ルノー カングー 「長距離、荷物運びに最適」のユーザーレビュー

North-Wind North-Windさん

ルノー カングー

グレード:ゼン_RHD(MT_1.2) 2016年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
5
乗り心地
5
燃費
4
デザイン
4
積載性
5
価格
4

長距離、荷物運びに最適

2018.8.18

総評
長距離走行、高速運転に強い印象。
発進ではオートマに負けるが・・・

最初は荷物がきれいに積めることが第一義であったが、今では、カングーに乗るのが目的化しつつある。
満足している点
まず見てくれがよい。美人とも言い難いが愛嬌があって見飽きないタイプ。
収納性がよい。余計な3列シートがない、2列目も床下に収納可能(元が商用車だから?)。荷物室の床面が当たり前のように平坦になる。

(実際に乗ってみて)
そして、やっぱり走りの良さと乗り心地。
不満な点
特になし。

強いてあげれば、1.2ターボのため、低速時の加速感がちょっと急すぎて違和感がある。ので、2~3速はゆっくり目にアクセルを踏んでいる。

Aピラーがやや視界の妨げになっているようで、右左折に注意が必要。

2020.07.03追記
雨滴自動感応式のワイパー
夏はいいのだが・・・冬になると降雪に対する感応性が良くない。ほとんど反応しない。
冬は、普通の間欠ワイパーで十分なのだが・・・
仕方がないので、小雪のときなどは、レベル調整のつまみや実際のワイパーレバーを直接操作して対応している。
標準装備のフラットワイパー、冬に使えるのか?とも思ったが、試みに一冬過ごしてみたが、意外に使えた。
デザイン

4

2020.09.02追記

外装は特に前側は、どちらかと言えば前期型が好み。
内装はシンプルで好ましい。
その代わり、ドリンクホルダーの類が使いづらい。殆ど使えないと言って良い。
個人的にドリンクホルダーは、なくても困らないが、同乗者のために追加している。
ドアポケットにペットボトルを置けるが、なにがしか、抑えになるものを置かないと倒れる。
助手席や後席の乗降に使えるような取っ手がないのが、マイナスポイント。
走行性能

5

タイヤはミシュラン(ENERGY SAVER+ 195/65R15 91H)。

 1.2L直噴ターボのエンジンは静かでそこそこ馬力があり、惚れ惚れする。直進の安定性や曲線への追随性も非常に良い。
 ただ、ステアリングは従前のシエンタと違い、やや重い感じ。タイヤの幅が広くなっていることも原因だと思うが。

 曲線部は、従来なら手前で減速しなければならないようなR=100程度のカーブでも結構な速度でブレーキも踏まずに突っ込める。
 ただし、夏道だけ。冬道にそんな走り方は厳禁なのは言うまでもない。

 上り坂については、従前のシエンタでは、3速に落とさなければ、どんどん、速度が低下したものだが、ある程度の勾配までは5速でOK。6速でもよい場合もあるが、おそらく2%以内の勾配であろう。
 勾配4%程度が長く続く場合は、さすがに5速は息切れするようで、坂に入る前に4速まで落としておく必要がありそうだ。坂の途中でシフトダウンしても回復するのにやや時間を要するようだ。乗ってみて気づいたが、MTのカングー君、ギアと速度の組合せが悪い場合はシフトダウン/アップの警告指示を出してくる。5速入れっぱなしで気付かず定速走行することはなさそうだ。

 問題となるのは発進時と低速走行時。
 ガソリン車のMT(トヨタカローラバンFR,1300cc,4速MT)から20数年ぶりだったこともあり? 発進時は結構、もたつく。カローラバンはそんなに難しくなかったような・・・
 1速で少し走って間を入れずに2速に入れているが、2速のパワーがない感じ?
 2速で低速だと、エンジンが止まりそうになる(アクセルの踏み込みが弱いかも?)。特にAT車であろう、国産車の車列の中で上り坂での低速走行はつらい。通常走行で1速まで落とすようなことは稀のはずだが・・・

 急勾配や急カーブ等でのシフトチェンジの必要性(シエンタでは頻繁に切り替えが生じていた)を考え、6MTを選んだが、正直、ほとんどその必要のない走りっぷりで、MTを選んで失敗だったかも?との疑問も。MT操作のため、眠っている暇がない点では、MTで良かったと、前向きに考えるしかない。

2018.11.28追記
冬道はおおむね問題ないが、スケートリンク状態の路面では1~3速にシフトアップしていかないと発進に手間取る(いきなりの2速発進は、よほど摩擦がない場合に限る)。路面の状態が良ければ、特に4WD車に引けを取ることはない。

ヒルスタートアシストはカタログに作動勾配が記載されていないが、おおむね5%以上で作動しているようだ。2~3%では作動しないので注意が必要。また、強めにアクセルを踏む必要がある(エンストしがち)。
乗り心地

5

シートはやや硬めに感じるが、約10時間の連続的な運転では思ったほどの疲労はなかったと感じるが、腰より首がちょっと痛い。
 北海道の道路は、規格の低い道路で特に顕著に連続的な横断方向のひびわれ(温度応力ひびわれ)が見られるが、ひびわれ通過時には凹凸の存在を感じ、完全に衝撃吸収するということもなさそうだ。これは橋梁の、特に鋼製の伸縮装置部(一般で言うところの道路の継目?)でも同様。トヨタハイエースのような、固いスプリングの印象はないが、トヨタプロボックスのようなクルマと相違ないかも。

 幅はともかく、シエンタと同じ程度のボディのはずだが、乗るうえでお気楽感がない。トヨタ・ノアクラスのクルマに乗っている気分。かしこまって乗るつもりはないのだが・・・


2018.10.10追記
 乗降について
 年寄りには高さが大きく、乗り降りしづらいらしい。ただし、助手席の座り心地は良いとのこと。

2018.11.28追記
5000kmを超えたあたりから、ターボの音が目立つように感じる(いままで気づかなかっただけか)。
積載性

5

意外な盲点。後席が固定式のため前後の調整ができないため、後席を立てた状態なら高さ方向を除き、シエンタに軍配となる。奥行きが少々足りず、折りたたんだ状態の自転車を縦に収納できない。横置きにするか、左右いずれかの2列目シートを倒す必要がある。
 後列シートは完全フラットにはならず、やや前が高い。
 車中泊にするなら、それなりのマットを敷かないと、ちょっと床が固いのと屈曲部の凹部が気になるかも。
 積載方法は今後の課題。

 荷室部の大きさは後席を立てた状態だと、騒ぐほど床面が広く取れるわけでもないが、床面がフラットなので汎用性は高い(新型のシエンタも床面はフラットなので、シエンタの選択肢もなかったわけではない)。
燃費

4

2020.6.17修正

40000km程度走行した限りでは、12.5km/L

街乗りは10km/L程度で良くはない。

長距離60~70km/h程度の走りなら最大17km/L程度。
価格

4

本体は値引きなし。
オプションは3割引程度だったか・・・
ルーフレール、ETC、標準タイプのマット、ドラレコはDラーに送って取り付け、カーナビはポータブルを自分で付けたが、バックカメラ装備を考えていなかったので失敗した(安物買いの銭失いに)。その他にスノー用ワイパー。

メンテナンスサービス込で300万ほど。
故障経験
2018.09.30(追記) エンジンスターターが回らない不具合発生。2時間後の再始動で何事もなかったように回復したが・・・対処法として、バッテリーのマイナス端子を付け直すというのがあるらしい(ディーラー談)。

初回から2回ほどエンジン始動不良があり、部品交換している(部品名称は不明)。

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