スバル XV のみんなの質問

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車を買い替えたいのですがcx5ディーゼルターボ4WDとXVアドバンスで悩んでいます。

皆様ならどちらを購入しますか?
もし乗っている方がいましたら良い点と悪い点も教えていただきたいです。
ちなみにどちらも試乗していますが、どちらも良くて頭を抱えています。

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回答一覧 (2件)

  • CX-5とXVでは車格が1ランク異なりますが、いずれもスタイリッシュなので、質問者様はデザインも車選びの大きな要素なのではないかと察しております。既にご存じの内容も含まれると思いますが、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。いずれ僅差ですが、以下6つの項目で優勢の車種を記載しました。

    ・動力性能 →CX-5
    ・燃費性能 →CX-5
    ・コーナリング性能 →XV
    ・四駆性能 →XV
    ・自動ブレーキ性能 →互角
    ・座席空間・積載性→CX-5

    ■動力性能 →CX-5

    候補のXVは2.0Lガソリン+モーターのハイブリッド、CX-5は2.2Lディーゼルターボになります。出足の瞬間XVは鋭いですが、その後のモリモリ加速はCX-5に軍配です。それも3千回転あれば間に合ってしまうほど。モーターは発進時が最大トルクなのですが、XVはモーター出力が弱いので、トヨタTHS系のような高度なハイブリッドではありません。基本発進時のみの軽いサポートというイメージになります。こう書くと完全にCX-5が良さそうなのですがディーゼルの使い方には注意点があります。

    <欠点①>→ちょい乗りに向いていない
    ディーゼル全般にいえるのですが、特にマツダのクリーンディーゼルは、尿素を使わずにクリーンな排気ガスを実現しています。ディーゼルで発生する煤(DPF)を燃焼させることで、カーボン混じりの黒い排気ガスを出さない仕組なのです。従って、一度エンジンをかけたら最低でも40分程度は走行することをおすすめします。例えば、ちょっとコンビニまで、駅までというちょい乗りを繰り返していると、エンジン内にカーボンが溜まりやすくなり、やがて不調になります。

    <欠点②>→極寒地に弱い
    氷点下10度以下等、極寒地ではディーゼルエンジンの始動性が低下します。また、軽油はガソリンよりも粘度が高く、氷点下ではさらに硬化してしまいます。なので極寒地では粘度が低く固まりにくい燃料が売られています。都市部で売られている燃料のまま極寒地に行くとエンジンが始動できなくなる恐れがあるのですね。ディーゼル車に乗るにはこのあたりにも気を使う必要があります。

    <ご参考記事>
    https://bestcarweb.jp/news/55144

    ■燃費性能 →CX-5

    上記の内容とリンクするものですが、XVがより強力なモーターとバッテリーを積んでいたら燃費性能はXVの方が有利になります。特に発進停止の多い都市部ではハイブリッドが有利です。ディーゼルは高速の長距離走行で燃費性能を発揮します。それでも一般的な使用状況においてはトータルの燃料コストはCX-5に軍配が上がると思います。

    ■コーナリング性能 →XV

    CX-5もXVもいずれも乗用車に大きな車輪をつけて車高を上げた「クロスオーバーSUV」というジャンルになります。乗用車ベースなので、いずれもランクル等の「クロカン」に比べて軽量で運動性能にも優れます。
    また、いずれもFFベースの4WDなのですが、通常FFはエンジン横置が基本です。そのため左右の重量配分は均等にはなりません。CX-5はまさにこの一般的なスタイルを採用しています。
    一方、XVはFFなのにエンジン縦置なのですね。しかも水平対向エンジンなので前後上下に極端に短いユニットなので、左右均等かつ低重心になります。これがエンジン搭載位置の高いクロスオーバーSUVに装着されると、コーナリング性能の差が顕著に出ます。実際の走行テストにおいても、スバル車はコーナリング性能にアドバンテージがあります。しかし、CX-5も十分なハンドリングですから、そこに拘っていなければ何ら問題になりません。

    ■四駆性能 →XV

    XVが常時4輪に駆動配分している「フルタイム4WD」であるのに対して、CX-5は通常ほぼFFで走行し、前輪が空転した時などに後輪がサポートする「スタンバイ式4WD」となっています。先にCX-5は一般的なエンジン横置FFである旨書きました。かつてはそのレイアウトでもフルタイム4WDはあったのですが、この燃費とコストに厳しい時代となり、各社重たく高価になる本格的なフルタイム4WDを商品化できなくなっています。結果、後輪の駆動系を軽量簡素にして、必要な時のみ四駆にする「スタンバイ式4WD」が主流となりました(注:スズキ等がスタンバイ式4WDであるのにもかかわらず、カタログにフルタイム4WDと記載しているケースもあるのでご注意ください)。

    一方、なぜスバルが「フルタイム4WD」にできるかというと、エンジン縦置FFだからです。元々FFなので、前輪は効率的に駆動でき、後輪はFRのようにそのままプロペラシャフトを伸ばせば、シンプルに本格的な4WDが造れてしまうのです。同じようなレイアウトはアウディ(A4以上)がありますが、スバルとアウディが乗用型4WDでリードしてきたのはエンジン縦置FFのためです。しかもスバルの場合は重心低く左右対称の水平対向エンジンですので、四駆レイアウトとしては他社から見たら反則といえるほどのものです。さらに付け加えると、XVには「X-MODE」があり、これをオンにするとブレーキLSD等の制御が強化され、雪道での耐スタック性能やオフロードでの走破性が飛躍的に高まります。

    CX-5にはこのような、切替モードはありませんし、平凡なエンジン横置ベースの四駆ですが、スタンバイ式4WDの中では世界3本の指に入るほどの制御を行っています。基本メカは、他の国産車スタンバイ式4WD同様にプロペラシャフトとリアデフの間にJTEKTのITCC(電子制御カップリング)が装着されています。通常はITCC内はクラッチがほぼオフ状態の前輪駆動、必要な時のみITCCの油圧を高めてクラッチを繋ぎ四駆する仕組です。4WDはタイヤを滑らせないためのものですが、普通のスタンバイ式4WDは滑ってからでないと4WDになりませんので、それが見下される一因です。しかし、マツダの「i-ACTIV AWD」は、各所に20個以上のセンサーを配備して、滑る予兆を感知して四駆に切り替えます。それゆえ、知らなければフルタイム4WDと区別がつかないほどです。さすがにXVの四駆システムには及びませんが、雪道を走るのであれば十二分な性能を備えます。むしろ軽量簡素な分、燃費には貢献しますね。

    <ご参考>
    https://youtu.be/7da-Dm_3QsE
    https://youtu.be/YrAWclQFe_g

    ■自動ブレーキ性能 →互角

    XVの自動ブレーキ(衝突軽減ブレーキ)アイサイトVer3(ツーリングアシスト)で、日立製の複眼式カメラを解析してセンシングしています。CX-5はモービルアイの単眼式カメラとミリ波レーダーを組み合わせてセンシングしています。どちらも一長一短ありますが、実力ほぼ互角といえると思います。余談ですがレヴォーグの新世代アイサイトXはヴィオニア製カメラ+レーダーに変わり、さらに進んだセンシングをしています。衝突安全性もほぼ互角とみてよいと思います。

    <ご参考>
    https://youtu.be/GYD-AP96524
    https://youtu.be/ROQn9ARjJ8k

    ■座席空間・積載性 →CX-5

    CX-5の方が車格が上なのですが、室内はそれほど大きな差がありません。マツダはエンジン横置FFですが、デザインのためかフロントフードが長く、それが影響して室内長はXVの方が長いのですよね。でも、室内高はCX-5の方があるので乗った印象はCX-5の方が広々しています。これがフォレスターであれば室内の広さは圧勝です。荷室幅はXVですが、荷室長はCX-5の勝ち。さらにXVのリアシートは6:4の2分割なのに対して、CX-5は4:2:4の3分割です。この点、スキー等する方であれば、CX-5は4人乗りでキャリアなしで行けるのに対して、XVはルーフキャリアが必要になります。総合的にはCX-5に軍配が上がりますが、XVも日常使うには十分な広さがあります。

    <全長×全幅×全高mm>
    CX-5=4,545×1,840×1,690
    XV=4,465×1,800×1,550
    <室内 長さ×幅×高さmm>
    CX-5=1,890×1,540×1,265   
    XV=2,085×1,520×1,200
    <荷室長×荷室幅mm>
    CX-5=960×1,040
    XV=820×1,090

    もしもわたしなら、雪道でテールスライドを楽しみたいので、この2車であればXVを選択すると思います。マツダの4WDはスポーツドライブにやや不向きで生活四駆的な性格なのですよね。でもCX-5はリアシートが3分割なのが捨てがたい部分です。

    長くなり失礼いたしました。少しでもクルマ選びのご参考になれば嬉しく思います。何かご不明な点などございましたら追加でご質問いただけましたら幸いです。

  • 現行cx5 乗りです。
    試乗済みとの事なので乗り心地は割愛します。
    自分はLパケですが、メリットはやはりコスパじゃないですかね。
    インテリアの質感は非常に高いですし、レザーや全後席シートヒーター、ステアリングヒーター、電動シートや電動リアゲート
    これらの機能あっても300万円台で買えますし。


    初マツダでしたがデメリットらしいデメリットは正直ないかな…
    強いて言うなら まだMAZDA=ダサいと思う人が一定数いる事くらい?笑
    後はXVも同じですが、街中ではよく被りますね笑
    本当それくらいです。

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