e-POWERについて、現在、新型エクストレイルに搭載されているe-POWERが最強だと思いますが、これをノートオーラニスモに搭載して、ニスモSとした場合、

Question

GRヤリスやtypeRと同等または超える存在になり得ますか？
エンジンとモーターの違いはありますが、モーターにも速さを求めても良いのではないかと思うのですが。

Answer 1

速さと言っても、どんな速さなのかによります。

例えば発進加速だけなら、最強クラス e-POWER はＦＦのシビックタイプＲなみに速くできる可能性があります。
しかし、速度が上がるほど加速の伸びが悪くなっていきます。
シビックタイプＲのほうは、速度が上がっても強力な加速を続けられますので、徐々に差が開いていきます。

最高速は、最高出力が高いシビックタイプＲ、ＧＲヤリスのほうが明らかに速いです。
モーター系は燃費優先で設計されていますので、最高速を高めるために必要な最高出力を意識した設計ではありません。
もし設計の段階から最高出力を高める仕組みで作れば、違った結果になると思います。
しかし最高出力を高めるには、それに見合う発電用のエンジンと大容量バッテリーも必要になり、さらに車両重量が重くなりますので『直線番長』のような車になり、直線加速は速くてもカーブや交差点を曲がるのは苦手な車になってしまうかもしれません。
これでは本末転倒です。

カーブが続く峠道やサーキットでの速さは総合力が求められますので、車両重量が重い車は不利になることがあります。
多少出力で勝っても重量が重いと負けます。
バッテリーを搭載する車は重くなる傾向がありますので、カーブでの速さは不利になり、車両重量のわりに最高出力が高いＧＲヤリスのほうが明らかに速いです。

スポーツタイプの車が好きな人にとって一番大事な『運転の楽しさ』では、圧倒的にＧＲヤリスが勝ります。
最強クラス e-POWER でも車両重量が重くなると、カーブや交差点を曲がるときにモッサリした印象になり、運転の楽しさは犠牲になります。
そのため、車両重量で有利なＧＲヤリスのほうが、運転して楽しい車になります。
やはり重量が軽くないと、カーブや交差点を軽快に曲がれませんので、重量で不利になる 最強クラス e-POWER は、運転の楽しさを求めるには不向きです。
出力が多少犠牲になっても、車両重量が軽いと運転が楽しくなります。
良い例がスイフトスポーツ、重量 970 kg と軽いので、控えめの出力のわりには加速力があり、カーブや交差点を曲がるときも有利です。

総合的に見ると、速い車を作るには出力を高めるだけではなく、軽さも重要になるということです。
エンジンでもモーターでも出力を高めることは、技術的にも製造コスト的にも難しいことではありません。
しかし、車を軽く作ることは非常に困難で、技術的には可能でも製造コスト的に不可能になるのが一般的だと思います。
分かりやすい例が、1000万円を超える上に最強クラスの出力の ＧＴＲ でも、車両重量が非常に重くなるのは、そこに製造コストの壁があるからです。

Answer 2

なりません。
e-Powerの動力源はエンジンであり、エクストレイルのエンジンは1.5リッター、144馬力です。
144馬力のエンジンで発電機を回すので、発生する電力は必ず144馬力相当未満になります。これでモーターを回すと変換ロスにより、さらに出力は下がります。
バッテリーに貯めた電力を併用することでスペック上は一時的に340馬力（前後モーター合計）が出せますが（実際にはそんなに出してません）、バッテリーを使い切れば上記により140馬力程度が上限。
おまけに、バッテリー積んでる分だけ車重が重いので、パワーウェイトレシオは劣悪になります。

GRヤリスやシビックTYPE-Rと同等に走らせたいなら、最低でもそれら二車種を超える出力のエンジン積まないとダメでしょう。

Answer 3

もうベンツがやってるね。
ようは、エンジン出力とモーター出力を合算するってこったな。
残念だけど、バッテリーってのは相当重いからモータースポーツの世界では話にならんのよ。ヤリスやシビックがサーキットで速いて言われてんのは、PWRがこのクラスの市販車ではかなり低い。一概にこのおかげとは言わないけどほぼこれで決まるね。ノートに搭載できるモーターとエンジンなんか精々ちっちゃいものよ。それなのに今より重量増って、さらに遅くなっちゃうかも。

Answer 4

EVはゼロ発進では無敵に近い速さを持ちます、しかしそのあとの伸びには欠けます。
しかも高負荷になると電池はあっという間に減っていきます、これでは勝負になりません。
トヨタがハイブリッドシステムをエンジンとの協調制御にした理由はこれです、如何に強力なモーターにしようと超大容量のバッテリーを積もうと現状ではガソリンエンジン車と互角に戦えるところには到達していません。

Answer 5

＞GRヤリスやtypeRと同等または超える存在になり得ますか？
なりません。
出力が全然違いますから。
GRヤリス/GRカローラが約300馬力のAWD、シビックtypeRが330馬力のFWD。
一方、新型エクストレイルの最大出力は、バッテリーや発電容量の関係で約200馬力です（単純に前後モーターの出力合計＝最大出力ではない）。
https://response.jp/article/2022/07/27/360118.html

起動トルクが大きく、細かな駆動制御が行えるモーターの特性を活かして、コーナーの立ち上がりでは勝負できるかもしれませんが、その後は、出力に勝るGRヤリス/GRカローラ、シビックtypeRに敵わないでしょう。

Answer 6

期待はできるが今のままでは最高速が出ない。
電源供給が間に合わない。
EVにもミッション付けて効率化できるのかな？

Answer 7

EVにスポーツタイヤを装着されてはどうでしょうか！？