スズキカプチーノの防錆処理や、排水経路等について

Question

カプチーノに乗られている、乗られていた先輩方、整備士の方にお聞きします。
この度ひょんなことから、ほぼ新車同然(1００００キロ未満)で錆もない個体(H4年製前期型)を入手しました。サイドシルや前後ホイールハウス内も錆なしです。また新車当時の完全ノーマルの状態です。
幼いころから、手に入れたかったのですが小学生低学年の時に生産中止になっていたので正直諦めていたのですが、まさか手に入るとは…

非常に持ったいないと思われるかもしれませんが、私はこれを普段使い(通勤、ツーリング、一応買い物等)に使用する予定です。
サーキット走行は出来ればやっては見たいが今は純正を楽しみたいです。これは長年の夢です。
荷物も積めない雨漏りする錆びて穴が開くそんなのは覚悟の上です。
このような極上車は、本来であれば、セカンドカーとして大事に室内保管し楽しむもの、もしくはスポーツ走行やレース用に改造するものであると思っています。

私はこれを免許を返納するときまで(死ぬまで)乗るつもりです。
無茶かと思われますが100万キロは、走りたいです。海外のギネスに載っている方が自分の目標です。
会社の車(H13年式アルト)が今、78万キロなので無理ではないのかなと…

長くなってしまいましたが、錆を防ぐ又は進行を遅らせて長期間使用するにはどのような処理をしておけば良いでしょうか？
錆以外にも注意点があれば教えてください。
納車前の予算は100万弱あります。
年間100万円程度は維持費に回せるのかなと思っています。
使用するな、予算の100万で中古車を買えという答えはやめてください。
使用しないのが一番良いのは、自分でもわかっています。
駐車スペースの関係上１台しか持てません。
気を付けておくべき防錆ポイントや場合によっては排水経路を変更したりなど教えていただけますでしょうか。リアの排水でスポイトを用いる方法は知っています。

カーポートが一応あるのですが、台風クラスの雨風だとさすがに濡れます。

自分が出来る整備は、オイル交換、バッテリー交換や、パンク修理(外面修理)くらいです。配管系や電装関係は怖くてあまり出来ないです。

とても長くなりましたが、お返事お待ちしております。

Answer 1

まずはおめでとうございます 心意気はよくわかりますが まだ甘いですな

オイラは名前の通り31年ですけども それも最初からここまで維持しようと思ったからではありません 偶然の結果です

偶然詳しい知り合いに出会った
偶然AE86だった
偶然いろんな友達 知り合いがワイワイとこのクルマに手を入れてくれた
そうした結果 今があるわけです

ちなみにプロフィールにある通り 通勤通学買い物カーであり青空駐車場です


さて問題はカプチーノは パーツとかの入手性はAE86ほどメジャーではないので 正規の整備はもう期待せんほうがいいでしょう

当然スズキのディーラーなんかに持ってっても まずオコトワリされるか
苦笑いされて エンジンオイル交換しますから帰って頂戴
このあたりの対応でしょうｗ

とにかくマイナーなクルマなので 維持はハチロクよりもはるかにむずかしい
それでも軽ですから ボディは一度バラして打ち直しがよろしいかと

まずはオープンカーですから車体を維持するには
本気で一生乗るなら全バラしをかけて 端っこにありそうな錆の元からすべて板金することですな

レースするクルマなんかもフレームの骨組みだけにして スポット溶接
あとは自前で部分強化 当然 錆などもすべて削り取るし
新規で鉄板あてがって溶接するか という感じになります

ここまで来ると 板金屋というよりは趣味の世界になりますが
そういう整備をしてくれる知り合いを作ることが 一番大事です

オイラも31年維持できているのは とんでもなく詳しい友達がいて
そこから知り合いがさらに出来て パーツの入手から始まり
AE86の場合はノウハウが完全に出来上がっていますから やりやすいのはありますけども

それでもノウハウ以外のトラブルも満載です
その問題1つ1つに 丁寧に付き合ってくれる工場 知り合い
そういう友達やツテをしっかりと大事に付き合うこと

これがクルマの維持よりも大事です



最初の文章で まだ甘いですな と言ったのはこのことです

クルマの維持は金をかければいい と思っているのでは甘いということ
そんな原因不明のトラブルで やってくれた工場にもってっても 嫌な顔をされて なんか適当にあしらわれるとか ザラにありますよ

さんざ高額な金を取って それでも「まだ直らない」なんてのもザラです

であるから 金も当然払いますが そゆ問題でも正面から付き合ってくれる工場をしっかりと持つことが大事なのです


あとは意地と根性です
板金屋さんに「もうダメですよ」と言われても 車検おながいします
と同等と言えることｗ

ま そんなこんなであきられつつも なんとか延命できているのは
詳しい知り合いが たくさんいたからです


写真は昔のエンジン換装のときのものですが ノーマルではありますが
今ではこんな程度の良いエンジンなぞ 金を払っても出てきません

さらにそこを友達が完全に1から組みなおしをして 完璧に仕上げてくれました
もうこれは商売抜きになってしまっていますが
そこまでしてくれたからこそ 今があります

質問者からのお礼コメント

ありがとうございました。

Answer 2

普通に最近まで通勤で乗ってたけど別に腐らなかったな～。
融雪剤を撒かない地域なら平気と思いますが。。。

リヤトレイの排水経路を穴開けて変更するのは有名ですね。

Answer 3

車にとって致命的な錆は袋状になっている水の溜まりやすい場所から生じます
サイドシルやフレーム内にノックスドールの700や750をたっぷり吹いてください
http://www.soshin-j.co.jp/noxudol/noxudol_products/noxudol_700/

http://www.soshin-j.co.jp/noxudol/noxudol_products/noxudol_750/

Answer 4

カプチーノは新車当時と現在の二度所有しています。
私の車両も錆はほとんどありません。普段乗りから峠、サーキットまでこなしていましたが、外装やゴム類が欠品になり始めてからは、雨の日や日差しの強い日はガレージの中にしまって置くようになりました。
雨の日の使用は避けるべきだと思います。駐車場の確保が難しくセカンドカーが手に入れられないなら、原付バイクでも良いので、雨の日は使用しないことが大切かと思います。

Answer 5

https://minkara.carview.co.jp/car/suzuki/cappuccino/qa/

↑自動車関連なら参考になるかもしれません。

Answer 6

＞年間100万円程度は維持費
まじめに回答しますと、その金でセカンドカーを買った方がいいです。5年もその金を掛けられるなら、そこそこの車も買えてしまいますね。マジで。
それに、そんなに金があるなら、カーポート建て直してガレージ作るくらい容易でしょうに。2台所有できない理由が無いです。


錆は雨だけでなく、湿気からくる物もあり、いずれも鈑金の合わせ目、防錆不可部から発生する物が殆どですので、どうしようも無いんです。

また、旧車は在庫部品との闘いです。大抵は廃盤部品で泣きを見ます。
スズキはエンジン回りの部品は比較的手に入るのですが、ボディー周りの部品（特にゴム、プラスチック関係）は廃盤になるのが早いので、これらがなくなったら直せなくなります。

同好会みたいな会に入って横から流してもらうとか、部品の自作をしてもらうようにならないと、この手の車は維持できません。

維持の最初が新車販売終了直後くらいからならまだわかるのですが、廃盤になってからしばらくしてからの所有は、ハードルが一気に上がります。