日産 ノート e-POWER 「加速と静寂性に満足」のユーザーレビュー

YOU-TA YOU-TAさん

日産 ノート e-POWER

グレード:eパワー X(1.2) 2016年式

乗車形式:マイカー

評価

4

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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加速と静寂性に満足

2017.5.13

総評
モーターの力強さ、滑らかさと、重量負担で燃費に不利に働くはずの静寂性の向上を、燃費の良さと両立させている完成度の高さが非常に魅力的です。

内装の作りやラゲッジの使い勝手など課題も残していますが、この価格なので全く問題にならないです。

グレード選定に悩む方も多いと思いますが、この車を検討する方は、燃費、加速性能、静寂性、価格を重要視してる方が多いと思います。

Sは燃費特化の実用性を省いたグレードなので割愛しますが、
短距離の通勤や買い物、2台目のサブ用であればX、
主に内装の高級感が欲しい場合や走行安定性の高さを求める方、長距離運転が多い方はメダリスト、
上記に加え外装も高級感が欲しい場合はモードプレミア、
e-powerの走りを余すことなく堪能したい方はニスモ、

というところでしょうか。
ガソリン車や、一般的なハイブリッド車とは運転感覚がやや違うので必ず試乗をオススメします。

前述しましたが、e-power Xの14インチタイヤは直進安定性が悪い為、長距離運転が多い方は15インチ以上装備のグレードを選ぶか、インチアップをオススメします。

後部座席のステップまでの高さが地上より約40cmと少し高めなので、小さな子供がいるファミリーの場合は子供の乗せ降ろしに力がいるので要確認ポイントです。

インテリジェントアラウンドビューモニターは液晶ならではの見え方にクセがあるので、現物を見ないで付けるのは要注意です。
満足している点
・クラス最上級の加速の良さ
・発進が滑らかな為、非常に運転しやすい
・e-power Xでもクラス最上級の静寂性
・設計の古さを思わせないエクステリア
・話題の車なので所有感は高い
・以外に燃費が伸びるノーマルモード
・運転する毎に自動リセットされるトリップ燃費機能が意外に嬉しい
・ラゲッジ内に12Vバッテリーがある為、アンプ等のバッ直がしやすい
・内装の作り等は従来のガソリン車と共通点が多い為、DIY情報が非常に多い
不満な点
・静寂性は高いが乗り心地は価格相応
・設計が古い為か内装の作りやラゲッジの使い勝手は正直良くはない
・ecoモードやSモードの回生ブレーキ力の調整やON・OFFの設定が欲しかった
・e-power xの14インチタイヤは直進安定性が低い
・バックソナーの音が古くさい…
スイッチで消音する事はできるが、運転の度にリセットされてしまう。
デザイン

-

走行性能

-

ecoモードに設定するとかなり緩やかな加速になるが、極端に遅くなる訳でもなく、特にストレスも無く運転できるので実用的なセッティングだと思う。

ecoモードとSモードの回生ブレーキは、アクセルを少し緩める程度ではブレーキランプが点灯しない為、追突事故を貰わない為にブレーキランプの点灯タイミングを覚える事は重要と思います。

後続車との車間が狭い時にいきなりアクセルオフすると、確実に追突自己の原因になる程強い回生ブレーキが働きます。
回生ブレーキの強弱設定ができれば良かった。

ノーマルモードに変えた途端に、このクラスでは考えられない加速をしてくれます。
初速はSモードよりノーマルモードの方が加速が良いです。
回生ブレーキもかなり弱いので運転しやすい為、普段はノーマルモードで運転しています。

Sモードは初速こそノーマルモードに劣り、ecoモードと同等だが、中間加速になるとecoモードよりレスポンスが良くなり気持ちの良い運転ができます。
乗り心地

-

このクラスの車なので乗り心地は諦めていましたが、やはり細かい振動はかなり車内に伝わりますし、段差乗り越え時もショックを吸収しきれていない印象です。

シートも価格相応という印象で、シートで振動を吸収しきれていないので腰痛持ちの方には長距離運転はかなり厳しいかと思います。

しかし静寂性は間違いなくクラストップレベルです。
エコタイヤにも関わらず、サーという高音のロードノイズはかなり抑えられ、段差突き上げ時の低い音もかなりマイルドです。
格安エコタイヤから静寂性重視のレグノやビューロといったタイヤに変更した時の感覚に似たものがあります。

しかし、nismo以外の純正タイヤがエコタイヤ(EP150)である事は、燃費や超寿命の点で貢献こそしますが、せっかくの静寂性を失わせてしまっています。

防音・遮音対策も、メイングレードが300万を越える車ほどではないですが、それに近い対策が施されています。
メダリストやニスモのグレードは各ドア内に吸音材が施工されていますが、そこそこの値段がする車によくある薄手のマットなので、それほどの効果があるとは思えません。

センターピラーの防音モールもメダリストには装備されますが、これも後で部品注文してしまえばメダリストと同様になります。
積載性

-

後部座席はライバル車と比較すると広いですが、運転席と助手席下に駆動用バッテリーがあるため、身長の高い人は足を伸ばせないかもしれませんが、身長170cmの私は全く気になりません。

ラゲッジスペースはライバル車の中では幅も奥行きも狭いです。
ラゲッジ下のスペースには12Vバッテリーや工具が収納される為、自由には使えません。
更に後部座席を倒すとフラットにはならず、段差ができてしまいます。
この辺りはライバル車より設計の古さが目立ちます。

ディーラーオプションのマルチラゲッジボードを設置すれば、ラゲッジが上下2段になり、後部座席を倒したときもほぼフラットになるので改善できますが、3万弱するオプションになります。

フィット3と比較すると小物収納スペースは多いですが、コンパクトカーとしては標準ではないでしょうか。
燃費

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燃費については先日ブログでも書きましたが、誰でも安定した燃費を出せる車だと思います。

以前はフィット3のHVを乗ってましたが、エコ運転時の燃費はフィットの方が1割程良いですが、フィットはモーター走行のみを持続させるのにかなり気を使います。
後続車に迷惑のかからない加速で運転した場合であればe-powerの方が燃費が良いと思います。

普段通勤に使用しておりますが、片道17kmの距離の渋滞の少ない郊外路で25km/L~26km/Lの燃費です。
最高で33.8km/Lを記録しました。
ハイブリッド車なので、どれだけ回生ブレーキで充電ができるか、安定したアクセルワーク、運転開始時のメインバッテリー残量が燃費をかなり左右します。

冷房か暖房を使用すると、燃費は10%~15%悪化します。

高速道路運転時は先輩方が書き込まれている通りライバル車と比べると燃費は落ちますが、渋滞している高速道路ではその限りではありません。
価格

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故障経験
時々回転数が不安定になり、メインバッテリーが満充電でもエンジンが回り続ける事があります。
システムの再起動で直りますが、月に2、3回はこの症状が発生します。

私の車体だけかもしれませんが、気になるところではあります。

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