いいとは思いますが・・・
普段乗っている車の代車で1週間利用しました。
主に街乗りが中心なのであまり参考にはならないかもしれませんが、書かせていただき
2009.7.25
- 総評
- いいとは思いますが・・・
普段乗っている車の代車で1週間利用しました。
主に街乗りが中心なのであまり参考にはならないかもしれませんが、書かせていただきます。
- 満足している点
- ①大柄なサイズでも驚くほど運転しやすいこと
角張っていて見切りもよいため、全幅が1.9mとは思えないくらい運転しやすい車です。
左ハンドルでも視点が高いため右折時の苦労も少なく女性の方でも気軽に乗ることができます。
また顔もポルシェの顔でしっかり「カエル」です。
②ボディサイズ、重量を物ともしない怒濤の加速
大排気量車の特徴で難無く加速します。しかしティプトロのマニュアル操作を積極的に利用
できません。合わせてにエンジンを回す楽しみを求めることはできずまたプリウスの
がんばりをこの1台で帳消しにする燃費の悪さと二酸化炭素放出です。
③通行人が興味深くみます
やはり、一見ではポルシェっぽいけど国籍不明の外車程度で通行人の視線は気になります。
もしかしたらそんなに大きい車狭い日本で乗る車じゃないという冷たい視線かもしれません。
しかしポルシェの車名アピール度がベンツみたいにこれ見よがしではないところが好きです。
④出かけたくなります。
初めての家族全員がゆったり乗れるポルシェなので、山や海など家族や友人と出かけたくなる
それはそれで友情などを深められる初めてのポルシェだと思います。
⑤参考書みたいなカタログ
ポルシェ全般にいえることですが、メルセデスとは比較にならないハードカバーの立派な
カタログがもらえます。機械好きにはたまらない蘊蓄満載です。
⑥フレンドリーなポルシェセンター
ヤナセやシュテルンと違い、私が行く北関東のポルシェセンターはスタッフの方が全員気さくで
用もないのについ遊びに行きたくなっちゃうような雰囲気です。スタッフの方もポルシェ好き
が多く、またポルシェクラブなどポルシェを通じて新しいことが始まりそうな魅力を持った
車がポルシェのいいところです。(ヤナセはスタッフがベンツ好きとは限りません。)
⑦ドスンと重いドア
これなら万一事故にあっても車が守ってくれそうなくらい頑丈さがにじみ出ています。しかし
状況によっては事故相手に致命的な一撃となりそうです。
- 不満な点
- ①純粋なポルシェではないこと
ポルシェが作った「ポルシェっぽい」ポルシェです。ブレーキシステムも当然911とは違い
あの沈み込む独特の減速感は期待できません。その他、メーター内、鍵、ドアハンドルなど
細かいことまでそれは似て非なる物です。
②不明瞭なコンセプト
この車がポルシェの収益に貢献し今日の暴走につながりましたが、果たしてこの車の存在
意義は何かが不明瞭です。ユーザーの裾を広げ、家族で乗れるポルシェ好きのセカンドカー
的存在以外フロントV型エンジン、ワーゲンとの共同開発をしてまでポルシェが伝えたかっ
た物は何でしょうか。
もちろん、事実は他にあるのでしょうが当時収益面で苦しかったポルシェにワーゲンが
「今度大きなSUV作るんだけど一緒に作らない?儲かるよ!」
と気楽に誘ってそうなイメージです。(勝手なこと言ってごめんなさい)
車はワーゲン主体の開発でとても真面目にできており、いい車だとは思いますがだからこそ
ポルシェ濃度も薄く、これを「ポルシェのバッジ」で買う理由がどこにあるのかはわかりません。
911やボクスターは、「これはポルシェでしか作れない」という何かがありますが、カイエンには
「ポルシェ以外でも作れそう」な何かがあります。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験