自動車(旧車)の電装について質問させて下さい。 前オーナーの取り付けた後付けのヒューズボックス(写真参照)が走行後、かなりの高温に発熱します。若干ケースに歪みもでています。 ネットで調

Question

べると接触不良が原因の可能性が高いようなのですが、詳しい方に考えられる原因・対処法を教えて頂けると幸いです。
私の素人考えですと、高温に発熱するのになぜヒューズが切れないのかがわかりません。
宜しくお願い致します。

当方所有しているのは昭和46年式スバルR2です。

Answer 1

ヒューズとヒューズホルダー間が腐食や酸化（接触子などのメッキが錆びる）などで接触不良となり、接触面積が減った（電線で例えると細くなることを意味します）ことで電流値に対する導体抵抗が増し、熱を帯びる事があります。
接点復活剤（性能は落ちますがKURE556などでも代用できます）などを少量吹きかけ、何度か抜き差しすると復旧する事があります。

他にはヒューズホルダーの接触子と電線の間が断線しかかっていて、ここで発熱する事があります。
筒型ヒューズ（ガラス管ヒューズ）のホルダーならば修理することも出来ますが、平形はモールドタイプが多いので交換が必要になります。

発熱が電線にまで至るようならば、過電流が疑われます。
電装品と回路の電気容量が一致しないので、回路全体が発熱します。

他に電線やヒューズは周囲温度で許容電流が変化します。
ヒーターの熱に晒されるような場所では、本来の性能を発揮できませんので、設置場所を変更してください。


因みにヒューズなどの遮断器には、熱時限定数というものがあり、大雑把には電流（発熱）と発熱時間の積によって溶断までの時間が決まります。
短絡（ショート）などで大電流が流れると、ヒューズは猛烈に熱くなるので瞬時で溶断しますが、過電流のような場合は短絡程は熱くならないので溶断までには時間がかかります。

今は溶断はしていませんが、仮に溶断するようならば、ヒューズの状態でだいたいの症状が判断できます。
短絡などでヒューズに大電流が流れると、激しく熱を帯び金属蒸気が発生して一瞬で飛び散ります。
溶断したヒューズを観察し、飛び散っている、黒い煤が付着してようならば短絡が疑われます。
過電流（漏電（リーク）を含む）は、溶けるように切れます。
ヒューズが綺麗な状態で切れている場合は、過電流（漏電）が疑われます。
酸化による劣化の場合は、ポロポロと崩れるように切れます。
これは寿命です。

質問者からのお礼コメント

ご丁寧に御回答頂いたお二方で本当に決めがたいのですが、、、より詳しかったという意味でBAを決めさせて頂きました。

Answer 2

ヒューズを外して見て下さい。

何に使用している配線かわからないので回答し難いです。

必要以上に大きなA数のヒューズが入っている可能性があります。

完全にショートすればヒューズは飛びますが漏電程度だと大きなA数のヒューズだと飛ばずに発熱する場合がありますし、火災に成る可能性もありますので、今後も使用する配線ならば適応ヒューズに交換することと配線を確かめるか引き直すことをお勧めします。

Answer 3

不鮮明だし
ボックスのカバー映しても分からん
最低限結合分、できれば経路がよく分かるようにしなきゃ何の意味もない