設置してあり,前席から後席上のものを取ることができないくらい離れています。こういう極端なスペース感覚が売れ行きに関係しているのです。
もちろん後席を極端に後方にもってくるのは,後方からの衝突安全性を考えると好ましいことではありません。
もしご家族を大切にされるなら,軽自動車を選ばないことが重要です。

●燃費規制は?
日本のばあい,燃費規制は達成メドができてから作りますので,OEM(自動車会社)の合意が得られない規制は作られません。軽自動車は,そこそこ良い燃費なので,よほど燃費が悪いクルマを除き,これ以上の燃費規制の対象には入らないでしょう。

●グローバルに考えると?
軽自動車は日本だけの車両なので,変な規格になっています。特に燃費は,車両速度が遅い条件で最適化されており,実燃費が悪いのが特徴です。同様に海外で,そのまま使うと,高出力側で使うシーンが増えて,1L(リッター)車に比べると,燃費が悪化します。このため各社,大きなエンジンを載せたり,車両幅方向にストレッチした車両を投入しているわけです。
日本でも,自動運転化により,スムーズな加速(=普通車について行ける)が必要になると,排気量が問題になります。いずれグローバルすることを考えると,軽自動車規格は撤廃すべきでしょう。

簡単ですが,ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

2019.1.30 09:42

いつもありがとうございます。
お身体にお気を付け下さい(^ ^)

他の方も回答いただきありがとうございました。

その他の回答 (4件)

  • ①実現できない理由はエンジン振動と音がクリア出来なかったからでしょうか?

    3気筒のバランス
    3気筒のトルク
    3気筒の高回転領域
    などかも

  • 排気量によります。

    360ccの頃の4ストの軽四は、2気筒がほとんどで、古いマツダに4気筒が有った位。550cc 660ccに排気量が拡大して、3気筒 4気筒と為り、振動対策が巧く為って、現在は、3気筒が主流ですね。

    多分、振動対策と気筒当たりの排気量で、低回転時のトルクとの兼ね合いが原因では無いでしょうか?

    フィアットのツインエアを、日本で作ったら、多分1000cc3気筒NAか、ターボの軽四でしょう。

    軽四を海外で販売する時に、大抵は排気量を増やして居ますが、これは、販売する地域の整備の事情から起因して居ると思われます。

    ダウンサイジングエンジンは、一般道では低排気量の燃費で走行し、高速道路では、ボディサイズに見合った走り、が目的ですね。

    しかし、ターボ軽自動車の燃費は、それほど良いとは言えません。

    優遇政策で、国内だけのありがたみが有るから、継続して続いているだけですね。

    ダウンサイジングエンジンを搭載しても、それほどのありがたみは、坂の多い日本では、余り関係無いのかもしれません。

  • 昔ホンダN600 という2気筒車があったな
    乗ったことは無いが
    オイラは360→500にボアアップしてたな

  • どうしてもできなかったのがアイドリングの振動制御。
    特にエアコンを稼働させるとブルブルとぶれてしまってどうにもならない。なので現状では商品化できません。
    エアコンなしでMTならなんとか可能レベルが限界。

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