古いスバル360

Question

うちの近所にも若い兄ちゃんが大切に乗っています。休みの日もどこにも行かずに、
せっせと磨いています。きっとガス代が高いんでしょうけど。確かに見た目は格好良い。
古き良き時代の軽自動車って感じです。

でも性能的には最悪じゃないですか。ガスも食いますが、なにより危ない。60年前の
軽自動車と今の軽自動車じゃ雲泥の差です。キャビンなんかもろ潰れますよね？今時韓国の車だってここまで潰れないでしょう。今時の軽自動車より劣るでしょう。事故をしたら、危ないです。
ましてや古い車ってシートベルトさえ無いのもありますし。まさに走る棺桶。いくら見た目が良くても、
失う物は多くないですか？お金も命も失います。

Answer 1

結婚だって失う物は多い
でも得られる物もあるから結婚するのでは？

それと同じでてんとう虫に乗る事でしか得られない物が有るのでしょう

価値観は人それぞれです

Answer 2

おっしゃる通りです、私も憧れて旧車好きから譲り受けて帰り道にガソリンスタンドの親父に、板子一枚地獄の底だよ！と言われて、はしゃいで居た気持ちがガクンと下がった経験があります。兎に角板金が薄い！押せば凹むどころか、チョットしたショックで、錆びてなくてもバキッと大きく割れたりします。とても小さいのに4人乗りですので、デッドスペースが殆ど有りません。オマケにシートがリクライニング時にパタッと後ろに倒れる構造ですが、強度は有りません。バブルカーみたいにフロントガラスと顔が近いので、事故時はガラス面にはキスすると覚悟が必要です。気持ちの良い三角窓も近いので、ちょっとした零戦のパイロットになる緊張感です。事故らずに生還したいと言う気構えの所為でしょうか？確かに相手が悪くても起こるのが交通事故なので、どうしても安全性から、沢山所有する車では3rdカーの立場になり、たまにしか奥さんを同乗しませんでした。周りのドライバーも大変暖かく見守ってくれるので、幹線道路でも煽る方は少なく、時々隣の車線にフェラーリが伴走してくれたりです。でも、走行中のトラブルも多く、一番怖かったのが、走行中に突然運転席のドアが全開！良く有るトラブルらしいです、長年の疲労でドアのラッチがズレるようです！急遽ドア用に安全ベルトを自作して、乗り降りの都度、締めてました。二番目怖かったのが、これもまた幹線道路上で、60キロ走行中に突然エンジン停止！スターター辺りの配線のショートで、菅ヒューズが切れたのです！真後ろが大型トレーラーでしたが、何とか止まってくれました。2車線の16号線の1車線を塞ぐわけにも行けないのですが、何とか一人で一段高い歩道に持ち上げることが出来まして、火事場の馬鹿力？？うんにゃ！スバル360は軽過ぎる凄い車だと思いました。此処で役立ったのが、昔、栃木の合宿制の教習所で、タクシー運転手上がりの教官がコッソリ教えてくれた奥の手でした！山奥なんかで、菅ヒューズが突然切れて車が動けなくなり困った場合は、何とタバコなどの銀紙を菅ヒューズに綺麗に巻いて突っ込めば、大抵の場合は、また走行可能になるんだー。アンペアに応じて紙の巻を工夫しろ！サスガ長年のタクシー乗りの心意気でした。私もコレデ助かって、再起動しました。昔の菅ヒューズは偉い！！今時のヒューズじゃ無理ですネ。勿論、急場凌ぎに過ぎないですが、うっかりズーと普通に使えるので、交換を決して忘れ無いように！三番目は最も日常的なんですが、ガソリンの給油口がエンジン上部にあるので、セルフで入れても、店員にやって貰っても、熱くなったエンジンにガソリンが零れそうで、生きた心地がしません。構造上の問題でチョボチョボとしか注げません。ドバーッと遣ると跳ね返るので、とっても恐いです！又、この給油口は雨水が溜まりやすく、パッキンもいい加減なキャップなので、タンク内に水は入り易いので、タンク内の錆び発生は必至です。この辺の改造や、燃料ラインの錆び取りフィルターのメンテは、キャブ車の鬼門ですね！車手放してから気が付いたのです、白煙モクモクの始動不調の原因がコレでしょう。キャブレターを錆びで壊しちゃった訳です。貧民の青空駐車場では必発しそうです。車カバーも大事みたい。と言うわけで、この車のウイークポイントを当時理解してなかったので、うちの、テントウムシも駐車場に留まって居る時間が長くなりまして、駐車場代が2倍のウン万円になった時点で、パキスタン人に、他の車のトライアンフのスピットファイヤーと一緒に、ドナドナされました。勿論、程度の良かったスピットファイヤーは海外の愛好者からの指名買いだそうです。テントウムシは海外に売れないので、暫く困ったそうです。彼らは日本の時代車の価値が判らない様です。でも、車好きの私としては、出来の悪い子程可愛いのか？スバル360の飼い主になれて、本当に良かったです。思い出作りみたいですが。其れも、事故で自分も他人も巻き添えにせずに済んだからですね。

Answer 3

昔はそれで良かったんです。殆ど車が走っていない。ぶつかる車が無い。
スバル360は指で押してもペコンペコン凹みますよね。
ぶつかったら悲惨だろうな。
その代り軽いからエンジンの無い前をどぶに落としても一人で持ち上げられます。
18馬力でも軽量なので加速はバカに出来ないですよ。

Answer 4

そういう車は、日常生活で使う事も無く
頻繁に乗る車でも有りません。
古くて低性能なのは持ち主自身が1番理解しているし
大事な物なので無理な運転や横着な運転はしません。

気の向いた時の遊び道具的な存在なので
保護具無しでスケボーする気分と同じです。

Answer 5

あなたに「温故知新」という言葉を差し上げます。

Answer 6

そりゃそうです。
もう実用というより道楽ですよ。
完全なる趣味グルマです。
気候が良くて、車の調子も良い時にちょっと引っ張り出して少し遠出したりする位です。
後はオフ会とかそういうイベントに引っ張り出す。

古い車を愛でる事はまさしく苦労を金で買うことであり、不便を楽しむことです。
それが理解できない人間からすりゃ何のメリットも無いです。
だからこその「道楽」なんですよ。