WRX S4 は色々な電子制御が装備されているため、チューニングには不向きなマシンでしょうか？ #WRX S4

Question

補足

足回りやブレーキを中心にチューニングしたいと考えているのですが、電子パーキングや電子制御ダンパーがネックになるのかな？なんて危惧しています。

Answer 1

電子制御より、CVTがチューニングのネックです。
市販レベルで既にCVTの許容限界値に近いのでパワーやトルクを上げる事が困難。
なので、パワーアップより挙動のフィーリングを変えるのがチューニングの基本になりますから。

Answer 2

それを克服するのがプロの仕事です。

キャブからインジェクションに変わる過程でも、インジェクションはチューニングに不向きと同様のことがいわれていました。

ECUに関しては純正ECUを徹底的に解析して、必要な箇所を書き換えるか、エンジンの主要な部分のみ汎用ECUでコントロールするかの2択になると思います。

社外の汎用ECUに交換する場合は、CANを介して必要な情報をやり取りしないと車体側の多くの機能が使えなくなります。
駆動やブレーキに電子制御が絡んている以上絶対に避けられない課題です。

CANは規格化されたプロトコルであり、メーカーを問わず通信できるため、現在市販されている汎用のECUはほとんどがCANに対応しています。

私も遅ればせながらCANに取り組むことにしました。
私の車は旧車なので本来はCANとは無縁なのですが、敢えてCAN通信の機器を導入し勉強することにしました。