スズキ キザシ のみんなの質問

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次世代のエコカーで疑問があります。

今年、2015年はSF映画の名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』に登場する未来の時代の年にあたります。

近年では、ガソリン自動車に代わって電気で走る「電気自動車」と水素を燃料にした「水素自動車」とバイオエタノールを燃料にしたエコカーが登場しています。

しかし、それぞれの自動車の燃料が異なる為、燃料を補給する場所(スタンドやステーション)を別々に設置しなければなりません。

特に電気と水素を一緒に取り扱ったら、静電気で充満している水素が爆発するって事も起きる可能性があります。

また、設備投資費用もバカになりません。

電気自動車専用のスタンドは300万円ぐらいで、水素自動車専用のスタンドは5000万円も掛かるそうです。

これらを普及させる場合、政府が税金を使って補助金を出すらしいのですが…

次世代のエコカーは電気自動車か水素自動車かバイオ燃料の自動車かどれか1種類だけ採用で良いのではないのでしょうか?

例えば、DVDの次世代規格にHD-DVDとBDが登場して最終的にBDだけが採用されました。

また、テレビも液晶とプラズマが登場していましたがプラズマは生産終了、

しかし、液晶も各企業がテレビ事業から撤退している現状なのでどうなんだろ?と思います。

次世代のエコカーも早いうちにどれかに絞った方が資源や資金のムダにならないのではないのでしょうか?

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

お疲れ様です。ミスター高圧ガスと申します。

別の二方が回答しているように、国(経済産業省)としても将来性としてどちらが優れているのかがわからないので、両方に補助金を出しています。

また、EV(電気自動車)もFCV(燃料電池者)も一長一短があります。使う場所によっては、EVの方が優れている場合もあれば、FCVの方が優れている場合もあります。

例えば、一周50km程度の小さな島であって、水力発電で島の電気をまかなえるようなところであれば、わざわざ4~5億円もの(5,000万円ではないですよ)費用を払って、FCV用の水素ステーションなどを整備する必要はありません。EVで十分です。走る場所が限られているわけですから。
逆に今のバッテリーの技術では、EVは長距離走行には向いていません。長距離走行の観点では、FCVの方が優れています。しかしながら、そのFCVも水素ステーションが全国で50箇所程度ですから、長距離走行ができても水素を充填できるインフラがほとんどないのでFCVは宝の持ち腐れです。とりあえず、都市間を行き来できるように、東京~名古屋~大阪~福岡を軸に水素ステーションを整備していますが、長距離走行が可能なFCVでも田舎には行くことができないということになります。

現在のインフラの整備状況ですが、
ガソリンスタンド → 全国で約20,000箇所
水素ステーション → 全国で約50箇所
EVステーション → 全国で約9,000箇所
です。
国は、1箇所で4~5億円かかる水素ステーションに、約2分の1補助(約2億円)を出していますが、これをガソリンスタンドレベルの数にまで増やそうとすると、
2億円×20,000箇所=4兆円
の補助金が必要になります。どこまでお金が持つことやら・・・。

まとめれば
【EV】
(長所)
・インフラの整備コストは比較的安い(200~1,000万円)
・整備すれば自宅でも充電が可能
・現時点では、インフラの数は比較的多い
・自動車のつくりが比較的簡単
(短所)
・自動車の走行距離が比較的短い
・充電に時間がかかる

【FCV】
(長所)
・走行距離がガソリン車並みに長い
・水素の充填時間が短い
(短所)
・インフラの整備コストが高い(4~5億円)
・水素脆化に対して使用できる材料が限定されているので、水素ステーションの建設コストが下がりにくい。
・水素ステーションの数がほとんどない(インフラが少ない)
・自動車のつくりがEVと比べると複雑、かつ、燃料容器などが高価
・70MPaの水素を圧縮して充填するので、水素ステーションではこの圧縮機を動かすためのモータに大きな動力が必要であり、このモータは電気を非常に食う

上記に掲げた短所がどのように改善されていくかで、普及の仕方が変わっていくことでしょう。ただし今の段階では、何ともいえないのではないでしょうか。

個人的には、構造が複雑なFCVや高価な水素ステーションがどんどん普及していくとは思えません。

その他の回答 (2件)

  • 車の場合、日本だけの話ではないので、結構難しいと思います。
    すなわち、外車が素晴らしい方式を出してきてしまった場合、一気に遅れてしまう可能性があります。

    それから、いまだにガソリンに比べて、絶対的に優位な方式が分からない以上、一つに絞れない、というのもあると思います。

  • 現状の研究結果ではどれも甲乙付けがたい状況です。
    かつてのVHS/BetaやDVD規格の様に、会社の収益レベルの問題なら勝手にやれば良いのですが、
    地球規模の問題ですので、慎重にならざるを得ないですね。
    ガソリン・ディーゼルにしても一長一短があるから共存しているわけですね。

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