36アルトワークスの リクエストスイッチの反応が悪いのは どういう原因が考えられますか？ 助手席のとハッチのは反応よく、 運転席のだけが反応がわるいので換えてもらいました。

Question

ボタンのゴム部分も傷んでましたし。
良くなるのかと思ったら反応が悪い時が
ありますね。
ECUとか別部分の不調でしょうか？

Answer 1

スイッチの内部や接点が、どんな構造をしているのか分かりませんので、ただの予想になります。

接点の構造によっては、古くなったり使用を繰り返すと、接触が悪くなることがあります。
接触が悪くなる原因にもいろいろありますが、例えば接点が汚れてくると電気の流れが悪くなり、押しても通電しづらくなって反応しづらくなる可能性があります。

例えば接点が、手前のスイッチ側（押す部分）と、奥側の両方にあった場合、両方とも汚れて接触不良を起こすことがあります。
この状態で、手前のスイッチ側だけ交換すると、スイッチ側は通電しやすくなるが、奥側は汚れたままで通電しにくい、という中途半端な状態になることがあります。
そのため、片方だけ通電しやすい状態になり、ある程度は改善すると思いますが、もう片方の接点は改善されておらず、接触不良状態のままかもしれません。

以上の予想をした理由は、私もアルトワークス（HA36S）に乗っており、リクエストスイッチを押したときの感触から、両方に接点があるタイプのボタンではないか？と思ったからです。
例えるなら、ゲームのコントローラーのボタンや、ゴムを採用したタイプの家電のリモコンのボタンに似たタイプではないか、ということです。
押したときに『カチッ』という感触がないことから、単純な仕組みで接点を合わせて通電させる仕組みに思えたからです。

もし、この予想が当たっていた場合は、手前のスイッチ側だけ交換するのではなく、奥側の接点部分の交換もしないと、本来の良い状態にはならない可能性があります。
しかし、両方とも変えるのは非常にお金がかかりますので、手前のスイッチ側だけ交換したのかもしれません。
片方だけの交換で済ませる場合は、せめて奥側の接点を何かで磨いて綺麗にすることで、ある程度は改善することがあります。
せめて麺棒で接点を根気良くこするだけでも、ある程度は改善します。
ボタンのゴム部分が傷んでいたとのことですので、そこから汚れが入り悪化したことも考えられます。

以上のように、接点のことをよく理解している作業員が、気を利かせて接点をゴシゴシしていれば、ある程度は改善した可能性がありますが、何も考えてないポンコツ作業員が、手前のスイッチ部分だけを交換した場合は、十分な改善効果が得られない可能性もあると思います。

このような地味な改善手段まで知っている人は、意外と少ないんです。
そのため、無知な作業員でも確実な作業ができるように、ディーラーでも整備工場でも、基本はフルで部品交換になり、部品の清掃は知識と技術が必要なので、あまりやろうとしないのです。
どらにしても、その部品交換が片方だけで不十分だったら良い結果が期待できません。

以上はすべて、私の家電修理などの経験からくる予想ですので、リクエストスイッチの構造によっては、原因が違う可能性もあります。
車の近く、通信の妨げになる何らかの電波を出しているものがあると、反応が悪くなる可能性もあります。
リクエストスイッチを押すということは、スマートキーと無線通信をしますので、電波状態は無視できません。