玄人向けのFFと安定感のAWD(修正)
3月に投稿した内容を修正・再投稿します。(2.0i-S(AWD)アイサイトを試乗しているので再投稿の関係でグレ
2012.6.6
- 総評
- 玄人向けのFFと安定感のAWD(修正)
3月に投稿した内容を修正・再投稿します。(2.0i-S(AWD)アイサイトを試乗しているので再投稿の関係でグレードをそちらに設定しています)
今の車は予算の都合でFFを選択しました。
FFではFFの、AWDではAWDの味がはっきり分かる作りこみになってて非常に味わい深いです。
また200万という価格を考えればデザイン・内装はそれなり、乗り心地や運動性能は反則レベルといえます。
特にFFは予算の都合という以上にタイプR亡き今国産No.1のFFスポーツとしても選ぶ価値があると思います。
- 満足している点
- 外観:好みの問題ですが、特にセダンのラインはHB以上に好印象。ルーフラインが綺麗でリアビューがWRXを思い出させるほど力強く、BLレガシィを思わせるほど凛々しく、フロントビューも4・5代レガシィのいいところが凝縮されたよいものになっていると思います。
内装:軟質材を多用し、形状も拘ったということでこのクラスとしては及第点に思います。
乗り心地:サスセッティングは一見固目ながら路面の段差のいなしが巧みで、コーナリング時も非常に安定しています。恐らく外車含めて他社(特に某親会社)だと3~400万以上はたかないと手に入らないような質感だと感じます。
エンジンフィール:ターボ車に比べると物足りないですが、よく回るし加速性能はこのクラスの従来のNA2Lをはるかに凌駕するレベル。なおハイオクを使うとより小さい踏み込みからパワーを発揮してくれます。
ハンドリング:多分、水平対向でなければ出せない程のパフォーマンスだと思います。
⇒車両重心というのは実際5mm単位で効いてくるものなので、重いエンジンの全高が低いことで直列エンジンに対するアドバンテージは大きいと思います。
高いボディ剛性と等長ジョイントの構造的余裕から来る正確な舵の動き。
サスセッティングはAWD、FFとも後輪の回転がはっきりシートに伝わってきます。
コントロールのしやすさや後から押される感覚などはAWDに分がありますが、後輪がフリーな分、FFの方がちょっとしたハンドル捌きで荷重の移動がしやすく、運転の自由度は高いと思います。
特に腕に自信のある人は積極的にFFを選んでいいと思います。
ちなみに限界性能は純正の状態で前車・BPレガシィターボのチートマシン(ボディ補強+車高ダウン)を上回っています(VDCをカットしたときのそれは化け物じみてますが、腕に自信の無い方はやめた方がいいです)。
燃費:寒かったり加減速が多かったりすると難しいですが、十分暖気すれば巡航燃費が18~20km/Lに達するのでこのクラスの純エンジン車としては上々です。気温が10度前後もあれば本領を発揮してくれます。
ただそこのところはアクセルワーク次第のところがあり、加速し終わったら速やかにアクセルを緩く踏みかえる等の工夫が必要です。
- 不満な点
- 内装・質感:ドアを開けたときにねじが丸見えなのは減点材料。また、純正本革ハンドルの質感があんまり好みではない。(MOMOステの設定が欲しいところです。)
寒いときの燃費:どの車も一緒かもですが、暖気するまでのところは何とかならないかと思います。
アイドルストップが作動できるようになるまでも時間がかかるし、その間は巡航もマニュアルモード使ってギア比を操作してあげないと燃費が悪いばかりです。その代わり春から秋にかけての暖かい時期は燃費はいいと思います。
エンジン:取説どおりに回すともっさりしてます(ハイオクを入れましょう)。
それでも自然吸気では高速域や上り坂は少し辛いです(普通に走る分には十分と思います)。
ブレーキ:同じく日常で不満はないものの純正でフロント16インチ、リア15インチの4輪ベンチブレーキが欲しい。
純正タイヤ:同じく普通に飛ばさなければ日常での不満は特に無いでしょうが、ダンロップのSPスポーツではグリップが物足りない。こちらはミシュラン・パイロットスポーツに来年換装予定です。
アイサイト:試乗や代車では確かに面白いですが、日常では車線逸脱警告とかが非常にうるさいです。
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