63年モノの伝説の名車300SLでミッレミリアに出場した・前編
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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やや古い話になるが、5月にミッレミリアに参加したお話をしようと思う。昨年秋のこと、懇意にしているメルセデス・ベンツ・クラシック部門広報部のマニュエルからメールが届いた。「2017年のミッレミリアに300SLチームの一員として参加しませんか?」という誘いだった。こんなチャンスは滅多に無い。もちろん「ヤー!」と即答したいところだが、5月の忙しい時期に準備期間を含め合計4日間の時間が取れるのか、あるいは過酷な3日間、1600kmの公道レースに、椎間板ヘルニアで悩む老体が耐える事が出来るのかどうか等、心配事が襲いかかってくる。
さらにメインドライバーは何とエレン・ロアーだという。そう、DTMでも活躍した女性レーシング・ドライバーである。運転の殆どはお任せするにしても、プロドライバーのナビゲーターとして恥ずかしくないパフォーマンスが発揮できるかどうかが心配だ。実は、エレンとは1999年のニュルブルクリンク24時間レースで「ホンダ S2000」で戦う女性プライベート・チームを組織した時に、ドライバーとして要請、チームの一員として一緒に仕事をしたことがある。その後、彼女がメルセデス・ベンツのブランド・アンバサダーになると、いくつかのイベントでも一緒になった仲だ。
マニュエルに返事を出すまでに3日間の躊躇があったが、ミッレミリア挑戦への魅力は何よりも大きく、参加へと度胸を決めた。まずは健康診断書をはじめとする必要書類を提出、続いて、年が明けた4月には最初のチーム・ミーティングが招集された。
そこでは、使用する車両、レギュレーションの説明、そしてスペシャル・ステージ(タイムトライアル)の紹介と簡単なトレーニングが行われたのである。
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