スバル360は、何故ヘッドライトを出目金にしたのでしょうか？ 見た目には出目金じゃない方が遥かにカッコいいと思うのですが。それとも機能的に何か優れた点があったのでしょうか？

Answer 1

昔のランプ製造メーカーは、米国SAE規格に準拠した丸型ヘッドランプばかり作っていました。日本の自動車産業がまだまだ未熟だったので、ランプメーカーはとりあえず米国に輸出できる丸型ヘッドランプを作って、日本のメーカーも基本的にそれを使っていたわけです。初期型スバル360は簡素に作って安く仕上げようというコンセプトの車だったので、規格品のヘッドランプを何も加工せずそのまま使ってたんでしょう。

60年代に入ってくると、国民の所得が増えて自動車メーカーの売上も伸び、開発費に余裕が出てきて、ヘッドランプの形にも色々と工夫できるようになってきました。ランプメーカーは自動車メーカーの要求に応じて専用品を作るようになって、異型ヘッドランプの車も増えていきました。

このランプ関連のSAE規格はかなり厳格なまま長く続いていて、70年代頃まではアメ車のヘッドランプはみんな丸型でした。アメリカに輸入される車も、本国では異型ランプなのにアメリカ仕様だけは規格品の丸型ランプになってたりしました。

個人的にはデメキンも可愛くて良いと思うんだけどなあ。

Answer 2

通常規格のシールドビームを使用するためだと思います。