2020年1月
■2020年1月
ポルシェジャパンは、マカンの高性能バージョンとなる「マカンGTS」を2019年12月17日に発表、2020年1月15日に予約受注を開始した。
マカンGTSは最高出力で先代モデルを(15kW)20ps上まわる、280kw(380ps)、最大トルク520Nm/1750~5000rpmを発生する3.0リッターV6ターボエンジンを搭載。オプションのスポーツクロノパッケージを装着することにより、0-100km/h4.7秒、最高速は261km/hと発表されている。
ダンパーをコントロールする「ポルシェアクティブサスペンションマネージメント(PASM)」には特別なチューニングが施されており、車高が15㎜低くなったことでシャシーは横方向のダイナミクスが向上。オプションのアダプティブエアサスペンションを装着すると車高はさらに10㎜低くなる、20インチのRSスパイダーデザインホイールを標準装着するため大径のブレーキディスク(フロント360㎜×36㎜、リヤ330㎜×22㎜)が装着可能となった。ブレーキディスクの表面にはタングステンコーティングを施した「ポルシェサーフィスコーテッドブレーキ(PSCB)」がオプションとして用意されている。
エクステリアは「スポーツデザインパッケージ」を標準装備。ブラックペイントの施されたフロントエプロンはすべてのポルシェGTSモデルに共通する特徴でLEDヘッドライトと組み合わされる「ポルシェダイナミックライトシステム(PDLS)」と3DリヤLEDライトバーにはティンテッド処理が施されている。
インテリアはシート中央部とセンターコンソールアームレスト、ドアパネルにアルカンターラを、マルチファンクションスポーツステアリング、シフトパドルにはスムースレザーを採用した。シートは8段階調整式のGTSモデル専用スポーツシートを装着。BOSEサラウンドサウンドシステムをオプションで用意するなど、ユーザーの好みに内装を作り上げることも可能だ。日本仕様ではアダプティブクルーズコントロール、レーンチェンジアシスト、リヤビューカメラ、サラウンドビュー機能付きパークアシストが標準装備となる。