スズキ バレーノ 「ディーラーで試乗」のユーザーレビュー

ディーラーで試乗

2016.6.1

総評

興味があったのでディーラーで試乗してきました。
インドのマルチスズキで大量生産している物をついでに日本でも売る。日本で売れなくてもべつにスズキは損はしない。インド人向けの車だから大した事無いかな？という先入観で試乗しましたが、いがいに真面目に作られており欠点が少なく、大変バランス良く出来た車との印象を受けました。
しかし、バレーノが日本で好調に売れるかといえば無理でしょう。いくらメーカーが「日本製と同じクオリティーです」といっても耐久性などはまだ未知数ですし。珍しい物好きか、うっかりさんか、スズキLOVEな人が買うくらいでしょうか。
もしバレーノが日本製だったら、状況はすこし変わったかもしれません。

満足している点

「平凡な国産車はつまらない。ちょっと変わった車が好き。」という人にはインド製というネタで満足かも。

インド製なので同クラスの国産車と比較すると当然安い。

最近のコンパクトカーは背が高かったりボンネットが滑り台みたいに斜めになってる車が多いが、この車はちょっと違う。

スイフトやイグニスと比較するとフロントウインドウが寝ているが、Ａピラー自体がやや前にあるため、運転席に座っても意外に圧迫感は無い。スタイルと居住性をうまく両立している。

車幅があるのでスイフトやイグニスとは室内の横方向の開放感が明らかに違う。広い。

前席はシートも大きくしっかりとコシがあるのでゆったりと座れて長時間の運転でも大丈夫そう。

運転席に座るとなぜかけっこう大きい車に感じるが、外から見てみると意外にコンパクト。取り回しも良さそう。

アイドリング、加速時ともにエンジン音や排気音は静か。

ボディーが軽いおかげかＣＶＴの制御が良いのか1200ｃｃでも充分なパワー。かったるい感じは無い。

車両重量は910キロと軽量だが、そのわりにしっかりとした乗り心地。

アイポイントの高さは高すぎずちょうど良い。

荷室もスイフトやイグニスと比較すると広く、ファミリーカーとして使える最低容量はある。

アイストが付いていない。私のようなアイスト嫌いな人にはメリットかも。

不満な点

ボディサイドが上に行くにしたがって斜めに絞り込まれているので、とくに後席に乗ると頭の横方向に若干の圧迫感を感じる（車幅があるのでスイフトやイグニスほどではないが）。

フロントマスクがちょっと微妙。リヤやサイドは良いだけに残念。

ＸＴ（ターボ）が約20万円高でターボエンジンとオートエアコンやアルミホイールなど装備類もかなりグレードアップするので、コスパ的にはＸＴのほうが得。ＸＧの価格設定がもっと安くないとＸＧを買う理由が見当たらないと思う。
しかし、ＸＴ（ターボ）にしても、あと100万円出せばスバルレヴォーグの1600ＧＴターボ・アイサイト付きが買えてしまうので、個人的にはそちらを選択するかもしれない。満足感が違うし、一度買ったら10年ほど乗るわけだから。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験