トヨタ アリスト のみんなの質問

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セルシオとマジェスタとアリストって兄弟みたいだよね、と飲んで話しておりました。

マークII、チェイサー、クレスタ。レビン、トレノ。カローラ2、コルサ。あたりは兄弟だけど先の3台はちゃうわね、となりました。
でもなんか従兄弟みたいかなぁ?スペックの高いもん同士の従兄弟、かなぁみたいな。
そこにシーマと、次世代ですがレクサスのLS、GSあたりを絡めて楽しくクルマの話をしてきたのですが、時間と多少のユーモア、または真面目な知識のある方の楽しい見解をちょっと書いておいてくれたらありがたいです、というか次回盛り上がります(笑)

お願いいたします。

補足

皆さま、ありがとうございました。

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ベストアンサーに選ばれた回答

シーマは日産車。兄弟、従兄弟にはなりません。

その他の回答 (3件)

  • セルシオは、言わずと知れた「レクサスLS」の国内仕様版。
    名実ともに、国際ブランドであるレクサスのフラッグシップであり、国内のトヨタでもそれまでのフラッグシップだったクラウンを完全に凌駕し、実質的なフラッグシップとなった。
    レクサスと言えば、LSの事を指す程であり、今でもそのブランド力に匹敵する国産車は存在しない。

    マジェスタは、国内専用高級車の定番「クラウン」の上級モデル。
    そのルーツは、クラウンロイヤルサルーンのV8エンジン搭載モデル。
    セルシオと同じエンジンを搭載したり、後席専用装備も充実する等、ショーファードリブンとしての需要にも応える仕様。
    でも、あくまでも「国内専用車」なので、内装のテイストも乗り心地も伝統的な国内高級車そのもの。

    その後、レクサスの国内展開やセダン市場自体の縮小により販売実績が振るわず、トヨタのセダンモデルラインナップ再構築を進める中、車種整理対象となってしまう。
    気が付けば、クラウンのロングホイールベース版となり、最終的にはクラウンに統合される形でフェードアウトしてしまう。

    アリストは、初代モデルはマジェスタとプラットフォームを共有する兄弟車の関係。
    マジェスタとは異なり、当時のスープラと同じ直6 3000ccツインターボエンジンを搭載するなど、スポーティーなグランドツーリングカーのキャラクターが与えられる。外装は巨匠ジウジアーロのデザインによるもので、個性的なエクステリアであり、保守的なマジェスタとは趣向が異なる。

    その後、アリストは「レクサスGS」として、国際市場で販売されるようになり、マジェスタとの兄弟車の関係を解消し、レクサスブランドの中核モデルとして異なる道を歩み始める。
    しかし、「GS」の車名の由来である「Grand Tourring Sedan」はアリストのキャラクターそのものだったが、モデルチェンジ毎にそのキャラクターが薄れてしまい、直近ではフラッグシップのLSがドライバーズセダンとしての方向性を強め、さらにコンパクトなスポーツセダンであるISの間に挟まれ、徐々に存在感まで無くしてしまう。

    国内でも、クラウンがLSのハードウェアを共有する形のフルモデルチェンジを行い、走行性能に磨きがかけられて、スポーティーなモデルへと変身した事により、GSの居場所が完全に無くなってしまう。

    やはり、レクサスのセダンラインナップ再構築の中で、GSは整理対象となってしまい、ボディサイズ拡大により、ほぼ同サイズとなったFF車のESに取って代わられる形で退場する事になってしまう。

    一時は、セルシオに加えて、マジェスタとアリストの登場により、完全に格下の存在となってしまったはずのクラウンが、時を経てもその存在感、ブランド力を維持し続けて、マジェスタ、アリスト(GS)がモデル廃止の憂き目に遭っているのを横目に最終的に生き残った、というのは皮肉な話です。

  • 下に追記すると、マジェスタとアリストの兄弟関係は2代目から切れました。繋がりがあったのは初代だけです。

    また、GSは3.0Q(2代目S300)アリストの北米仕様ですが、有名なツインターボの3.0V(2代目V300)アリストは日本専用仕様です。

  • セルシオは北米で販売されていたレクサスLS400、LS430の日本仕様ですが、当時の国内では兄弟車は存在しません。
    マジェスタとアリストは、同時にクラウンの上位車種として発表された兄弟車です。マジェスタは国内専用車、アリストは海外ではレクサスGSとして販売されますが、その後、マジェスタは2018年に、レクサスGSは今年に兄弟仲良く廃止の運命を辿ります。

    初代シーマはセドリックの上位派生車種として誕生しますが、三代目シーマからはインフィニティQ45として海外で販売されます。インフィニティはレクサスと違い国内にブランド展開されていませんが、日産ブランドのまま「インフィニティQ45」という車名で初代が販売されます。この初代インフィニティQ45はシーマとは関係の無い独自開発車種です。

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