フランス車に搭載している『ＡＬ４』というオートマが、評判悪いというのは、本当ですか？

Question

補足

実際に、このオートマチックトランスミッションを搭載した車両に乗ったご経験のある方からのご回答をお待ちしています。

Answer 1

2004年型ルノー・ルーテシア（フェイズⅡ）に乗っています。
中古購入ですがね（笑）
エンジンルーム内に『プジョー・シトロエン・ルノー』のそれぞれのエンブレム
が入ったE.C.Uボックスがあるので、私も間違いなくユーザーです（笑）


耐久性、耐故障性という点で難があります。
私の場合、先のdekangoogoo様が仰っているのと異なり
手動でギア下げを行うと逆に良くなくコンピューター任せの方が
良いと聞いたのでこれまでそうして来ました。
が、6万キロを超えた現在冷間時に限ってですが異音と振動が
酷くなってきたので、来週購入店にて点検してもらうことになってます。

こうなると手動での操作のほうがいいのかな～？
4速 → 3速間の変速衝撃結構大きいですし。

最悪ギヤボックスゴッソリ交換になっても、
保障期間中なので実際の出費は殆ど無くて済みそうですが。

ちなみ購入して、1年半でA.T.Fを下抜きで計8L【A.S.H】A.T.Fに交換してます。

Answer 2

2000年式ルノーセニック（フェイズⅡ）に乗っているものです。ＡＬ４がバッチリ付いていますよ。

ＡＬ４については賛否両論ありますが、一番多いのは故障ですね。ほんと故障しやすいオートマです。セニックが日本からどんどん絶滅して行っているのはＡＬ４の故障が原因の大部分でしょう。

ちなみにオイルを「ニューテック」というメーカーのものに換えるとかみなさん色々対策はしていますが、根本の機械の対策はありません。メーカーもあきらめている様な対応で、一歩間違えばリコールの対象にもなりそうな状況ですが、このまま絶滅してくれるのを待っているかにも思えます。

ただし、私のように６万キロを超えても快調に走る個体もありますので、乗り方を工夫する事で寿命を延ばすことは出来るようです。

まず、エンジン始動後のミッションが冷えている時は徐行を心がける事です。最低でも１０分はノロノロ運転（時速10km以下）でミッションをジワジワ温めます。また、信号などで停止する時には自動で４→３→２→１速とギアが下がりますが、機械がやるよりも先に手動でギアを下げて下さい。その方が自然なエンジンブレーキになりミッションを痛めません。

以上の事を心がけて乗れば長持ちします。壊す人はミッションが温まるまでに急加速をしたり、アクセルをガバッと踏んでギアをキックダウンさせたり、機械に任せてシフトダウンさせたりして、すべての行為が大きなシフトショックを発生させミッションを早死にさせます。逆にこれが出来ない人にはお勧めできません。

また、「学習機能付」「何十通りものシフトパターンを記憶しているので最適なシフトタイミングを自動で選ぶ」なんて事をうたっていますが、ハッキリ言ってアホコンピューターです。常に変なシフトチェンジを提供してくれるので期待してはいけません。積極的にシフトレバーを操作してコンピューターに何もさせないのが勝ちです。

最後にＡＬ４の評価されているところをひとつ。上にも書きましたが速度が下がると自動でシフトダウンするので、常に加速態勢でいられます。またエンジンブレーキもどんどん利かせるセッティングなので人によっては減速しやすいと感じるかもしれません。ただし、私は先にも書いた通り、自動シフトダウンは故障の元なので機械にはさせません。夏場のエアコン使用時は更に回転合わせがぎこちなくなるのですごいことになります(笑)

いずれにせよ日本車のＡＴと比べるとかなりクセのあるＡＴであると言えます。ある意味将来伝説になると思います。

追伸です

私はシフトショックを低減するため独断で手動チェンジを行っています。ちなみに手動チェンジが良いとは聞いた事が無いので、素人の浅はかな知恵だと思って下さい(笑)

どちらが良いのかは車両によるのかもしれませんので一概にどちらが正解かと言えないのかもしれませんね。

また、２→３速や３→４速のシフトアップ時は手動だとアクセルオフだと軽く「ゴツン」と鳴ります。私はギアが切り替わる前に少しアクセルを踏み増ししてショックを消しています。もしくは自動シフトアップならそれほど鳴りません。「コツン」程度でしょうか。

恐らく自動での回転合わせが下手なのかそもそも回転がズレている（故障している？）のか。もともとＭＴ車に乗っていたので自動シフトチェンジの際の回転のズレが非常に気になるので手動でやっている次第です。

すいません、質問主様の質問とかけ離れた回答になってきたかもしれませんね。それほどクセがあるということで。