スバル インプレッサ スポーツ 「今回私がステアリングを握った車は、平成24年式・走行1500キロの1600ccモデルになります。 友人が新車で購入したので、車としてどうか見て欲」のユーザーレビュー

今回私がステアリングを握った車は、平成24年式・走行1500キロの1600ccモデルになります。 友人が新車で購入したので、車としてどうか見て欲

2012.9.27

総評

今回私がステアリングを握った車は、平成24年式・走行1500キロの1600ccモデルになります。

友人が新車で購入したので、車としてどうか見て欲しいと頼まれ、地元のワインディングを走らせてきました。


まず良い所から挙げていきましょう。

実際に走らせて感心した事は、思っていたよりエンジンが軽快に回っていく所でした。アクセルレスポンスも悪くなく、CVTとの相性も○産車とかに比べれば高いレベルにあると思います。

またスピードを上げてコーナーに侵入した際の回頭性も悪くないと思います。

インテリアに関して言えば、インパネ中央部に配置されたアクセル開度等が表示されるパネルはユニークでした。

自分のアクセルワークを鍛えるのには参考になるかもしれませんね(笑)

またステアリングの重さやペダル類の操作系の重さ等は、欧州車を感じさせる造りです。

また車内に関しては、ヘッドクリアランスもある程度は確保されており、国産で他会社のハッチ車よりは優秀ですね、居住性は悪くありません。



次に悪い所に移ります。


まず、見切りが限りなく悪いです。
私も免許を取ってから様々な車を運転しましたが、その中でもワースト1に入ります。

車幅感覚が苦手な方で、購入を考えている方には必ず試乗される事をオススメします。


次に走行性能に関してですが、ボディと足回りの剛性バランスが宜しくありません。

ボディ剛性に関して言えば、同じクラスの国産車に比べると悪くないレベルだとは思うのですが、欧州車と比べると些か物足りなさを感じるレベルです。

また足回りに関してですが、ある程度スピードを出してコーナーに侵入した時に、あまり粘りませんでしたし、サスペンションが小さくロールをして遠心力を逃がす様な味付けで非常に残念でした。

また速度を出して段差を越えた時の動きなのですが、サスペンション自体の動きが良くないのと、ロアアーム辺りの部品もちゃっちいのかな？足回りの剛性が悪く、ボディ剛性もあまり無い為に｢ボヨン｣という効果音で出るみたいに跳ねます。

はっきり言って不快でした。



総合すると、デイリーユースオンリーなら見切りが悪いですが、なんら問題は無い車です。
しかしスポーツを走行をある程度楽しみたいという方は、欧州車に乗った事がない方にオススメします。欧州車と比べたら悲しくなるレベルです。

また欧州車に乗った経験がある方には、比較的価格も安いですし、車外サスペンションを組めばもう少しマシな動きになると思います。


価格も価格ですので、それなりかな？という気がします。
1600ccターボの4WDが出るとの噂も出ていますので、熟成をすれば良い車にはなるのではないかなと思いました。

満足している点

①軽快に動く事
②居住性が高い事
③インパネ中央部のパネルでアクセル開度が分かる事

不満な点

①ボディと足回りの剛性バランスが悪い事
②見切りが悪い事

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験