車によってハンドリングのダイレクト感が異なるのは何故でしょうか。 どのような要因で差異が生じるのでしょうか。

Question

BMWのM4コンペティションとトヨタのアクアを乗り比べたのですが、ダイレクト感がかなり違いました。
カーブを曲がっている時にハンドルを小刻みに動かしたのですが、アクアはほとんど反応しなかった一方で、M4コンペは反応していました。

また、M4コンペの方が高速道路走行時においてハンドルがどっしり落ち着いていて、疲労感が少なかったです。

できれば全ての車がM4コンペ並みのダイレクト感になってほしいと思ったのですが、コストがかかるのでしょうかね・・・。

Answer 1

車のハンドリングは様々なパーツの組み合わせで産まれます。

アクアにスポーツタイヤを着けたところで多少はハンドリングに変化はみられてもM4のようにはなりません。

ボディー剛性、足回りの各部品、ステアリングギア比等々、すべてがバランスよく組み合わさって気持ちの良いハンドリングが生まれるのです。

BMWなどの欧州車や国産、輸入車問わずスポーツモデルの車は元々ステアリングの操作感が重めに設定されています。

これはそもそも想定されている速度域や求められているドライビングフィールが違う為です。

コストうんぬんの前に開発段階から違います。

燃費よく静かに街中を走り回れる車とBMWがスポーツ路線に振って作っているMモデル、しかもさらにパフォーマンスを高めたコンペティションモデルとは全てが違います。

それぞれの用途に特化して創られた車なのです。

M4を求める人にアクアは必要なく、アクアを求める人にM4は必要ないのです。

どちらが良いも悪いもありません。

適材適所です。

質問者からのお礼コメント

たくさんのご回答ありがとうございました。
車の目的（性格）によって、ハンドリングの味付けも変わるということですね。
大変勉強になりました。

Answer 2

スタビライザーでしょうね。アクアもＧｓ、ＧＲだとダイレクトに反応しますよ。フロントスタビライザーの違いだね。

Answer 3

比べられたアクアが不憫です。
せめてGRヤリスと比べてあげて下さい。GRヤリスですらM4の前ではゴーカートでしょうが。

Answer 4

>カーブを曲がっている時にハンドルを小刻みに動かしたのですが、アクアはほとんど反応しなかった一方で、M4コンペは反応していました。

一番はタイヤの違いが大きいでしょうね。アクアなんて当然スポーツタイヤではないですからね。

それと、ステアリングギア比。BMWは過敏になり過ぎない程度にクイック方向に振ってますから。

Answer 5

M4とアクアを比べるのは、
一つ星レストランのハンバーグと、マックの100円バーガーを比べるようなものですね。
アクア、プリウスってのは、車にも運転にも全く興味が無い人向けに作られていますから。


ステアリングを切り始めた瞬間のレスポンスは、
・タイヤの幅がある程度広く、ある程度薄いと鋭くなります。
・・・普通の車をインチアップするとこうなります。なので「お～～～インチアップしたらハンドリングが良くなった」と勘違いしてる人は多いです。
⇒但し、幅が広過ぎ、薄過ぎの場合は、切り始めの一瞬だけ鋭いけれど、その先もう少し切り足していくと、簡単にタイヤが浮いてしまうようになり、一気にずる～～と流れやすくなります。
つまり、切り始めの一瞬が鋭いことと、コーナリング限界が高くなるのは別。


・前輪のバネ定数が高いとより敏感になります。（荷重移動が速く起きるようになるから）
⇒但し、硬過ぎるとコーナー内側が簡単に浮いてしまい、一気にずる～～と流れやすくなります。
また、路面の凸凹で弾かれタイヤが浮きやすくなりますので、一般道では跳ねやすくなります。

＞高速道路走行時においてハンドルがどっしり落ち着いていて、疲労感が少なかったです。
・・・たぶん、轍の少ない高速道路だったのでしょう。
225より太いタイヤは、轍にタイヤが反応してフロントもリアもチョロチョロ動きやすいものです。なので、中央道の雪が多い区間（小淵沢～中津川）辺りを走ると、印象が大きく変わると思います。

タイヤ以外の部分では、キャスター角を大きく取れば、直進時の「ハンドルのどっしり感」が大きくなります。
それともちろん、車が重いほどどっしり感は大きくなります。（ベントレー・コンチネンタルGTとかSクラスとか運転すると「今この場で歴史に残る台風の直撃受けても平気だな」と思えるほどです）

Answer 6

コストを掛ければ、ハンドリングや乗り心地、高速道路走行時の安定性、良い車を作ることが出きるとは思います。
でもアクアは大衆車、コストをかけることはできません。
車の企画、設計目的が根本的に違います。
メーカーが売りたいと思っている客層、お客が求めているもの、大衆車と高級車の違いを考えれば、車によってハンドリングのダイレクト感が異なるのは当然です。

Answer 7

どうも

大型二輪に乗る者です
車のエンジン脱着経験あります

質問者さんへ
コストではありません！

彼の国には
(制限や規制強化進んだと言っても基本的と言う意味です！)
速度「無制限」の
・アウトバーン
があるから
です！

質問者さん車を生産する国
(ドイツ)
では
教習生の二十歳行かない
女子大生も
日本の高速教習に当たる授業があり
・時速200km/h を出させる
(出せないとクリアになりません！)
(当たり前ですが)
(出来ないと「死ぬ」からです！)
のです！(爆)
(ホント )

で
教習生の女子大生さえ200km/h
てことは！
普通～ベテランで
220～240km/h以上

せっかちサンで
240～260km/h以上
スピードマニアが
260～280km/h以上
(車の性能的にソレ以上かもですが他車との速度差から安全に抜けない場合は出してはならないそうです)

と言う具合に
コンパクトカーさえ
・210km/h～220km/h以上での「安定性」
を求められるのです！

要は
・要求スピードレンジがまるで違う！
事が
原因です！

日本では
走り屋やスピード狂
キチ○イレベルのハイスピードが
あちらの
一部欧州では
・女子学生や主婦が出すスピード(笑)
なのです

ある
日本のラリースト
(ラリーレースドライバーです)
が
欧州の峠道で
練習していたら
ある時に
後ろに速い車に
追い付かれたそうです

彼は
必死に全てのテクニックを駆使し
かなり全力近くで走ったそうですが
その速い車に
とうとう抜かされたそうです

その先の
道の駅的な場所のパーキングで
その車を見つけると
丁度ドライバーが下りる所で
彼は
・「さぞ名のあるドライバーだろう」
・「話掛けて教えを乞いたい」
と
車に近付き
驚かさぬ様に気を付け
車を止めたのですが
近くに来て彼はがく然とし
話掛けられず
・その場を後にした
そうです

なぜでしょうか？
ソレは
その車から降りたのは
・赤ん坊を抱っこヒモで結んで降りるただの母親ドライバーだったから
だそうです

男女差別と言うのでなく
レースドライバーが
死にもの狂いで競って
挙げ句抜いたドライバーが
・乳飲み子を乗せて走っていたから
だそうです

また
乳飲み子は
普通に静かで泣いてもいなかった
らしいです

ソレから
ショックを受けた彼は
考えを一から変えて
猛練習し
・速くなった
そうです

さて
コレは
2つの事実を示していると考えます
①日本の速さの基準は世界(欧州)のレベルから見ると低い
②欧州の人の一般人レベルは日本のレーサー・準レーサーレベル並みであり車もソレに準じて「正確かつ精密で速い」と言う事
です

さて
翻って
好んで欧州車を
ワザワザワザ買う人は
(「ワザ」が１つ多いのは「ワザと」です！)
納得したり
その車に合う場合が多いですが
そうでない
日本の(遅い速度域の)ドライバー
に
そんな欧州車並みの味付けの
ステアリング特性にしたなら
どうなるか！？

答えは
・誰も買わなくなる！
と言う事です！

質問者さんが誉める
・ステアリングのドッシリ感
や重さ
は
速い車好きや
身体を鍛えた私や
筋力自慢さえ
・重て～～
・ナンだ！？コレ！！
・疲れる ！
・動かせないじゃない！
・嫌がらせか？
・この車故障してるヨ！どう言う事！！
と
様々なユーザーから
避難・批判・クレームや文句の
・「雨アラレ」！(爆)
が
浴びせられます！

現実に
やや重い車
(しかし私の感じからは嫁の乗っていたゴル○Vより遥かに軽く滑らかでした！)
さえ
国産車に対し大多数の日本人は
・ナンでこんなに重いンだ！
・もっと軽く造ってくれ！！
だそうです(爆＆呆れ)

残念ながら
質問者さんの意見は
間違ってはいないが
ここ日本国の中じゃあ
・自分勝手
・独り良がり(強がり)
・走り優先のスピード狂いの戯言
扱いなんですワ！
(いやマジで)

私自身
クイックで正確な
欧州車のステア特性は
認めていますが
日本の道路事情に加え
・ドライバーの意識や車への認識
・ドライバー全体の技量の無さ
故(ゆえ)に
そんな特性は
ダルで軽々回るステアに慣れた
日本の「一般人」ドライバーにとって
・レーシングカーモドキ
の
「常軌を逸っしたシロモノ」に
感じてしまうのです

そう言うのが欲しいのは
質問者さんみたいな
・車が判る通なユーザー
・若い走り屋
(年寄りは飛ばしてもやはり「軽いステアリング」に走ります)
・競技ドライバー等のレーサー
(そう言う人もオフ等のプライベートでは「安楽な車」(ステアクルクルの車です)に乗るので実質は買わない！)
位しか
・買わないし乗らない
ンです！

しかるに
・日本の殆ど全てのドライバーが拒否・拒絶する
操作特性
だと言う事です！

コスト以上に
・単に嫌われるから
造らない「ダケ」なんです！♪

売れるには
好かれなくばならない

そんな製品に
・嫌われる要素は要らない
でしょ？

要は
優れていて
機械として正しくとも
ソレが売れるとは限らない！
ンですゼ！！

自分の価値感や
基準が全て「ではない」！
事は
(昔ですが)
日本のレーサードライバーが
ヨーロッパの片田舎の
(失礼、ですがホント)
赤ん坊の母親ドライバーに
・アッサリ負けた
・母親は勝負とさえ思ってなかったハズ
(赤ん坊乗せてバトルとか正気ではないのでアチラではレーサー(日本の)が遅い(速くない)と言う事だったのでしょう)
と言う事実からも
・明らか
であります！

なお
性能では追い付かない
とは考えますが
近い様には
ト○タなら造れます

もっと言うと
ト○タより
ニッ○ンの方が
良いステアを造るのは得意です

しかし
・需要がほぼ無い
(理由は先の通り「嫌われる」から)
ので
「造らない」のです！

悪いですが
質問者さんが好む操作特性は
日本人からは
・嫌われるのだ！
(事実です)
と言う事をご理解下さい！

個人的には
私は
日本人平均と質問者さんの
・中間
です

幸いにも
元は軽かったステアリングが
経年でやや重くなり
これまた
やや小径ステアを装着し
クイックかつ
・正確なレスポンスのステア
(釣り合いが取れてです)
になり
何も不満がありません

だからって
アク○を小径ステアに換えるのは
オススメしません

エアバックも無い
ノスタルジックな小径ステアは
危険を孕み
デメリットしか無いので

私の車は
そんなに速度出さないですし
万一ブツかっても
・やたら長いノーズ
があり巨大なエンジンも有って
ソレが助けてくれるから
です♪
(ソレに頼る気はありませんよ？念の為)

以上

Answer 8

比べる車が大違いですよ。
ホムセンのママチャリと高いロードバイクと乗り比べるようなもの。
でも人によってはママチャリの方が乗りやすいと思う人もいます。

M4だと安定感が半端ないのですけど、3シリーズもしっとりとしてて高速道は快適に走れます。

アクアもですがプリウスも高速道は怖いです。
ハンドルしっかり握っていないとレーンチェンジとか変な動きです。
現代の大衆車だし、操縦安定性よりもハイテク装備やハイブリッドに予算掛かっているので二の次だと思います。
ベンツもアウディもですが、国産車と比べると足回りが固いので乗り心地が悪いと言う話は今でもあります。
国産車メーカーが考え方を改めなければ操縦安定性メインの車は作らないでしょうね。

Answer 9

どう言えば良いのか困りますが
作りが違うから違って当然、車と言う括りなら、BMもアクアも同じですが、
自転車でもママチャリとロードバイクを比べたら違いますから
設計も違う、BMはアウトバーン走る事も想定してる、日本車は制限速度しかも道は綺麗で設計してるし。