スズキ アルト のみんなの質問

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電気自動車の乗用車をガソリン車の乗用車と比較したときのメリットデメリットを教えてください
ただ「充電ステーションは日本全国に設置されている」という未来の前提でご考察お願いします

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ベストアンサーに選ばれた回答

充電ステーションが全国に設置された未来を想定しても、電気自動車には多くの問題点が残ります。
また未来でも、充電ステーションが全国に設置される根拠はなく、電気自動車がどれだけ普及するかも、現時点では未知数です。
私が思いつくだけでも電気自動車には次の問題があり、実際にはさらに多くの問題があるかもしれません。

◆選べる車種が少ない可能性がある。
ガソリン車やハイブリッド車のように多くの車種が発売されず、好みや用途に合う電気自動車が見つけづらい可能性があります。

◆内容に対して価格が高い。
今のところ価格が安くなる目処が付きません。
将来的に見ても、ガソリン車やハイブリッド車と同等の価格まで下がるのか分かりません。
補助金も地域によって違い、不公平感があります。
また、国が電気自動車の購入の補助金を充実させれば、その負担は増税でまかなうことになりますので、国民の税負担が増します。

◆外出先での充電の問題。
充電ステーションが多くても充電待ちの時間が必要になり、外出先での行動に制約が出ます。
急いでいるときほど行動に支障が出ますし、急いでなくても待ち時間はストレスになります。
さらに、急速充電では1回 30分の時間制限があるため満充電できません。
充電環境(気温、バッテリー状態など)や車種により、30分間で充電できる電力量にも大きな差があり、不公平感があります。
条件が悪くて充電量が少なくても、支払い金額は同じなので損することがあります。
外出先での充電は設備利用料が含まれますので、自宅充電に比べると割高です。
充電条件が悪いと、燃費が良いガソリン車より高くなる可能性があります。
一部の高級外車は航続可能距離が長いので、自宅充電だけで帰ってこられる可能性がありますが、極端に高すぎて庶民には買えません。

◆自宅の電力契約(重要)
充電にかかる電気代を安くするには、時間帯で電力単価が変わる電力契約が必須です。
一般的には、オール電化住宅で使われる電力契約が必要です。
時間帯で電力単価が変わる契約は、住宅設備の条件を満たした住宅じゃないと契約できないことがあります。
不適切な電力契約で電気自動車を充電すると電気代が非常に高くなり、アクア、プリウス、アルト、ミライース などの燃費が良い車より、電気自動車の充電代のほうが高くなる可能性があります。

◆充電する時間帯(重要)
上記の電力契約に加えて、電力単価が安くなる深夜帯に充電しないと電気代が安くなりません。
深夜帯以外で充電すると、電気代が極端に高くなります。
そのため、指定した時刻に自動で充電を開始/停止する機能がある電気自動車、または充電器が必要です。

◆バッテリーの劣化
合計走行距離が増えるほどバッテリーが劣化して容量が少なくなり、航続可能距離が短くなります。
航続可能距離が短くなるとバッテリー交換が必要ですが、100 万円近い交換費用(車種による)になることがあり、交換を諦めて廃車になることも珍しくありません。
電気自動車はバッテリーの都合で維持費が高くなりますので、ガソリン車やハイブリッド車より寿命が短い傾向があります。
中古車市場で、比較的新しい電気自動車が出回っているのも、バッテリーの問題が理由のひとつです。

充電ステーションの設置数の問題は、数ある問題の1つに過ぎません。
上記の問題点が解決されて、現在のガソリン車やハイブリッド車と同等の実用性になるには長い年月がかかります。
または、いつまでたってもガソリン車やハイブリッド車の実用性に達しない可能性もあります。
問題点がなくなり実用性が満たされた頃には、私も質問者さんも寿命で生きていないかもしれません。

電気自動車の利点は、自宅充電だけで帰宅できる使い方に限られる人で、なおかつオール電化住宅に住んでいる人は、実用的に利用できます。
ただし車両価格が高いので、経済面ではお得になりません。
そのため、車両価格が大幅に安くならない限り、はっきりと利点と言える利点はありません。
充電ステーションが増えても、現時点の電気自動車では、利点5、欠点95 という具合です。
結局は、金銭面でお得にならないと、利点らしい利点が見えてこないのです。
ガソリン代は、車に必要な費用の一部に過ぎないからです。
現在でも、電気自動車に匹敵するほどガソリン代が安く済む燃費の良い車があるので、電気自動車の経済性は優位にはなりません。

その他の回答 (2件)

  • >>充電ステーションは日本全国に設置されている

    現行制度のまま、全国に充電stがあった/貴殿の考える必要数十分としても、料金が高く「あろうがなかろうが使わない」ので、魅力はありませんね。自宅のEVコンセントで充電ができる範囲で、運用するでしょう。長距離を動く事も多くないでしょうしね。あと10年、15、20とたてば、年金もらうかどうかの年齢ですし、物価は上がって年金は減り、自動車で長距離を旅行に行くなど数は少なくなるでしょうな。

    そういう背景の中、EVにすればメリットが出てきますね。
    近距離だけ(もしくは、EVの走行距離だけの生活圏)の中で済ませられるなら、電気代とガソリン代がかからず太陽光との相性もいいです。V2Hをやりだして、必要な買い物だけにEVを使い、後は家庭用蓄電地でしょう。

  • 充電ステーションは、
    約9千か所設置、
    計画では3倍にすると言われてますね。
    自宅で充電できる事は便利でメリット。
    デメリットは、選択肢が無さすぎる事。

    ガソリンは、
    揮発油業者数2.9万、
    スタンド1.4万か所と資料が有ります。
    毎年2.4%減少し続け、
    現実に高速道路の給油所閉鎖してます。
    自宅にガソリンタンク設置できないし、
    この先、給油がデメリットになると思います。
    メリットは、車種が豊富なことぐらい。

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