ハロゲンH4球の2灯式ヘッドライトにプロジェクター4灯式にしようと思うのですが、この場合、公道に出る前に構造変更の手続きをしないといけませんか？

Question

現在ハロゲンH4球の２灯式ヘッドライトの車に乗っています。
10年以上前の車なので夜は暗くて運転するのが怖いです。
なので最近の国産車の4灯式ヘッドライトのプロジェクターをそのまま埋め込んで4灯化しようと考えています。

そこで質問なのですが、2灯式の車のヘッドライトを4灯式にしたら構造更新の手続き（検査）は必要ですか？
また必要な場合はヘッドライトが完成しても構造更新の手続き（検査）をするまで公道を走ってはいけませんか？

補足

実はPIAA含め3種類のH4のHIDキットを試しました。 (しかしPIAAで測定しても光量が規定値に足りませんでした) 車高の高い軽自動車なんですがリフレクターに問題がありそうです… 追加で申し訳ないんですがlow側のプロジェクターはリフレクターに固定するつもりなんですが、 hi側も収めるのは容易ではないので旧ステージアや旧セリカのようにlowと分離させて付けても光軸、光量が規定内なら構造更新の手続きは必要ありませんか？

Answer 1

2灯式を4灯式にしても、その逆にしても、法的には問題ありません。
問題となるのは、ロービーム取り付け位置、最高光度のみです。
ハイビームは案件がないので、灯具が車体枠の中にあれば、何処にあっても構いません。
もうひとつの問題は、ディーラー修理の時に、合法改造であっても違法改造扱いされる場合があること、ブラケットを誰が製作するかと言うことです。

補足について。

補足前にも書きましたが、ハイビームは取り付け位置の指定がありませんので、ステージアやセリカ、ひいてはXトレイルハイパールーフレールの様にしても構いません。
ラリー車の様に、ランプポッドの様にしてもOK。
守る事は、ボディからのはみ出し不可。
ハイビーム個数は4個まで。
最大輝度は43万cdまで。
色は白のみ。
ロービームはランプ上端が800㎜以下。
確か
下端は500㎜以上。
左右600㎜以上離す。
最低輝度は2灯式は15000cd以上、4灯式は12000cd以上。
色は白のみ。
詳しいデータは保安基準ハンドブックをご覧下さい。
陸事のそばの整備振興会で販売されています。

補足前にも書きましたが、ディーラーや町工場だと、例え合法であっても違法改造扱いされるので、瞬時にノーマルに戻せる様にしておいて下さい。
配線も同様です。
ノーマル配線を切らない様に回路設計をして下さい。

成功を祈っています。

質問者からのお礼コメント

とても詳しくわかりやすい回答でとても助かりました！
成功するように頑張ります！

Answer 2

普通２灯式から4灯式ヘッドライトのプロジェクターに変更する方は暗さ対策よりも他人と違った車にしたい目的な方が多いと思いますが？
個性追及の為ですから多少の費用増も手間も惜しまず頑張れます。

話の流れをぶった切ってしまいますが、単に暗さ対策ならＨＩＤキット購入すれば手間も大した事なく格段に明るく出来ますけれどＨＩＤに交換の考えはないのでしょうか。？
近年は国産の物も値段がこなれて来ましたので評判良いのを選べば大丈夫かと思います。
一部中華製では精度悪くて光束がきれいに纏まらないで対向車が眩しい危険な物には要注意です。

Answer 3

その車の上位グレードとか、オプションで４灯式のヘッドライトユニットがあれば、それを流用すると楽だと思います。

ただ、そういう事ができる車は限られると思います。
レガシィのＢＧ５がそうです。
私が昔乗っていたのですけど標準では２灯式で比較的暗かったです。
そこで、オプションの４灯式の中古ユニットを手に入れ取り付けようとしたのですけど、車体側の配線が全く異なり、スバルの正式な回答は「無理」と言うことでした。

その後「モレッティ」と言う会社のリレーが出ていることを知り、それを組み付けて使っていました。
車検も問題なく通っていました。（何の届けも無しです）

Answer 4

基本的には構造変更検査はひつようありませんが、照射範囲の確認や光軸が規定の範囲内にあることが必要となります。
ヘッドライト（前照灯）には細かい規定があります（取付高さ、色、光軸、照射範囲等）その規定に合致しない車両を公道で運転すると整備不良もしくは違法改造で違反切符を切られます（道路運送車両法保安基準第32条参照）
改造された場合はディーラーや国土交通省陸運局で確認をしてもらって下さい。