ｖｗの件について。 今回の桁違いなリコールはどこまで拡大すると思われますか？ 確か、まだ米国協会ｏｎｌｙの時点で2兆円ですよね。 ＥＵ各国からも同様の制裁金が科されると考えてよいですか？

Question

つぶれることはないでしょうか？いろいろ観てみると、そう簡単に
修理できるものではなく根本的に逝ってるように感じましたｗ。
そうなると、例えばある州とかで独自に科してる規制基準を
超えてるので、走れません、みたいなケースもでできそうですよね。
もしそうなれば、個人からの訴訟で火だるま状態ですか？
これは、トヨタのＨＶ車、マツダのスカイアクティブ車にとって
大幅な追い風と考えてよろしいでしょうか？

Answer 1

企業で自動車触媒の研究開発をしています。

私の経験上、北米のみだと思います。

意外かもしれませんんが北米の排ガス規制は世界一厳しいのです。
数値だけでは日本、EUも同等ですが、北米は試験方法が厳しい。

北米の試験のみが通らないので不正に手を染めたと思います。

EURO６でも北米と同じNOx浄化触媒、LNTを使っていると
思いますが、EURO6であれば不正プログラムなしで
規制はクリアーできると思います。日本も同じですね。

変な言い方かもしれませんが、LNTを使ってEUや日本の排ガス規制で
不正プログラムを使うようではVWの技術力は末期症状でしょう。

>いろいろ観てみると、そう簡単に修理できるものではなく
根本的に逝ってるように感じましたｗ

ソフトウェアを書き換えればOKです。
ただしEGRをバンバン使う事になり、加速は相当悪化し
結果、車としての商品性は著しく悪化します。

商品性が著しく悪化するので
消費者から訴えられる危険性もあります。

また開発したソフトウェアの品質確認が不十分だと
別のリコールが発生するリスクがあります。

開発する側は地獄ですね。

私は関係者ではありませんが
間違ってもこんなのには担当したくはありません（笑）